映画
入国審査
77分の小品ながら、監督が受けた嫌な感じを昇華してるのすごい。不可逆的に変わってしまったものと、それに伴うオチのブラックさが小気味よい。
ChaO
キャラデザや脚本でもう少し観客に飲み込みやすくする手はあったと思うが、超絶作画アニメとして観れば面白かったので満足。
大長編タローマン 万博大爆発
5分シリーズのノリを105分でやって平気か?と思っていたら、映画ではきちんと脚本を立てた上ででたらめをやるという、この映画自体が岡本太郎の対極主義じゃん、みたいな離れ業をやっていた。
そしてその狭間で過剰に差し込まれる岡本太郎エキスに脳が灼かれた。ただ情報量と密度がとんでもないので、脳を守るために眠くなる人はいるかもしれない。冗談抜きに今年ベスト候補。
8番出口
ハードル下げて行ったら思ったよりは良かった。ゲームのプレイ感をしっかり映画に落とし込んでるのいいね。
愛はステロイド
クィアロマンス、サスペンス、バイオレンスetc、ジャンル分けできない不思議な雰囲気の中、すごいクライマックスが来る。A24の映画はやっぱすごいな。見終わると邦題はこれでいいよねと思う。変な映画だもん。
漫画
「壇蜜」
第一話読んだ時、こんなあり得ない夢小説みたいなことが起きるんですか、と思っていたら壇蜜さんもパブリックイメージ以上のおもしれー女で、ルポ漫画家と惹かれ合うのは必然だったことに気付く。でも羨ましいよな。
ザ・バックラッシャー
登場人物が全員ロールシャッハ(ウォッチメン)の劇光仮面。この作者さん特有の作風というか、相変わらず読者は居心地が悪いのでよいです。
野球・文明・エイリアン
異星人との交流と野球を軸にして文明を築く経過を描くとかほんとオリジナリティのある漫画を描く人たちで大好き。『人類は衰退しました』っぽい心地良さも感じるんだよなあ。ちなみにこの作者さんコンビの前作から追っていると、おまけ漫画で良いものが読めます。
ゲーム
ダレカレ
似たシステムの「Florence」と比べると、題材が「我が事」として受け止められるのでその分自分には刺さった。シチュエーションをプレイヤーとして体験できる、ゲームとしての意義しかない作品。(反転ネタバレ)「4回も殴ったんだ」(反転ネタバレおわり)の言葉の重みが切ない。1時間ぐらいでクリアできてさっとやるのにも良い。
Öoo
前作「Elechead」よりずっとメトロイドヴァニア的アクションパズルとして洗練されてて面白かった。隠しエリアを除いたクリア時間は2時間48分でした。
スーパードリフトブレード
いわゆる「ヤバパズル」にありそうなアハ体験をカジュアルに遊べて結構良かったと思う。ヤバパズル好きが極まっちゃった人には物足りないけど初心者にはいいんじゃないかな。ストーリーやロアがもうちょっと詳しく欲しかったという自分にとって「惜しい」感はある。完クリ10時間ぐらい。
DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH
基本的には、前作と同じプレイ感とストーリー鑑賞感なんだけど、ゲームシステムが色々快適になってたのは良かったですね。でも内容ほぼ同じでより快適、みたいのは逆に言えば1よりインパクトが薄かったというきらいもある。楽しかったけど。ストーリークリア後、インフラ全整備までやって70時間ぐらい。
あとネタバレでストーリーの疑問点があるんだけど、(反転ネタバレ)ルーが最初期のBBだったなら、サムがBBだった前作と矛盾が起きてない?サムはBBよりずっと年上でしょ?(反転ネタバレおわり)ってちょっと思った。その辺は小島シリーズもの特有の矛盾として飲み込むべきなんですかね。あとストーリーに一言言いたいけど(反転ネタバレ)ニール、はっきり托卵してくれって頼まれるの可哀想すぎるだろ。(反転ネタバレおわり)とにかく今後も小島ゲーは楽しみにやっていきます。