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鶴見俊輔 on ルソー(メモ)

鶴見俊輔「ルソーとの出会い」(in 『家の中の広場』*1、pp.28-36)


このテクストで、鶴見氏はルソーの教育論とルソーの音楽に対する共感を表明する一方で、ルソーの『社会契約論』*2に対する違和感を表明している;


『社会契約論』の思想は、トマス・ペインの『人間の権利』をとおして知った。トマス・ペインを動かしたルソーの思想に、間接的にふれたのだと言ってよい。これによってそのころの時勢を論じて、東大法科出身の官僚にしかられたことがある。もうルソーなどは古いので、今は、シュパンだとか何とかの時代だと言われた。そういう新しい全体主義の理論について読んでいないなりに、私は大いに不満で、ひたすらペイン――ルソーによってしゃべりつづけた。ルソーではないが、トマス・ペインの『コモン・センス』が、私にとっても常識だと思えた時代で、それは私がまだ学校制度上の無籍者だったころのことだった。
その後米国の大学に入って『社会契約論』を読んだが、ペインとちがって、それにはいくらかファシズム的なところがあっておどろいた。同じ時に読んだホッブズ著『レヴァイアサン』にはファシズムへのブレーキがしくまれていると感じた。この考えは今もかわらない。(pp.34-35)




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