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「ゴリラ」の構築(山極寿一)

山極寿一「作り手による「物語」」『毎日新聞』2013年5月5日


少し抜き書き。


(前略)私が研究しているゴリラは、19世紀にアフリカの奥地で欧米人に発見されて以来、好戦的で凶悪な動物と見なされてきた。それは初期の探検家たちが作り上げた物語がもとである。その話に合わせてゴリラはキングコングのモデルとなり、人間を襲い、若い女性をさらう邪悪な類人猿として人々の心に定着した。そのため、ライオンやゾウと同じような猛獣と見なされ、盛んに狩猟された。
発見以来100年以上たってから、野生のゴリラの調査が始まり、彼らが平和な暮らしを営む温和な性質をもつことが明らかになった。現地のアフリカの人々もゴリラを特別視などしていなかった。こういった物語はアフリカを暗黒大陸、ジャングルを悪の巣窟と見なしたがった欧米人の幻想だったのである。それは欧米各国がアフリカに植民する格好の理由になった。暗黒の世界に支配されている不幸な人々に光を当てるためというわけである。
「アフリカ」に関して、昨年「夢中になって読んでしま」った川田順造先生の『地域からの世界史5 アフリカ』をマークしておく*1

 




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