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ゲンガーの型選択にはパーティ構成毎に傾向がある

ゲンガーの記事なんか注目度低いな~最近のゲンガー入り上位構築を適当に並べてみっか~ 
とか思って並べてて、何気なく
カビゴン+水+鋼
・カビグロスサンダー
・その他のパーティ
という形で整理したら、面白い傾向が見えたので紹介。
参考:エギナさんの集計
ここに記載されている2024年以降の上位入賞構築(ゲンガー採用)を並べた。

カビゴン+水+鋼におけるゲンガー

エギナさん(オンライン対戦会#3優勝)

ゲンガー@ヤタピ サイキネ・冷パン・めざ水・鬼火 控えめBCS

しーびーさん(トクサネオフ準優勝)

ゲンガー@オボン 10万・冷パン・炎パン・鬼火 臆病BCS

パッキョさん(第10回くどオフ優勝)

ゲンガー@ラム サイキネ・冷パン・10万・鬼火 臆病BCS

かがさん(トクサネオフ優勝)

ゲンガー@オボン サイキネ・冷パン・鬼火・道連れ 臆病BCS

ゆみひこさん(岐阜モンフェ四位)*1

ゲンガー@クラボ サイキネ・炎パン・鬼火・道連れ 臆病BCS

雑感

なお、2~3世代らへんにおいて「カビゴン+水(+鋼)」というのは普遍的に強い組み合わせ。
ノーマル+水 - トキワのミドリ - しゃわのポケモン記 -
このゲーム - トキワのミドリ - しゃわのポケモン記 -
「カビ+水+鋼」系のパーティだとゲンガーには鬼火が必ず採用され、残りの技は2~3色の特殊技で埋まり、たまに道連れが入る。よく似てるように見えて、全く同じ技構成が一つもない、というのも面白い。道連れはメタグロスと共存する際に入っている。カビゴンの鈍いにある程度対応したり(鋼枠がエアネールなら吠えるで飛ばせる)、グロスの爆破&ゲンガーの道連れで速攻を仕掛けたり、グロスの攻撃性能が高いからゲンガーは多少狭めても良い、といったふうないろんな事情が絡み合っていそうだ。
ところでツイッターでちょっと振れたCちょい振りゲンガーについて。僕の観測範囲だと、「Cにちょっとだけ振ったBSベースのゲンガー」というのは1192さんのカビグロスサンダーゲンガー結論のやつが初出。
ゲンガー@オボン 冷パン・炎パン・鬼火・道連れ 臆病BCS
これとか、あと上記ではしーびーさんのゲンガーのように、
「サイキネ非所持オボン持ち炎パンゲンガーがCにちょっと振ってBにガンガン振る」
に関しては、対ヘラクロスで無振り炎パンがちょっとだけ足りないので補強するという文脈で割と簡単に理解できるのだが、ここから外れた形のゲンガーが無振りでもガンガン振りでもなくちょっとCに振るのは何か明確な理由があるのかよくわかっていない。僕ならサイキネ持ちであれば対ヘラではC振りはあんま必要ない気がする(どうせH振りヘラまで2発)し、逆に全振りしてゲンガー高確率1撃にしたくなったり、冷パン持ちならCに振り切って耐久ガンガン振りボーマンダやHP振りサンダーまで照準に入れたくなる。僕ならね。
構築作成者のみなさん解説よろしくお願いします(?)

カビグロスサンダーにおけるゲンガー

すのーさん(東エメオフ三位)

ゲンガー@クラボ サイキネ・冷パン・雷・呪い 臆病CS

stoic(西エメオフ優勝とか)

ゲンガー@オボン サイキネ・めざ炎・鬼火・爆発 無邪気HBS

きゅうりさん(岐阜モンフェ準優勝)

ゲンガー@粉 シャドボ・炎パン・鬼火・爆発 無邪気AS

雑感

カビ水鋼におけるゲンガーと違い、技も配分もバラバラである。
すのーパなら起点作り補佐、
stoicパなら対格闘補強、
きゅうりパなら対サマヨ関係やオスサンダー受け破壊、
といった感じでそれぞれの要求にあわせて調整されているように見えるが、これはカビグロスサンダー構築自体に幅があるからとも言い難い。上記のカビ水鋼は種族を縛っていないのでそれ以上の幅があってもおかしくないはず。おそらく、カビ水鋼においては虫格闘地面(ノーマル)の一貫切り要員という割と明確な仕事があるのでゲンガーが似た型に収束しがちだが、カビグロスサンダーは3体がすでにいろんな物理技の一貫を切っているのでゲンガーが絶対にやらないといけない仕事が明確ではなく、それ以外の細かい部分に応じて型がばらつく、ということな気がする。またカビグロスサンダーにおけるゲンガーで共通するのは爆発/呪いなど起点回避技を持っていること。というかカビ水鋼の上位構築に爆破ゲンガーが全然いないのがちょっと意外だった。ラグスイエアネールあたりが自然に吠えるを採用しやすいカビ水鋼系と比べるとカビグロスサンダー系はコンボ対策をやや入れにくいのでその点を補強しているとか、グロスサンダーが攻撃的なのでゲンガーも爆破で瞬間火力を出せると足並みを揃えやすいなどの理由かもしれない。

