
ライ角やロフト角を曲げて調整
Question
80 前後であがれるようになりましたが、まだ
上手くなったという実感がありません。
その話しを先日友達に言うと、フィッティング
したらもっと良くなると勧められました。
たしかに自分のセッティングは新しくはないの
でそれも良いのかなと思ったのですが、実際そ
んなに変わると思いますか?
それと自分みたいなアマチュアだとその日によ
ってスイングが変わるからフィッティングして
も次の日にはまたスイングが変わってるからど
うなのか?
それに上手くなりたいから現状維持ではなく常
にスイングを良くしていきたいと思ってる場合
のフィッティングする必要性はどうなのか?
Answer
まず、フィティングの定義ですが、最近はその
人に合ったクラブを買わせるプログラムを言う
ようですが、本来の意味は調整です。
洋服を選ぶのはセールスで、裾を詰めたり細く
してその人の体型に合わせる事をフィティング
と言うのですが、ゴルフ業界は近年新製品をそ
の人に売りつける事を言うようになりました。
高橋塾はライ角や長さ、重さを調整する事をフ
ィティングと定義していますのでご了承いただ
きたいと思います。
最近流行っているのがフィッターがその人のス
イングを解析して、その人の癖をカバーするク
ラブを探して売る事です。
販売側も同じ人に何本も売るために必死で、こ
れで素人はすっかりその気になって次々と新し
いクラブを買うのです。
ところが、初心者の場合毎回スイングが違って
いますので 500 回打ったら 500 通りの球筋や方
向や飛距離が出て、計測する度に違うクラブを
買わされます。
質問者さんはご尤もで腕を磨く事が最優先なの
ですが、道具信仰者が多いのでゴルフ業界はま
んまと洗脳に成功しているようです。
たとえば、150 Y 先のグリーンにアプローチし
て 5 Y ほど左にカーブしてピンハイか、右プ
ッシュで 5 Y ほどのピンハイが延々と出るな
どの場合はライ角を 0.5 ~ 1 度アップライト
にすると突然、すべてが真っ直ぐに行く事があ
ります。
これはインパクトでハンドアップにして調整す
るか、ライ角を調整するかで治る事でした。
ライ角とはクラブのライ角と実際のライ角の 2
つがあります。
この二つを合わせる事をフィティングと言うの
ですが、ハンドアップで打てばフェイスは右を
向き、ハンドダウンにすればフェイスは左を向
と言う原理があります。
判りやすいのはつま先上がりの傾斜で左に引っ
掛けたりカーブして行く経験があると思います
が、それと同じでリーディングエッジはスクエ
アでもフェイス面は左を向いているのです。

ハンドアップでインパクトする事でフェイスが
スクエアになる場合はクラブのライ角は変えず
に打ち方を定着させます。
また、長年ハンドダウンで打っていて治らない
場合にはクラブのライ角をアップライトに曲げ
てもらって調整すれば良い事です。
ところが、これでは儲かりませんので、トルク
の高いシャフトにしてヘッドの閉まりを遅くす
ル事で引っ掛けないと言ったり、フックフェイ
スでないクラブを薦めて来るのです。
ゴルフは 99 % 打ち方です。
道具は僅か 1 % なのにその部分で博士になっ
てもゴルフは上達しません。
質問者さんのようにまずは動作定着が先決で毎
回同じ球が出るように基礎練習で安定させる事
が大切です。