司馬遼太郎の『空海の風景』*1の最初の方で、空海が「蝦夷」の血統を引いていることが言及されている。
空海と「蝦夷」という組み合わせに関心を持っている人がいるのかしらと思って、検索してみると、けっこういらっしゃるということがわかった。まあ想像力を放し飼いにしてあっちのほうへ行ってしまっている方もいるけれども。
開物発事「蝦夷の人々が継承する縄文と空海さんの濃厚な接点【エミシとヤマト】」https://www.zero-position.com/entry/2021/01/02/120000
北尾克三郎「いのちと自然の道理-空海とアイヌ-」https://www.mikkyo21f.gr.jp/kukai-ronyu/kitao/post-248.html *2
kzm「空海とアイヌ」https://kzmblog.exblog.jp/33891794/ *3
日本人に馴染みの深い恵比寿(エビス)*4はそもそもエミシが訛ったものだった。
空海は讃岐の佐伯部だけど、仲埜午郎氏は(宮本常一に依拠して)最初に「えびす」を祀ったのは、安藝国の佐伯氏だったと述べている*5。
*1:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/07/09/144737
*3:「蝦夷」(エミシ)と「アイヌ」は無関係ではないが、同一でもない。
*4:漢字表記としては、このほかに、夷、戎、胡、恵比須、蛭子など。
*5:「えびす神の発祥の地はどこでしょうか?」http://www.saiki.tv/~miro45/ebisu-hasyou.html