
うちの近くの老健施設(A)にいた母が、兄の近くの老健(B)に移りました。
Aのほうは、狭くてカーテンで仕切られているだけで他の人の寝息まで聞こえる「難民キャンプみたい」なところだったそうです。
そんな所に入れちゃってすまなかったねえと言うと「ほんとだよう」と責めるでもなくこぼしてました。「リハビリはちゃんとしたのをやってくれた」そうですが。
老健Bの居心地は「ふつう」だそうです。でも、やっぱり静岡に帰りたいと言います。
「子供は居場所を選べない」と思っていましたが、高齢者になってもというか“保護が必要な状態”になると、そういうことなんだよなぁと申し訳ない気持ちになります。
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まだ『まとまらない言葉を生きる』を読み途中で、ちょうど高齢者施設で暮らしていた方の「刻まれたおでんに腹を立てる」のところ読んでいたのでますます身に沁みます。
(老人ホームにいると普通食が食べられるのに刻まれたおでんがでてくるので「おでんじゃないよなあ」と嘆く高齢者のかたの声)
お世話するほうの都合もあって責められはしない、難しい問題です…。