
飛距離は弓とムチが基本
Question
ゴルフを始めて 5 年の 30 代男性です。
飛ばそうと思ったとき、ヘッドを走らせたいの
に腕ばかり早く動いてヘッドが走りません。
ヘッドを走らせるコツみたいなものはあるでし
ょうか?
Answer
ヘッドを走らせるには技術が必要でコツとかイ
メージの世界ではありません。
飛ばしの技はタイガー打法では恐らく 15 種類
ほど組み込まれていると思います。
まずこれらの技法を組み込む前に手掛ける事は
手を使わないと言う事で、腕と胸で出来る三角
形をアドレス時の形のまま終始振る練習です。
これで手振りをせずに打つ事になるのですが、
やってみるとビックリするくらい飛びません。
これで飛距離を出すには体を使うしかありませ
んので、ここからが手振りではないスイングの
習得が始まります。
そして最初に組み込みたいのは弓とムチです。
弓とはインパクト時の体の形の事で「逆 C」の
形状を作る事で、これが弓矢の弓に見えるので
弓効果と呼びます。
この弓は左サイドに張りを作りますので、右側
屈を入れながら踏み込む事で曲線で右に倒れ、
それによっての張りが強くなる事や体重が乗る
事でパワーが生れます。
また、ムチの原理で足、脚、腰、肩、腕、手、
ヘッドと各部位の間に時間差を作り、そこにそ
れぞれに張りを作って張り戻りでパワーを作り
ます。これが捻転差のタメです。
鞭の先端は音速を超えると言われるほど走る事
から最小限の力で最大のパワーが出せる技法が
このムチの動きなのです。
そしてこれらをマスターした時点で 20 - 30 Y
は飛距離が伸びていると思いますので、ここか
ら下半身の動作による飛ばしの技達を組み込ん
で行きます。
重心移動による踏み込み、右足の踏み付け、左
足の蹴りと腰の開き、そして右脚の蹴りです。
この一連の動作は微妙な時間差があり、連動し
て下から上へとパワーを増幅しながら伝達する
鞭のような動きに仕上げます。
169 cm、54 Kg の少年がこの段階で 300 Y 飛ば
していましたので、まずはここまでをしっかり
と定着させる事をお薦めします。
質問者さんのように手振りでいくら早く振って
も振り遅れるだけですので、基本通りのフォー
ムを習得して体で打つ事が大切です。