
2025年3月半ば、英語は私の扉を意気揚々とノックしてきた。
きっかけは春。また語学の勉強をしたいという毎年恒例の気持ちの盛り上がり、そして次男の幼稚園で外国人のママ達と仲良くなったこと。英語で話すのは久々すぎて言葉が全然出てこなかったけど、異文化に触れる楽しさを思い出させてくれるには十分すぎる素敵な出会いだった。
そして私は新たな友人とともに、忘れていた自分自身にも出会ったのだ。
そうえいば私、外国語を学ぶのが、大好きだったんだ!!!
外国語狂いな日々の記憶

中1の春、母がラジオ英会話のテキストを買ってきてくれた日から、私はすっかり英語に夢中になった。初めて触れる外国語。日本語にはない独特の響き。ラジオ放送を録音したテープを何度も巻き戻してリピートしていたのが懐かしすぎる。太古?!
私は今でも外国語の音を真似るのが大好きで、一番得意なのは発音。苦手なのは単語帳とかで単語を覚えること(眠くなる)
大学時代は中国語、スペイン語、セルビア語、スロベニア語などいろいろやってみた。大学2年の頃に始めたロシア語がたいそう気に入って専攻にしてからは、夜も代々木のロシア語学校に通い、とにかくロシア語に夢中にな日々を過ごしていた。
英語との淡い関係

大学一年生の頃に受けてみたTOEICは850点くらいだったはずだが、そんなわけでロシア語の脇で影の薄い存在になった英語。
蜜月時代は遠のくも、大学の授業のため勉強したり趣味で洋書を読んだり、付かず離れずの淡い関係を続けていた。
大学4年の冬、カナダのトロントに3週間ほど行って、語学学校に通ったり観光したり。あとは海外旅行(最後に行ったのはいつだ?)で使う程度。
つまり……
14年ほど音信不通。
謂わばSNSで形式上繋がってる、一年に一度も会うこともなければ連絡することもない旧友。それってもはや、友達ともいえないんじゃ?!
しかし英語は私を忘れずにいてくれた
そう、私が英語を忘れていなかったのではない。向こうが私を覚えていてくれたのだ。
37歳の春、こうして律儀に好奇心のドアをノックして、また散歩でも行こうよと誘ってくれた。お互いちょっと時間に余裕できたしね。なんという心の広い旧友だろう。

そして14年ぶりの外国語ワールドは全くの様変わりを見せていて、私は興奮と喜びで毎日震えていた。オンライン辞書ありKindleありyoutubeにNetflix、ラングエッジリアクターにナチュラルリーダー、チャットGPTにオンライン英会話もある。
電子辞書、ロシア語に至っては分厚すぎる紙の辞書を持ち歩いていた学生時代が懐かしすぎる。太古?!
とにかく便利で面白くワクワクが止まらぬ日々。仕事やら子育てであっという間に過ぎたこの十数年の間に、外国語を学ぶ環境はワンダーランドと化していたのだ。
この半年の英語学習はこんな感じ

アウトプットに励んだ最初の2ヶ月
3月半ば、とりあえずオンライン英会話に入会してみる。現代にありがちである。
言いたいことをひたすらチャットGPTにナチュラルな英語に直してもらい丸暗記してオンライン英会話に挑み、録音を聞き直して復習、フレーズ集を暗記するなど、要はアウトプット中心で2ヶ月ほど勉強してみた。
そこで私はとある重要な気づきを得る。
初対面の人と話すのが苦痛である。
オンラインでいきなり繋いだ見知らぬ人と20分とか30分話す。何の試練だろう? 日本語でも考えられないくらい辛いのにまして久々の外国語で。
お気に入りの先生とか見つかったら違うのかな……と2ヶ月半ほど頑張ってみたが、これまた不思議な現象に気付かされる。
ハズレの先生だったとき(自分の話ばかりする、宗教の話長いなど)、もちろんリピートはしない。めちゃくちゃいい先生に当たったとき、「また今度この先生にお願いしよう!」と決意するのだがこれまた不思議とリピートはしない。二回目は謎の気の重さが発生する。一体何なの?!
リアルな友達と英語で話すのは普通に楽しいので、オンライン英会話が単に自分に合っていないのかも。いや、もっと英語が流暢に話せたら楽しいのか?それとも根暗な性格のせい?
わからない。正直チャットGPTと会話する方がずっと気楽で楽しいという……
海外ドラマと洋書の世界へ
そんなわけで英会話、向いてないし緊張するし、なんか英語がスラスラ出てくるイメージが湧かないなぁ、と思っていたところ、この本に出会う。

インドアで根暗な人でも、英語できるようになるよ、というもう私にとって希望でしかない輝かしい一冊。バイブルである。だってなんか特に英語って、パーティー文化で明るい人しか馴染めない言語なんじゃないかって疑惑が外国語好きな私の心をいつも揺るがしてくるのだ。
そしてこの本を読んで気づいたいちばん大事なこと。
もう単語帳とか問題集とかじゃなくて、海外ドラマとか洋書で自然に英語を楽しめるのかも!

振り返れば学生時代にも趣味で何冊か洋書を読んでたし。ただ、なんとなく「読書やドラマは趣味であって勉強ではない」という固定観念が自分の中にあったんですね。
動画を見る習慣は皆無だけど、海外ドラマもさっそく実践しようッ!
ということで熱中しやすい私は即着火、オンライン英会話は退会し、5月半ばからインプット中心に切り替えてみた。ひたすら海外ドラマ&YouTube&ポッドキャスト、そして洋書を読みまくって家の中で興奮の火花をひとり撒き散らしていた。
あっという間に4ヶ月半が経過、気付けば季節は秋になっていた。熱すぎて気付けない。いや普通に暑すぎて。
熱中しやすい私の学習記録を披露したい

記録をつけることをこよなく愛する私の、ここ4ヶ月半の英語学習記録グラフである。
readingは洋書を読んだ時間、watching&listeningは海外ドラマやポッドキャストを見たり聞いたりした時間、outputは日記を書いたり友達と喋ったりチャットGPTと喋ったりした時間。
要するに、純粋に英語を読んだり聞いたり話したりした時間を記録している(ちなみにわからない単語や表現を調べるときもチャットGPTに英語で聞いてなるだけ英語で説明してもらう)
夏休みもあり、親子遠足あり、5分しかできない日もあったけど平均すれば一日約4時間。英語に触れた総時間は554時間。この毎日積み重なってる感!記録するの大好き!このアプリ最高!(study plusおすすめです)
ちなみに4ヶ月半で洋書は15冊読んだ。Kindle端末も買って革命は続いている!
今この瞬間が楽しい

正直、目的とかはなくて、今この瞬間、外国語に触れていること自体が喜びな日々。
観てるドラマや映画の世界が、小説の展開が、出会う言葉や表現の全てが、ただただ面白くて楽しい!ちょっとずつでも確実にわかるようになってる感覚がワクワクする!
そして私が気づいたこと。
旧友との仲は、あっという間に温まる。
英語、すっかり遠のいたと思っていたけど、こんなにも覚えているなんて。覚えてくれていたなんて。
そんなこんなで、自分の中に眠っていた「好きなもの」に再会した、楽しい外国語学習の旅。まあ、3ヶ月後には飽きて全然違うことやってるかもしれないけどね!

2025年、刺繍×英語な時間をここで満喫している。
楽しく読んだ洋書や観たドラマ、お気に入りYouTubeチャンネル、ロシア語の進捗などもまた紹介したい!
▽書きました▽

Sweet+++ tea time
ayako
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