その他のパーティにおけるゲンガー

ダースさん(西エメオフ優勝など)

ゲンガー@ラム サイキネ・雷・冷パン・爆発 無邪気AS

ピーナツさん(越後ンフェ準優勝)

ゲンガー@オボン シャドボ・雷・冷パン・爆発 無邪気AS

poeさん(第3回くどオフ準優勝)

ゲンガー@オボン 10万・サイキネ・鬼火・眠る 臆病HBS

ウホホウホさん(ヘライコウスイクン)*2

ゲンガー@残飯 炎パン・みが・きあパン・道連れ せっかちACDS

雑感

2024以降だけだと上位入賞しているゲンガー入り構築でカビグロスサンダーでもカビ水鋼でもないものがダースさんのとピーナツさんのだけでサンプルが少なかったので、カビ水鋼でもカビグロスサンダーでもないものの例として、 コロナ禍前≒ライコウスイクン"解禁"前の一例としてpoeさんのハピエア、コロナ禍中≒ライコウスイクン"解禁"後の一例としてウホホウホさんのヘラライコウスイクンも引っ張ってきた。ダースさんとピーナツさんのはほとんど同じ形だが、Aに振り切って爆発させること、雷でスイクンギャラを倒したり、シャドボでサマヨール突破したりなど、パーティ単位でめんどいところを攻撃的に緩和したいという意思が見える。またpoeさんとウホホウホさんについては、ある目的のためにすごくピーキーな型で使っているという共通点がある。
poeさんの採用理由

ヘラクロスを筆頭に穴埋めに便利なゲンガー。
カビゴンにおいてゲンガーから崩されるケースが多かったため眠る型とした。
大爆発を抜いたため、サブウェポンはヘラクロスへの安定打点としてサイコキネシスを選択した。

ウホホウホさんの採用理由

スイクンライコウでは崩しにくいハピナスに対抗したり、カビゴンに後出ししたり、草タイプやヘラクロスをごまかしたりするために採用。

まとめ

カビゴン+水+鋼という形のパーティでは、鬼火持ちの2~3ウェポンが採用されやすい。
カビグロスサンダーでは特定の方向性が見られないが、爆破などで起点回避を狙う傾向は共通している。
その他のパーティでは構築上の要請を満たすため、時にすごく尖った型で使われることがある。

いろんなゲンガーを見返していて思ったのが、ゲンガーはどこを取っても独自性の塊であるということ。ノーマル格闘地面が全部無効なのはゲンガー族、ヌケニンヨマワルだけだし、爆弾としてはマルマインに次いで2番目に早いし、鬼火を最速で撒けるし、なんならゴーストタイプの中で一番Cが高いから特殊技を撃たせているだけで唯一無二の動きができる。耐性を活かして場に出しながら鬼火と特殊技をばら撒くだけでも十二分に強く、鬼火があろうがなかろうが、いきなり素眠りしようが、A全振りでいきなり爆破をしようが、みがきあしようが、どんな無難な/ピーキーな型であっても他キャラでは替えの効かない動きができ、パーティの要請と型を噛み合わせることに成功すれば滅茶苦茶頼りになるポケモンだと思う。
最近のゲンガーはプテラサマヨールエスパー技持ちのラティ、といったゲンガーに強いキャラの台頭に押されて使用率&勝率で書いたキャラランク上の位置はやや低下傾向にある。
キャラランクの階級分けを絶対評価にしてみる - stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ただ、こいつらは単にゲンガーに強いだけでなく、例えばプテラは冷パンゲンガーの代わりにサンダーを倒せたり、サマヨールは鬼火ゲンガーの代わりにカビを止めたり、ラティはゲンガーの代わりに格闘を倒したりと、ゲンガーの担っていた多種多様な役割を部分的に肩代わりしてくれるような側面がある(それぞれ決して完璧ではない、というのもポイント)ので、ゲンガーはむしろコイツらを心強い相棒と捉えると、もっともっと自由な使い方ができるようになっていく気がする。

*1:ゆみひこさんはゲンガー入りでエギナ大会四位入賞してるが、そちらは諸事情で有り物で急遽組んだとのことで飛ばす。そっちのゲンガーは鬼火持ちの3ウェポン

*2:ライコウスイクン"解禁後"からコロナ禍にかけて恐らくもっとも使われていたパーティのひとつ(?)。色々な人にそのまま~微アレンジして使用されていたようだ。例:和装さんがオンライン大会#1で優勝




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