
中期は起き上がり打法が主流だった
Question
身体が延び上がるのか、トップしたりトウ側に
当たって右に飛び出るミスをします。
何かよい意識の付け方などないでしょうか?
疲れてくる後半は特にトップが多発してしまい
ます。
治し方を教えてください。
Answer
伸び上がりはインパクトでしょうか、それとも
トップでの事でしょうか?
いずれにせよ浮いた分だけトップする事になり
ますので修正が必要です。
対処療法としてはトップあるいはインパクトで
沈めば起き上がりは治りますが、根本から治す
には圧縮打法に改造する事です。
質問者さんは恐らくインパクトで伸び上がって
打っておられるのかと思いますが、これは起き
上がり打法として中期のジャックニクラウス時
代に流行った打法です。
現在の主流は圧縮打法で、むしろ沈むように圧
縮して打ちますので、背筋を使ってブランコ漕
ぎ効果で飛距離を出す打ち方と、腹筋を使った
圧縮打法は二つの違った打ち方としてまず認識
して下さい。
圧縮打法とはまずテイクバックから左サイドベ
ンドを入れて左肩をマックスに落としながらテ
イクバックします。
そして、切り返しでは左肩を下げたまま左の肩
の下を右肩が通すように右側屈を入れて右肩を
下げて引き落とします。
すると上半身を収縮する事になって上から圧縮
されたような圧力を感じ、その圧力で体が弾か
れるように一気に回転するのです。
その昔は起き上がりながら背中の筋肉で打って
持ち上げていたのですが、この圧縮打法は腹筋
で打ちますので根本的に使う筋肉が違います。
これは一つ一つの形をまず作る事でその点と点
を繋げて線にすると言う作業が必要ですので、
ちゃんとした指導の下に正しい形と動作を習得
する事が大切です。
改造しない場合はできるだけ起き上がらないよ
うにインパクトで球に近づくように顔を地面に
近づける、あるいは前傾を深めるなどのイメー
ジで対処すると軸ブレが減少できます。
起き上がり打法は軸ブレのためにかなりの練習
が必要で、毎日プロのように練習をすれば再現
性が高まってある程度は安定します。
どれを選ぶかは御本人の自由で、中高年の方や
練習量が少ない方などはそのまま対処療法でも
良いのですが、上級を目指す若者は最初から再
現性が早く高まる圧縮打法で定着される事をお
薦めします。