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『保元物語』をぱらぱら

一昨日、近所の図書館で岩波の「新日本古典文学大系」の『保元物語平治物語・承久記』に何故か目を通していた。
保元物語』の最初の方で、鳥羽院が熊野詣に出かけて、その途中で、何処の馬の骨とも知らぬ巫女に来年死ぬと言われて、実際にその翌年死んでしまう。法皇(元天皇)の霊的な権威が無名の巫女に負けてしまうというこの事態は、藤田省三*1が言っていたように、『保元物語』の後半、つまり新院(後の崇徳院)の謀叛としての保元の乱、さらに『保元物語』の彼方にある平治の乱、平家の盛衰、鎌倉幕府創設と源氏の盛衰といった怒涛の変動の予兆となっているわけだ(『精神史的考察』)。それを、センティメンタルでありつつクールに語ってしまう文体は凄い。

また、その図書館の「民俗学」の棚から、芳賀日出男折口信夫と古代を旅ゆく』を抜き出して、ブラウジング。メインである写真もさることながら、文章がとても興味深い。折口と中国文学者の奥野信太郎、折口と西脇順三郎*2、など。




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