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仕事ができる人は “○○なフリ” を絶対にしない。やってはいけない3つのこと

仕事をする男性

仕事を頑張っているのに、なかなか成果がでない。人間関係も難しくて毎日ぐったり……。

そんなふうに、疲弊しながら仕事に励んでいる方もいらっしゃるかと思います。

仕事がうまくいかない理由はさまざまですが、もしかしたら無意識にしている「○○なふり」がボトルネックになっているのかもしれません。

心身を健康に保ちながら、仕事がうまくいく人になるために、本記事で紹介する「○○なふり」をしていないか、点検してみてくださいね。具体的な対策についても紹介しています。

【ライタープロフィール】
柴田香織
大学では心理学を専攻。常に独学で新しいことの学習にチャレンジしており、現在はIllustratorや中国語を勉強中。効率的な勉強法やノート術を日々実践しており、実際に高校3年分の日本史・世界史・地理の学び直しを1年間で完了した。自分で試して検証する実践報告記事が得意。

1. 本当はわからないのに「わかったふり」をしない

「仕事内容に曖昧なところがあっても、自分なりに進めてミスをしてしまうことがある」
「何度も質問するのは気が引ける……」

そんなあなたは、もしかしてら「わかったふり」をしているのかもしれません。

業務を教わったとき、わからない箇所があったにもかかわらず、とっさに「わかりました」と返事をしてしまったことはありませんか。

「知らないと思われるのが恥ずかしい」という気持ちからこういう対応をしてしまうこともありますが、「わからないと言うと怒らせてしまうかもしれない」という恐怖心がわかったふりにつながっている人のほうが多いのではないでしょうか。

組織人事コンサルティング会社の代表を務める粟野友樹氏は、「『わからないことを聞くことは、自分の成長や周囲の成果につながる』という意識を持つこと」が大切だと述べています。自分自身だけではなく、上司や先輩にもメリットがあるということですね。(カギカッコ内引用元:リクルートエージェント|仕事でわからないことが多すぎる…。「聞けない」「辛い」「辞めたい」に対処する方法

「何度も質問したら、怒らせてしまうかもしれない……」と委縮してしまうよりも、「少しでも早く仕事を覚えよう。そうすればまわりも楽になる!」と考えるほうがいいのです。

仕事を覚えるためには、人に聞かなければいけないのは当然のことです。だから、わからないことを聞くのは仕事のうち。このように考えることで、恐怖心を克服できそうです。

質問をする女性

同氏は質問をするときのコツを紹介しています。

  • 事前に「仕事の全体像を把握・理解し、『何がわからないのか』『何を知りたいのか』を明確にした上で質問する」こと
  • 「『5分だけお時間いただけますか』など、時間を区切ること」
  • 一度聞いたことを再度質問したい場合は、「『自分では理解し切れていないと感じたので、あらためて質問させてください』と正直に伝えてみる」

(カギカッコ内引用元:同上)

どれもちょっとしたことですが、あらためて見直してみると、よりスムーズに質問ができますよ。

2. 本当は困っているのに「大丈夫なふり」をしない

「常に残業しないと間に合わない仕事量を抱えている」
「いっぱいいっぱいだが、頼まれたら断れない」

そんなあなたは、「大丈夫なふり」をしているのかもしれません。

仕事を失いたくない、人間関係を悪くしたくない……などの恐れから、ついつい大丈夫なふりをして、仕事を抱え込んでしまうことってありますよね。

しかし大丈夫なふりを続ければ、納期に間に合わず周囲に迷惑をかけたり、体調を崩したりしてしまうかもしれません。自分ができる範囲で仕事を調整するため、断る技術を身につけることが必要です。

タスクが多くて悩む男性

産業医・精神科医の井上智介氏は、仕事を断るための具体策として、「今抱えている仕事のToDoリストを机の前に貼って」おくことを提案しています。(カギカッコ内引用元:プレジデントオンライン|「忙しい」と口にしてはいけない…仕事を押し付けられがちな人にお勧めの"忙しいアピール"の具体的方法※太字は編集部が施した)

そのToDoリストには、タスクとセットで「その案件に関わる上司の名前を書いておく」こともおすすめなんだそう。(カギカッコ内引用元:同上)

たとえば「企画書作成:○月○日までに××課長へ提出」というふうに書いておきます。そうすると、仕事を頼もうとしている相手に「この人に仕事を頼むと、××課長にも影響が及ぶかもしれない」と考えてもらうことができますよね。

また、頼まれたときにリストを見せながら、「現在、○日が締め切りの業務を××さんから依頼されています。どちらの業務を優先すべきでしょうか?」と相談するのもいいでしょう。タスクだけではなく誰を巻き込んだ仕事なのかを明確に伝えられれば、相手とのコミュニケーションがスムーズに進むはずです。

付箋が貼ってあるパソコン

3. 周りに迷惑をかけてまで「完璧なふり」をしない

「1回で完璧に仕上げようとして、ぎりぎりまで提出・共有しない」

こんなふうに仕事をしているのだとしたら、「完璧なふり」をしすぎているのかもしれません。

仕事を完璧にやり遂げたいという気持ちはすばらしいですが、自分の思う完璧と、相手が求めている完璧が異なることもあります。ぎりぎりに提出したあとに方向性のズレが見つかって、修正時間が必要になるなど、かえって時間がかかってしまうことも。

それでは、どのようにすればいいのでしょうか。

人事・戦略コンサルタントの松本利明氏は、「60点で出す」、つまり「書類であれば『ドラフト』という形」で提出し、相手に方向性を確認してもらうことが「速く確実に仕上げて通すこと」につながると述べます。(カギカッコ内引用元:ダイヤモンド・オンライン|仕事は「60点の出来」で堂々と出そう※太字は編集部で施した)

仕事を提出する人

「60点のものを提出していいのかな……」と不安になるかもしれませんが、あくまで「ドラフト」として出すというのがポイント。「完成しました」と言って提出するのではなく、「構成ができましたので、一度ご意見をお聞かせください」と、中間報告のような形で見せます。

早い段階で方向性をすり合わせると、大幅な修正が発生するリスクが減り、余裕をもって仕事を終えられます。また、「コミュニケーションをちゃんととってくれる人だ」という印象も与えることができます。

「完璧なふり」をするより、こまめにコミュニケーションをとりながら仕事を進める方が、業務をスムーズに進められるのですね。

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仕事をしているとき、とっさにしてしまいがちな3つの「ふり」を紹介しました。少し行動を変えるだけで、もっとスムーズに仕事を進めることができますよ。いまよりも仕事ができる人になるために、本記事で紹介した方法を取り入れてみてくださいね。




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