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アナウンスの、リアル

今回は、朝の一コマ、の話。
ちょっと話の内容が不衛生なことを先にお断りします。

では、どうぞ。


















早朝の通勤電車にて。

車掌さんが隣の車両へ小走りで駆けていく。
検札とは違うタイミングで。

列車の繋ぎ目のドアを開き、そして閉めるとガラスの向こうでしゃがみ込む。
そして、少し急いで戻ってきて、車掌室の有線電話でどこかに連絡。


なんだろ。
身体を反らして、ガラスの向こうに目をやってみる。


床に手が見える。


一人、中腰になっている女性が手の側にいる。


これはまずそうだ。


人のまばらな車両でドア1つ分ガラスの方に移動していくと、そこのガラスが開いて一人車両を移動してきた人がいた。

「誰か倒れてるのですか?」

と聞いてみると、

「そう、倒れて、もどしてる」

と。


これはヤバそうだな。


そのまま、ガラスのドアを開けて、隣の車両へ入ってみた。



四つんばいになった顔面蒼白の30代くらいの男性がいる。
何かの液体が流れている。


そこを踏まないようにして、近づき

「大丈夫?、どうしたんですか」


聞いてみる。


半径1メートル程の距離を開けていた数人が

「急に崩れて、もどされて」

と説明してきた。


てんかん発作か何かと思い、

「何か病気はある?」

と聞いてみるが、反応は薄い。


アンモニアの匂いはしない。
もう一度大丈夫かと聞いてみると、目はこちらを見て反応がある。


失神じゃないのかな。
救急車、どうしようか。
もうすぐ駅に着くか。


と思っていると、車掌さんが戻ってきて、次の駅で降ろします、と。

「立てるか」

と聞いてみると、立とうとし出したので汚れていない腕を掴み引き上げるとちょうどドアが開いた。
ホームに待ち受けていた駅員さんが、「すみません、お連れの方ですか」と言いながら、与太歩きの人物の腕を持ち直してきた。


「いや、違う」


と言って、急に倒れてもどしたらしい、と説明する。
その時、ようやくその人物は声を発した。




「飲み過ぎました」

と。





数人の電鉄職員が清掃作業をする。
手際よく、分担して。
最後にアルコール消毒をしてホームから合図を送ると、止まっていた電車はアナウンスをして発車した。




「車内の清掃作業により電車が遅れましたことをお詫びします」


お詫びします、か。




お詫びってさ、いるのかな。



ご訪問ありがとうございました。
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ブクマコメントありがとうございます!
>ウサピリカ(id:akirosso)さん
今日日何でもありの世の中です。目の前で取り押さえられる人も見たことがありますが、できれば急病人にとどめてほしいなと願うばかり😅
>家系金融の企画立案者(id:egaosouzoku)さん
私もその答えを聞いたとき、拍子抜けしました😓でも、これで良かったんだと思います。ウイルス系も、何か事件系でも、他の人に迷惑かかかりますし。
>まっこおばさま(id:makkosan70)
かつて結核がうつりましたけど、強制入院は流石にごめんですね😓まだ自力で立とうとしてる方でよかったです。ばったり意識ないと対応時間ももっとかかってましたし。
>テイルズ(id:MyStory)さん
おかえりなさい!
倒れたというか崩れた人に声をかけて介助して電車から降ろしただけです。後は駅員さんが対応されてますから🙇
時々ある光景です😂




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