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正月明け、やる気が戻らない人へ──“行動エンジン”を再起動する3ステップ

明るいオフィスで、3人の若いビジネスパーソンがテーブルを囲み、タブレットを見ながら打ち合わせをしている様子

新しい一年が始まりました。

元旦に「今年こそは」と目標を立てた方も多いのではないでしょうか?

にもかかわらず、数日たったいま、なんだか体がだるく、目標に取り組むどころか、ベッドのうえでスマホを眺めているうちに一日が終わってしまう——そんな日が続いている方もいるかもしれません。

正月明けは「新しいことを始めるのに最適な時期」というイメージがありますが、実際には生活リズムが崩れやすく、心身ともにエンジンがかかりにくい時期でもあります。

そのため、やる気が出ない状態になるのは、ごく自然なことなのです。
この時期に意識したいのは、「行動エンジン」を再起動すること。

この記事では、やりたいことに取り組むための「行動エンジン」をONにするために、いますぐ実践できるふたつの行動をご紹介します。

1月はそもそもエンジンがかからない時期!

新年を迎え、目標も立てたはずなのに、なぜこんなにもやる気が出ないのでしょうか?

これは不思議なことではありません。

◇ 正月明けにエンジンがかからない理由
  • 普段とは違う生活リズムが続き、脳が「休息モード」になっている
  • 寒さや日照時間の短さによって、体がストレスを感じやすくなっている
  • 暴飲暴食や昼夜逆転によって、体に疲れが残っている
  • イベントが続き、その疲れが蓄積したり、ストレスが溜まったりしている *1

「一年の始まり」というキリのよさから、1月は新しいことを始めるタイミングだと考えがちです。
しかし実際には、正月明けは心身に多くの負担がかかっているのです。

正直にいえば、本格的なスタートにはあまり向いていない時期といえるでしょう。

むしろ1月にすべきなのは、心身を整え、「行動エンジンを再起動させる」こと。
そのためにできる具体的なアクションを、次項で解説します。

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行動エンジンを再起動する方法

1. 「4つの時間を固定」して、体を「活動モード」にする

「あれもやってこれもやって……」と予定に振り回されて疲弊している人も、「とにかく休みたい」とずっとベッドにいるという人も、共通しているのは普段とは違う生活リズムで過ごしているということ。

前述した通り、普段と異なる生活リズムは脳を休息モードにしてしまいます。
そこで、まずは生活リズムを整え、体を活動モードに切り替えるところから始めましょう。

産業医で精神科医の井上智介氏は、生活リズムを整えるには「4つの時間を固定する」ことが効果的だと述べています。*2

4つの時間とは、起床時間と3食の時間のこと。

  • 朝起きる時間
  • 朝食をとる時間
  • 昼食をとる時間
  • 夕食をとる時間

これらを、できるだけ毎日同じ時間にするよう意識しましょう。

なかでも重要なのが、朝の過ごし方

起きたら「すぐに3分ほど顔いっぱいに朝日を浴び」ると、「体内時計がリセットされて、12~15時間後に自然に眠くなるメラトニンというホルモンが出る」ようになり、生活リズムが整いやすくなります。*2

筆者はもともと夜型で、「朝起きてすぐ日を浴びるなんて絶対に無理だ」と思っていました。
しかし、半年前に思い切って試してみたところ、ほぼ15時間後に自然と眠気が訪れるようになり、無理なく生活リズムが整っていきました

非常に効果を実感しやすい方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

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2. 体を動かしてやる気を取り戻す

「やる気が出たから動くのではなく、動くからやる気が出る」——こんな話を聞いたことはありませんか?

これは科学的に正しいことがわかっています

脳神経外科医の菅原道仁氏は、「側坐核が刺激を受けることによってやる気が出ます。これは作業興奮と言われるもので、とにかく何かをやり始めることで、脳の側坐核を刺激することができる」と説明しています。*3

ダラダラすることが半ば習慣化してしまい、まったくやる気が出ないというときは、まず何でもいいので体を動かしてみるのが効果的です。

以下にいますぐできる行動の例を載せます。
1分だけでいいので、いますぐどれかひとつ試してみませんか?

◇ おすすめの行動
  • ベッドから立ち上がって、部屋のなかを何周か歩いてみる
  • 肩をぐるぐる回す、首をゆっくり左右に倒すなど、ストレッチをする
  • テーブルのうえの明らかにゴミであるものをいくつか捨てる
  • 溜まっている食器を洗う
  • 家の窓をすべて開けて換気する
  • 歯磨きやうがいをする
  • 近所のコンビニまで散歩に出かける

どれもちょっとしたことですが、スマホを見るように目と脳だけを使うのではなく、しっかり体を動かせる行動となっています。

体を動かしてしばらくすると、「せっかくだから、もう少しだけやってみようか」という気持ちが自然と湧いてくるはず。
それが、やる気が回復してきたサインです。

***

「正月明けなのにやる気が出ない」のではなく、「正月明けだからこそやる気が出ない」とわかれば、無理に動こうとして空回りすることを防げます。

生活リズムを整え、軽く体を動かすことで、少しずつ「行動エンジン」をONにしていきましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 新年の目標を立てたのに、やる気が出ません。これって普通ですか?

A. はい、ごく自然なことです。
正月明けは生活リズムの乱れ、寒さ、暴飲暴食の疲れなどが重なり、心身がエンジンのかかりにくい状態になっています。「正月明けだからこそやる気が出ない」と切り替えて、まずは心身を整えることを優先しましょう。

Q2. 「動けばやる気が出る」というのは本当ですか?

A. 本当です。
脳は何かを始めることで刺激され、やる気を生み出します。「やる気が出たから動く」のではなく、「動くからやる気が出る」——この順序がポイントです。

Q3. 体を動かすといっても、運動が苦手です。何をすればいいですか?

A. 運動である必要はありません。
部屋を歩く、ストレッチをする、ゴミを捨てる、食器を洗う、窓を開ける、歯を磨くなど、1分でできる軽い動作で十分です。

Q4. 1月に新しいことを始めるのは避けたほうがいいですか?

A. 無理に始める必要はありません。
1月は「行動エンジンを再起動させる準備期間」と割り切るのも手です。土台が整えば、自然と動き出せるようになります。

【ライタープロフィール】
柴田香織

大学では心理学を専攻。常に独学で新しいことの学習にチャレンジしており、現在はIllustratorや中国語を勉強中。効率的な勉強法やノート術を日々実践しており、実際に高校3年分の日本史・世界史・地理の学び直しを1年間で完了した。自分で試して検証する実践報告記事が得意。




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