新刊『江戸・明治のロゴ図鑑―登録商標で振り返る企業のマーク』(作品社)が発売になります!

広告で、看板で、店頭で、商品パッケージで、目にしない日はない企業のロゴマーク。もちろん、昔から存在しており、奈良・鎌倉時代の刀剣や鋳物には、すでに製造者を表す刻印があったことが記録に残っている。それがワッと花開いたのは、同一産業内での競争が激化した江戸時代からで、保護されるようになったのは商標制度ができた明治時代からである。その時代のロゴマークってどんなものだったのだろうか?
と思って、有名・無名を問わず集めてみたら、今では思いつかないセンスのデザイン、あの有名企業のロゴマークの意外な源流、ロゴにまつわる意外なエピソードが出るわ出るわ。当時のデザインのトレンド、日本の産業史、世相、ブランドの歴史も分かる図鑑になったのです。
最初は“外国企業”だった「キリンビール」、アサヒビール社の創業よりも前にあった幻の「アサヒビール」、実はビールのロゴじゃなかった「サッポロビール」の星マーク、リアル過ぎたライオンの「ライオンちゃん」、最初は可愛かった「ブルドックソース」、ミツカンとマルカン酢の因縁、全裸のノーベル、猫のおしり、めっちゃ光ってる犬、卵から出ずるご婦人、巨大な歯ブラシを手に地獄からやって来た天使、あかんべえ侍……。

明治時代までに商標登録された5万2千件以上のロゴマークから著者が厳選した、わくわくするトリビアや、思わず唸る奇抜なデザインを一冊にまとめ上げた本邦初の図鑑です。
9月26日頃から全国書店で順次発売ですが、発売に先駆けて9月20日(金曜日)18:30~、神保町・書泉グランデにて発売記念トークショーを行います。オンライン先行受付は2024年9月16日 (月) 23:59までですのでお急ぎ下さい!書泉オンラインで、イベント参加券付きの本書をご購入頂けます。詳細は下記ウェブサイトまで!
日本は100年企業(創業から100年以上存続する企業)が世界で一番多いんですね。だから100年以上前のロゴマークでも、「今でも見た事ある!」というものが意外と多い。また、今はもう歴史の波にかき消されてしまったロゴマークを眺めるのも楽しいものです。魅惑の江戸・明治のロゴ図鑑を、是非お楽しみください!
友利昴『江戸・明治のロゴ図鑑―登録商標で振り返る企業のマーク』(作品社)