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母のこと

11月29日

特養入所中の母(82)がほぼ食事を取れなくなって8日くらい(水分の点滴のみ)。

 

施設の看護師さんに受診をうながされ、パーキンソン症候群で受診していた脳神経内科へ。兄と私2人のみで話を聞く。

 

以下は医師の話の要約。

病院で治療を希望するなら、鼻から管を入れる。一度入れるとずっと抜けなくなる可能性が高い(栄養と薬のため)。そうすると胃ろうを作るのかという問題になるが、当初言っていた予定(母の希望は延命措置はしない)とは真逆の話になってくる。

鼻に管を入れるのにも、それに耐えるという本人の理解と忍耐力が必要。違和感で取ってしまう人もいるので、防御のミトンや身体拘束的なことが必要になる場合も。高齢になってそこまでするのが本人のためにいいのかという問題はある。

栄養を入れている途中で管を取ってしまうと誤嚥性肺炎になる可能性が高い。

胃ろうを作るのにもCTなどの検査が必要(腸が前にあるなど出来ない場合もある)。胃ろうは外科手術なので、先に胃カメラをやって、できるようなら手術になる。手術実施まで2〜3週間はかかる。その間は鼻からチューブで栄養を送る。

胃ろうをやっても意識がなくなってから家族の意向でやめることはできる。

ただ、(母の場合)鼻チューブや胃ろうをやっても快復する可能性は低い。好きなものを食べられるなら食べてもいいが、完全に食べられなくなるので誤嚥性肺炎になる危険性が高く、一度なると繰り返す。高熱や息が苦しいといったことを長引かせることにもなるのが可哀想というご家族もいる。その場合、そのまま看取り介護に入り1週間くらいで旅立たれる。

パーキンソン病なら薬が効くが、脳梗塞由来のパーキンソン症候群の場合は病気の進行は止められない。

鼻からチューブや胃ろうをやると、誤嚥性肺炎を起こさなければ半年〜2年くらい。

鼻からチューブをつけ始めると今の施設には居られない。(入院→胃ろうやったら療養病院で緩和治療へ)

今の施設で看取り介護をやっているか確認する。相談員さんに看取り介護になった場合の色んなケースを聞いてみたほうがいい。

来週◯曜日までに判断して病院に電話する。

―――

急にこんなことになり、気持ちが追いつかない。

私は人の死というものを、具体的にはぜんぜん知らないで生きてきたのだと思い知る。

人って、こんな風に食べられなくなっていくものなんだ。食べ物を受けつけて処理する機能が閉じて行くもんなんだ。

 




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