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宝物が箱から飛び出す日々

幼稚園の送り迎えと、その合間に刺繍、帰りはパン屋に寄る。変わらぬ雨の一日。

「新しいおうちの窓にネコさんが出てきたらいいよねぇ」と次男はいう。

間違いない。鍵を開けるとき、廊下側の窓からひょこっと顔を出す猫に迎えてもらえる家、最高。いつか飼いたい。ちなみに今の家に引っ越してきて7ヶ月くらい経つが、次男はいまだに「新しいおうち」と呼ぶ。

 

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幼稚園が午前保育の日なので、男子2人と家で遊ぶ。お絵描き折り紙めいろ作りお手製すごろくなど。

切り取るとすてきですね。しかしずっとすてきな訳はない。

途中に読んでほしいと持ってこられた『どんぐりむらのどんぐりえん』という絵本で、破滅的な睡魔に襲われる。この本を朗読し始めるとたちまち猛烈に眠くなるのだ。もはや恐怖すら感じる。

途中から意識がなくなり寝室の布団に倒れる。すると男子たちが追いかけてきて「この絵本も読んでーッ」と次男が持ってくる分厚い絵本の角(凶器)で何度も襲われながら気絶するように寝ていた。

子育ても7年目、どんな状況でも眠れるようになるものだ(目覚めたら次男も昼寝していた)

 

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気を取り直して長男と遊ぶ。

ケーキやクッキーを焼いたり文庫本を読んだりしたいなぁ。そう思いながら現実としてはひたすら紙飛行機の競争に興じる。船も作って吹いて競争。

クッキーのレシピ本を見せて「作ってみない?」と提案すると「あんまり興味ないなぁ」

ダメ押しで型抜きの工程写真を見せると「それやりたい。でも粘土でいいかな。粘土だと食べれないけどね〜」とのこと。さすがは非甘党の発言である。

しかし私も実のところそんなに甘いもの好きでもないので、粘土で型抜きしていればいいのかも(そうなのか?)

また買いに行こう、紙粘土。

 

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唐揚げのレシピ、新しいのに挑戦する。下味にごま油を入れるのは初めて(おいしかった!)

茶色いかたまりは美味しい

蒸しじゃがいも、ニンジンときゅうりのナムル、しめじと玉ねぎのお味噌汁も作る。

 

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「大事な小物ってある?」

数日前の公園遊び中、小学生の女の子に聞かれた言葉を思い出す。

「う〜ん、大事な小物かあ……なんだろう……」

全く思いつかない。細々としたものはとにかく子どもに触られるので、気づけばオモチャにされる(=壊れる)or 手の届かない場所にしまう(=忘れる)の二択である。

きっと女の子には宝物の可愛い小物がたくさんあるんだろうなぁ。文房具とか貝殻とかアクセサリーとか、クッキー缶に収まるような。想像してキュンとする。

今の私にとって大事なものはやっぱり、箱にも缶にも入らないこの日々の断片全てなんだ。

あ、でもここかもしれない。36歳の宝物箱。

冷凍庫の小さな引き出し

週末に焼いたスコーン、米粉ホットケーキをジップロックに入れたやつ、冷凍ブルーベリーにラズベリー。

夢が膨らむわ(身体も……)

楽しみを胸に明日も生きるのです。

Sweet+++ tea time
ayako

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