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きおくの混濁に衝撃

先日読んでいた『ちょっと踊ったり すぐにかけだす』のなかで、“服を買うということは未来を買うことだ”みたいに書いてた(ウロ覚え)箇所があり、まさにそうよねえと思ったことがある。

 

 というのは、特養入所中の母の洋服を上下2点ずつ買い、週末に施設へ届けたので。

 母がもともと持っている服は大量にあるけれど、どれも小さかったり今は着にくかったりするもので、母の家に行くたびに処分させていただいている。(これは過去を捨てる作業だな)

 施設に入所した時に持って入った服は冬物が多く、夏物は半袖 T シャツばかりで冷房の効いた施設内で着る薄手の長袖が少なかったので通販で購入したのだ。(未来を買ったわけだ)

 面会のとき母に見せたら、メロウ襟という襟がひらひらになっている加工のエメラルドグリーンの服を「かわいいね」と気に入ってくれたようす。もうひとつピンクっぽい柄物も「いいね」と言ってくれたのでよかった。

 以前義姉が、母がふだん着ないようなボーダーシャツをユニクロで買ってくださり、ありがたいけどなんか違和感…だったので、今回は似合いそうなものを買えてよかった、と一人勝手に満足したのだった。

 

それはともかく、

今回は面会で母が私に会うなり開口一番「〇〇子?」と一昨年に亡くなった母の妹の名前を聞かれた。

髪を切ったしマスクしていたので分かりづらいとは思うけど、軽くショック。〇〇おばちゃんは死んじゃったじゃん、とは言わずにおく。

しかし、帰ってきて夜に、呼ばれたのはまだ亡くなっていないほうの妹の名だったかな?と私自身の記憶が混濁しているのには衝撃をうけた。




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