
お尻の突き出しによる腰かけ
Question
高橋塾の解説で腰掛けと腰引きとがあるのです
がどちらも同じような感じでピンと来ません。
詳しく解説をお願い致します。
Answer
はい、恐らく多くの方が同じ事を感じておられ
るかと思いますのでこの機会に詳しくお話させ
ていただきます。
お尻の突き出しと腰引きは同時でヨジリながら
行います。
なぞりで動作確認をされる時には両膝を曲げて
スクワットを入れると重心が移動しやすく、踏
み込んだ感を出す事が出来ます。
これで重心は左後ろに移動する動きとなり、3
拍子スイングの 1 拍目です。
左後ろと言うのは左の壁とお尻の壁の角です。
そして 2 拍目には左膝を伸ばしてさらに体重も
左に移動しながらヒップスライドを完了し、左
後ろの壁に左腰をぶつける動作になります。
これがバンプです。
この際に注意する事は右サイドベンドを入れて
頭を残し肩を開いたり引き落としをしたりせず
に肩と腰の間の捻転差を広げる事です。
したがって腰かけもお尻の突き出しも腰引きも
ヨジリの延長上にありますので腰自体は回転し
ながら開く動作に見えますが、実はこれだけの
筋肉の動きが入っているのです。
そして、重要なのは腰自体の筋肉でも回転して
開く力を入れる事です。
腰痛のある方は腰自体を開く力を入れると痛み
が酷くなる事がありますので、左脚のツッパリ
や体重を乗せて打つだけにして下さい。
また、股関節や膝に痛みがある方はこの突っ張
りや蹴りも組み込まず、それ以外の動作で飛距
離を出すフォームにアレンジして下さい。
飛球線後方から見た場合、カメラは手の位置に
しておきながら後ろの壁からお尻が離れないよ
うにしっかりと腰かけや腰引きを行い、前傾維
持する事や体に圧力が掛かって弾き出されるパ
ワーで打つと世界の主流打法に近づきます。
中期の頃の打法は背筋で持ち上げて、起き上が
りながら打っていたのですが、軸が上下する事
からより再現性を高めるために圧縮打法に進化
してきました。
起き上りが治らない方はこの腰かけと腰引きが
出来ていませんので、基本動作から改造する必
要があります。
体が丈夫な若者で世界を目指す方はぜひ試して
みて下さい。
なお、カッコは気にしない中高年の方々や痛み
が出る方は、現在されている打法の再現性を高
めるだけにされる事をお薦めします。