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アイドル短歌のご縁から「相互題詠」をしました

お互いアイドル短歌が好きで、同じグループを応援しているにうむさんと「相互題詠」をしました。

テーマを出し合い、それぞれに短歌を詠むという遊びです。

 

相互題詠とは

アイドル短歌の企画「J31Gate」およびTwitterコミュニティ「アイと短歌」主催である鷹野さんのnoteから流れを引用します。

  1. 「こういう遊びしましょう!」って盛り上がる。

  2. お互いへのお題を考える。

  3. 仮〆切を一週間にきめて作歌。3〜5首くらいの連作ができたら楽しいですね〜くらい言ってたかな?

  4. 5日くらい?で進捗を確認したらお互い5首出来てたので、それぞれが画像を作成してツイート。

  5. 自分のリクエストした作品を見てギャー!と盛り上がる。

「相互題詠」やってみた & みんなもやろうよの募集|鷹野|note

鷹野さんは複数人でテーマをシャッフルしての詠みあいも主催していましたが、そちらには参加していません。

募集していた頃は連作イコール「なんかすごく短歌慣れしている人がやるもの」と思っていて、見る側として楽しみにしていました。

それが皆さんの作品を見ているうちに「やりたい!にうむさんと!やろう!」と思い立ち、無事に実現できました。遅効性だった。

彼女も企画の方には参加していなかったのですが、作風が正反対といっても過言ではない2人で臨みたく打診という名のラブコールに至りました。

 

お誘いから完成まで

相談したこと

相互題詠をしてくれませんか!と上記の解説URLも添えてDMでお誘いしました。気持ちを伝えんと、ラブレターの絵文字もつけた。ありがたいことに快諾いただきました。

お題を対というか同じ系統になるよう調整します?とも提案しましたが、DMを見た時点で浮かんだ題材があると言っていただいたので統一せずお互い考えたテーマで依頼しています。

私からにうむさんには「皮膚」、にうむさんから私には「書く(描く)」を送りました。なぜかテーマといえば名詞のイメージばかりあったので、動詞がくるとは思わなくて驚いてしまった。

そこからはおよその期限と、予告ツイートをする際はお題は伏せましょう〜などを相談しました。

 

それぞれの歌について

相談した翌日、一気に連作ができました。

下から上へ時系列順に並ぶ愛用のメモアプリで見ると、作ったペースと順番とどこで迷ったかが一目瞭然。

f:id:senyaitiya:20220630212517j:image

にうむさんに頂いた感想も添えて、作った順に振り返ります。

似顔絵を描く 何度も思い浮かべる
あなたを見つめた時間の証

テーマ「書く(描く)」に対して、意外にも絵を描く方の短歌が最初にできました。

人の絵を描くって、描いた時間の分だけ資料やキャンバス(紙や画面)に向き合っているということなんだよなあと。

だからファンアートを描ける方って素敵だと思うし、過去に辰巳雄大さん戸塚祥太さんからそれぞれに似顔絵を描いてもらっている河合郁人さんは愛されているなあと思います。自分も一度は絵に挑戦したものの挫折したので、余計に。

 

君のこと何も書けなくなってしまったと最後に文字にして さよなら

次にいきなり「書けなくなった」が出てきました。

実際の私はこんなにすっぱり降りられないな、ファンに限らず何かをやめるとSNS等で表明するにしても「しばらく離れますがまた戻ってくるかも〜」みたいな逃げ道は作るだろうな。とも思いつつ。

このタイミングではまだ連作をやり切れる自信がなく、ひとまず書くと描くでひとつずつできたことに安心したことを覚えています。

更に「さよなら」が浮かんだことで、「こんにちは」で始めて「さようなら」で締めるような連作にしようかというアイデアも出てきました。

にうむさんからの感想へアンサーすると、実は字余りの意識はしていなかったんです。「なっ/て/し/まっ/た」で5音のイメージだったので。驚きました。

そして「予期せぬことが起こってそうなった感じが〜」と読み(そっか、「書く」とも合わせると「週刊誌に書かれた」とかの受け取りようもあるな)と動揺しました。

その読み取りによる感想ではなかったとしても、書くことの暴力性についても連想できる余白があったことに改めて気付いた。ということです。

 

黒々と活字並んで鮮やかに 見える景色 聞こえる歌がある

文章から浮かぶ情景はあっても歌まではさすがに聞こえないんじゃないか?いや、聞こえる。と自問自答しながら作りました。

最初に頭に浮かんだのは「歌」ではなく「音」でしたが、文字にして検討するまでもなく「歌」に決めた流れです。

上の句の時点では「黒々」と「鮮やか」がかかっているように見えて、下の句で「見える景色」が鮮やかなんだとグラデーションで見え方が変わってくるところが気に入っています。

お題をもらったとき(たしかにブログたくさん書いてるからなあ〜)と思いました。感想に書いていただいた通り、レポを書き読んできた中での実感からできた短歌です。

「淡々としながらも“好き”が溢れる文章が好きで、このお題をお願いしました」とも言ってもらえて、嬉しかった!

