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ポケモンSV 構築レポート㉓ザマ黒馬

JCS本戦に参加していた方はお疲れ様でした

 

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個体詳細 ザマ黒馬

並びについては環境に合わせて変更の余地がありますが、一過性の初期環境であるため基礎的な並びで提出します。また、同様の理由で相手の並びに対するイレギュラーな立ち回りと選出についての解説も、今回は多くは触れません

 

【ザマ黒馬の基本軸】

「中火力削り+中火力スイープ」攻撃の組み合わせで試合を構成する

スイーパーとしての黒馬の強みは言わずもがな威力120の命中安定全体技を高い素早さから放てる事であり、相手を落とすことでCを上げる嘶きとの兼ね合いから、切り返しと詰ませをシームレスに行うことができる。この性質を強く使うなら、悪巧みといった積み技を使うよりも、削りを入れることによる起点作成をした方が強く扱うことができると考えている

黒馬の障害となるポケモンに対する、突破,削り,テラスの誘発などの役割を遂行する上で、ザマゼンタの攻撃範囲、広範囲への居座り性能、安定した削り打点の噛み合いが優れており、「ザマゼンタで荒らし、後発の黒馬が通る環境を作る」試合作りを多くの相手に仕掛けることが可能である

レギュIのザマ黒馬の組み合わせについての自分の解釈は、構築基盤はレギュGのザマゼンタ構築であり、相性の良いスイーパーとしてハバタクカミやイーユイの枠と代替して黒馬を加えた構築とイメージしている


【先制技を強く使える点に着目】

ザマゼンタ+黒馬の、「中火力削り+中火力スイープ」のような複数発の組み合わせで相手を縛ろうとする立ち回りを取る構築は、そのダメージの稼ぎ方とザマゼンタや黒馬の単体性能から見ても、追い風やトリルといったS操作と相性が良いとは言い難い一方で、先制技とは相性が良い

その中でも、不意打ちや迅雷といった火力が高めの先制技はボディプレスあるいはアストラルビットとの組み合わせで臨機応変に縛りを生み出す性能に優れている

また、この2つの先制技の欠点である択の発生に関しては、黒馬のアンコールがこれを補う技としても優秀であり、詰め盤面での安定化を図ることも可能であった

不意打ちと迅雷の使い手としてパオジアンやタケルライコは、このことから構築的に相性が良く、自然に採用することができる

以上の点から、ザマゼンタ+黒馬+パオジアン+タケルライコをベースに構築していた


【テラスタルの自由度に着目】

レギュIの課題の1つであるテラス権の奪い合いに関して、多くの構築はテラスを切るポケモンが半固定されている一方で、ザマゼンタ+襷黒馬の組み合わせはテラス依存度が最も低く、これはメジャーな組み合わせの中では唯一無二の性質であると感じている

その結果、相手視点でテラスを誘発させる立ち回りを取る,あるいは温存するだろうという憶測が立てづらいことから、こちらのテラスタルを切るタイミング(およびそのタイプ)を読まれにくいという特徴がある

そうした構築は、読まれない場面でアドを稼ぎやすい無効タイプを持つ耐性テラスを強く扱えるのではないかという考えから、ノマテラ黒馬+霊テラザマゼンタの組み合わせを採用した

こうした耐性テラスは黒馬のアンコールともシナジーがあり、無効化した際のリターンをより高くしたり、アンコをしながらのテラスで詰ませるなど、相手に見えにくいローリスクハイリターンな択を構築に用意することができていた


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以下、雑


・ゴリランダーの採用(優先度:中~高)

個人的には採用価値を高いと考えているポケモン。コンセプト上先制技を扱いたいため相手のイエッサンを対策できる必要性と、ザマゼンタを動かしずらい眼鏡ミライドンに対する立ち回りの安定化が主な目的。その上で、猫騙しとアンコールの組み合わせによる寿司などへの立ち回り、後攻蜻蛉による襷黒馬の安全な着地など強い要素を複数持っている

選出率が高いとは言えないものの、特定の相手への勝率を引き上げる傾向がある


モロバレルの採用(優先度:中)

個人的に単体スペックを非常に高く評価しているポケモンではあるものの、本構築においては自由枠。特にミラーのウーラオスへの引き先、ザマゼンタ入りへの安定した試合進行、怒りの粉でのコライドンとの1:1交換性能を高く評価している

抽象的な話では、フェアリーの一貫を防ぐ必要性を感じていた


また、ミラーにおける強い試合プランの取り方は、おおまかに黒馬を処理してからのモロバレル+αで詰める試合、またはザマを処理してからの悪タイプ(悪テラ黒馬,パオ,イーユイ,アラブルタケ)で詰める試合に分類できると考えている。

今回は前者の考え方を選択したが、後者は黒馬を珠やプレートで採用する、ザマゼンタをS高めで採用するなど型を大きく変更する必要性があったり、また、ミラー対面の初手でボディプレスを選択するプランは封印への対応力も低く、諸々がザマ黒の強さの根源から遠ざかると考えていた


・ウーラオスの不採用

多くのテンプレ型で採用されている水ウーラオスの不採用理由は、ウーラオス単体が禁止伝説との相性で不利を取っていることが多く、その結果から、環境の主要な組み合わせの中だと、ザマ黒馬ミラー以外で積極的な選出ができないと考えているため


・重めのポケモンについて

草タイプ2枚採用の並びで察することも可能だが、イーユイやウルガモスが重めの並びになっている。このうち、イーユイについてはタケルライコである程度抵抗することも可能であり勝率上の問題はなかったが、蝶舞ウルガモスはどうしても重い。これを気にする場合はどちらかを削って対策することになるが、それが選出できるポケモンなのかは一考すべきである(例えば水タイプを採用して、ウルガモス入りのミライドン構築に選出できるのか否か)

 


個体解説省略

・パオの噛み砕くは黒馬を通すコンセプトの上で、イエッサンやリキキリン、ワイガルナアーラの処理速度を意識、ミラーで選出をしたいなら聖剣と変更可

・ライコはC特化電気テラス+強化アイテムで、EFや晴れにタダ乗りしてイーユイを縛れるようになる(たまに使う,珠にすると確定)


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4/23頃からほとんどずっと同じ並びで回していました

 

・謎サイト

4/29にレート2000

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・ランクマ

S30 最終3位/2ロム2000など

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・その他

テラスクエア#57優勝

 

ありがたいことに、直接参考にしてくれているプレイヤーも何人かいました。見かけたアレンジ案のなかで、自分のよりも強そうだな…と思えるアレンジ案もありました。読者も各々アレンジしてみてください




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