
日本のプロゴルファーの歴史はまだ 100 年経っていない
Question
日本の試合を見ていると、アメリカツアーの二
軍かと思うのは私だけでしょうか?
飛距離だけとっても相手にならないし、スコア
は同じプロとは思えないほど差がつきます。
これでは日本男子のツアーに観客が集まらない
のも無理はないと思いますが如何でしょうか?
Answer
つい 10 年前までは日本人には飛距離は出せな
いと言って、解説もプロもゴルフは飛距離じゃ
ないと言っていました。
そして 5 年ほど前からは飛距離は生まれつき
で筋肉の質が違うとか、身長た足りないなどと
言う言い訳をしていたのですが、ファウラーや
シャフリー、ジェイソンデイやモリカワなどの
小柄な選手がアメリカツアーで充分に闘ってい
る事でこの数年に至っては誰も何も言わなくな
りました。
私は 20 年近く前から飛距離は技術だと言って
は炎上していたので、今になってやっと日本も
世界のゴルフに気が付いたと喜んでいます。
ところが、その技術を誰も知らず、勝手な解釈
や屁理屈で固めて集客する YouTuber 達が騒い
でいるだけで、未だに欧米打法の全てを解説で
きる人が日本にはいません。
中には欧米打法を教えると言って GG スイング
を教える人や、マキロイの打法を解説すると言
って日本の打法の一部を解説している人もいる
のですが、世界のゴルフの主流はタイガー打法
で、この 30 年間は枝派は出ては消えています
ので未だに手探り状態が日本なのです。
その点、韓国では 20 年ほど前からタイガー打
法を習得して持ち帰ったコーチ達がそれを広め
一時期女子は世界ランキングトップ 50 に半分
ほど韓国選手が入った事もあったのです。
二軍に見えるのは質問者さんだけではないと思
います。
それを感じた人達が高橋塾で勉強し、受講して
欧米打法を習得しています。
そして、その技術とは飛距離を出す飛ばしの技
だけではなく、グリーン周りの寄せの打法の引
き出しや、短距離のアプローチの引き出しを作
る技術やバーディーを取りに行くノウハウなど
世界最高峰の高度なものです。
確かに日本のゴルフ場はビジネス優先で、いか
に回転を速くするかしか考えていない所が多い
ので、難しい設定はしません。
例えばグラスバンカーなどで高麗芝を伸ばした
ようなヘッドが抜けないような状況はほとんど
なく、ウエッジ一本でグリーン回りは全て対応
できるような簡単なコースが主流ですので、あ
まり必要性がない事から技術を習得せずにアメ
リカに行ってから慌てるのです。
最近はやっと飛距離がないと通用しないと言う
事が分かったらしく、一生懸命に筋トレして飛
距離を伸ばそうと頑張ってはいるのですが、飛
ばしの技を習得しようとする選手が日本にはほ
とんどいません。
残りの距離が自分の飛距離に合った時にしか良
いスコアが出ないと日本のプロは言うのですが
番手間を正確に出す技術やノウハウがないだけ
で、まずは世界で必要な駒を揃えるところから
初めて引き出しを増やし、それらを使っての攻
略法を組み立てるのが欧米選手です。
これらの技術は日本国内でも上位に行くために
は必要な能力ですので、まだまだ世界のゴルフ
が上陸するには時間が掛かりそうです。