 

5時間目ノートに歌詞を書いていた頃の私へ 今も幸せ

小手先の得意技こと「あるあるでみんなの共通の思い出に訴えかける」。

なんだかんだジャニーズを好きになったのは成人してからなので、実際に書いていたのはアイドルのというよりBUMP OF CHIKIENとかのバンドの歌詞だったんだけど。ノスタルジーや憧れも込めて、「10代のジャニーズファンの女の子(の気持ち)」は繰り返し表現したくなるモチーフです。

最初の最初に浮かんだ出だしは「4時間目」でしたが、当時を振り返るとノートに歌詞を書きたくなるのって気だるい午後の時間だったなと「5時間目」に変えました。そこにしっかり触れてもらえたので、やっぱり変えてよかった。

当時の私は大人になってからジャニオタになるとは想像もしていなかったけど、ありがたくも「今の方がもっと楽しい」と胸を張って言える生活をできています。

 

気になるを好きに変えたくて見に行く 使う絵文字と更新頻度

推しができてから担降りまでを連作にしよう、と決めていた分ここ(沼落ち部分)が難しかった。

「こんにちは、今日から好きになりたいのでつきましては使う絵文字と載せる写真と更新頻度を教えてください」みたいなことを言おうと試行錯誤しました。

連作を「こんにちは」で始めて「さようなら」で締めるという当初のイメージからは外れましたが、ストーリーにはできているわけだし短歌単体で考えたらこっちだな、と。

ジャニーズウェブはもちろん、SNSにも当てはまるようにと書いています。

ちなみに河合郁人さんのファンになった当初は、ジャニーズウェブを読んで文章の明るさと軽さに驚いたパターンでした。それまでインテリだったりサブカルな人ばかり好んでいて、今回もその系統の方かと思っていたので意外!が先に来たのを覚えています。(村上龍さん原作『コインロッカー・ベイビーズ』舞台で観たのが初見だったので、作品によるシリアス補正もかかっていました)

とはいえアイドル短歌を始めて作った時から、河合さんの書く文章のように平易にまっすぐな短歌にしようというのはずっと意識しています。(これ何気に初出しかも)

 

推してから降りるまでです架空です ハッピーエンドも作れたろうに

連作のタイトルとして、画像には入れずツイートにだけ書きました。

最初は「推してから担降りまでです架空です ハッピーエンドガン無視で草」だった。

なんだかんだ2番目に浮かんだ短歌の締めが「さよなら」だった時点で、この終わり方は決まっていたよなあと思います。でもやろうと思えばそれをボツにして路線変更もできたわけで、というところを「作れたろうに」へ込めています。

 

画像作り

ひさしぶりに「うたの短冊メーカー」さんで画像を作りました。普段は直接ツイートする派。

f:id:senyaitiya:20220701101644p:image

前回がこれです。なんと2020年の夏以来だった。勝手を忘れていたので、今後のためにメモしておきます。

用意されている画像から「文具」カテゴリで絞って選びました。

ここから「ノート」とも迷いつつ「便箋」を選び、画像の濃さ(透明度)を30%あたりに設定しています。

フォントは手書き風での見え方も試しましたが、「黒々と活字並んで」を入れているので硬めの字体にしました。

その後はInstagramのストーリーズ機能を使って左右に余白を作り、Twitterに投稿したときにサムネが綺麗に入るようにと3:4の比率にしています。

連作の並びはストーリーの意識に加えて、ビジュアル的に余白が三角形になるようにも意識しました。

 

総括

楽しかった!そういえばアイドル短歌のつながりで始めた相互題詠でのテーマ「書く」なのに「ファンレター」を入れ込んでなかったな、と思いました。やっぱり自分があんまり書かないので思い浮かばなかった。

劇場にお手紙ボックスがあった頃はABC座などで入れていたんですが、郵送一択になってからはハードルを高く感じてしまって出せていない。

 

にうむさんの作品

こちらもぜひ見てください!!どれだけ平易にするかにこだわっている私とは対照的な、生々しくも人工的でもある装飾のされた短歌たち。

「肌」と「皮膚」で迷った上で、「皮膚」としたのが大正解だったと自画自賛しています。この皮膚の一枚下かのような画像の色も含めて最高。

対象への目線を近づけて自分ごとで詠む繊細さ、情感の重さを存分に味わうことができました。

にうむさんによる自作解説も、お待ちしております(私信)

 

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