文通(?)。
stoicプテラサンダーの核心部
進化したプテラ入りとその対策を考える配信
すのーさんによるプテラ解説、めっちゃためになるのでまずは見よう。
「進化したプテラ入り構築」のひとつとして僕のパーティも取り上げてくれていた。
配信の15分ちょいらへんから
ただ、stoicパーティの核心は解説されているわけではない。これは「進化したプテラ入り構築」として取り上げた3パーティの平均値・共通点とか、去年までのプテラ入りと比較する観点で話を進めていた、というような、構成上の都合もありそうだ。ただそれはそれとして、僕自身の構築意図と少し違うところもあるなと思ったり、プテラ入りの変遷についても少し補足できるかなと思ったので、そのへんをまず補足。
「新しいプテラ入り」は何が新しいのか
すのーさんも言っていたが、去年までのプテラ入りと今年のプテラ入りで明確に違うのはなんといってもソーナンスの有無である。これ自体はすのーさんも言及していたが、それに伴うメタグロス処理方法の変化である。
ダースグロスプテラ
ラティバシャプテラ
プテラティグロス
去年までのプテラ入りはソーナンス後出しというメタグロス処理ルートを持っている。
もちろんナンスグロス両立に対して崩壊するのでそれだけじゃダメで、ダースグロスプテラならギャラ、ラティバシャプテラはバシャーモで倒すとかラティプテラで突破、プテラティグロスはリフグロスとかカウンターカビとか、別ルートもそれぞれ持っている。
けど、とにかくソーナンス後出しでグロスを処理することが(も)できる。
で、問題は新しいプテラ入り構築。
stoic式プテラサンダー
ラティヘラプテラ
ひこまろ式プテラサンダー
すなわちナンス不在のプテラ構築。
こいつらは対メタグロスをどうしているかという話で、配信では「グロスにサンダーの雷により負担をかける」のような話が重点的にされていたが、これは最近の雷/10万議論を踏まえたアンサーだったり、「サンダーの雷」がstoicとひこまろさんのパーティの共通点だったり、という理由があると思う。しかし、ナンス入りプテラ構築が実際はグロス処理をナンスに一任はしていないのと同様、当然ながらそれだけではない。たとえばラグラージが入ってたり。
stoic式プテラサンダーはグロスを「対面で」処理する
ここからstoic作のプテラサンダーに話を絞るが、「サンダーをグロスに出して雷で負担をかける」という動きは、まぁ確かにできないこともないが構築段階では別に想定しておらず、記憶する限りほぼやったこともない。*1
stoic式プテラサンダーの相手グロス処理の本線はカウンターカビゴンを中心とした対面での処理である。カウンターカビでも鬼火ゲンガーでも雷サンダーでもいいけど、とにかく対面で処理する。何よりカビゴンにカウンターがあるおかげで、鈍いラグラージとか鈍いカビゴンとかもいけるけど、なんといっても相手メタグロスが殴りにきてくれ、安定して交換できる*2。この動きへの依存度をかなり高くし、プテラを相手ナンスに比較的強いいばみがチイラで採用することでソーナンスを抜いている。カウンターカビが爆破されても、対特殊はグロスサンダーサマヨ、そしてプテラで分担しているのでわりと大丈夫で、そもそもノーマル耐性4枚の相手にそうそう爆発は選んでこない。
プテラ観点でいうなら、サイクルを回すまでもなく相手グロスはカウンターとか爆発とかで消し飛んでいる。その跡地でプテラが暴れる、みたいな展開を作る。
ところで、じゃあなんでサンダーは雷なのかという話だが、サンダーはもともとプテラとカウンターカビゴンでめんどくさい並び=グロス+水+ゲンガーみたいなのを、サイクルじゃなくて先発や裏エースとしてごりごり破壊していく、というのが採用理由。すなわちサンダーはプテラ+カウンターカビを前提とした三番手の採用である。詰め性能高いけど単体突破力がそれほどでもないプテラの補完*3として、突破力(パワー)と麻痺撒きがあると嬉しいね、という、割とふわっとした理由で、火力重視の雷にしている。
※この話はすでに書いたことの繰り返し。
参照:プテラサンダー徹底解析
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ちなみに、エギカップ決勝戦やその後のツイートなどを眺めている感じ、ひこまろさんのパーティはどうやらstoic式とはけっこう運用が違っていて、サイクルの中でサンダーをグロスに出すっぽいので、ひこまろさんのほうが雷+プテラ関係の計算は詳しそうだ。
困ったらカビゴンの型を練ろう
ちょっと脱線したが、何が言いたいかっていうと、前も書いた気がするんだけど、とにかくカビゴンの型は重要で、パーティや試合展開に与えられる影響が大きい。カビゴンの技1個で、努力値配分の少しの違いで、パーティはぐっと強くなることがある。
カビゴンの型ってだいたい、
・AB基調のフルアタ
・AD基調のフルアタ
・HB基調のセミフル
に分類できる。現状「プンキネに対応」という触れ込みのAD基調が比較的新しい配分なのかな、まあそれはどっちでもいいけど、AD基調ってそこそこピーキーなことしてて、物理耐久は例えば無振りカビゴンののしかかり3発とか、176グロスのコメパン2発、鉢巻プテラの雪崩2発とかで落ちてしまうペラペラぶり。AD基調カビゴンで物理を相手するのは本来の運用とは違う使い方。もちろん、展開上仕方なくやる、ということも多いだろうが、試合をしている・見ている感じ、その意識をしてなさそうかな?というケースもちらほら。プンキネやサンダー10万をちょうど3発耐えることを活かして特殊に殴り勝ったり、適宜サイクルで負担をかけられる、というのが、ADカビゴンの本来の強み。
一方で、AB基調カビゴンで特殊に受け出す、というのも、基本運用からは外れている。無振りカビゴンの特殊耐久は、C振りサンダースの10万をぎり3発耐える程度しかなく、控え目サンダーの10万だと余裕の3発。下手するとサンダーが後出しで出てくる。相手が物理でも特殊でも対面なら突っ張れる程度に両耐久がある、というのがABカビゴンの本来の強み。
「なんか俺のカビゴン脆いな」という時は、運用方針にあわせてAD基調をAB基調に、あるいは逆に調整をする、というだけでパーティがぐっと強くなる可能性もある。
HB基調についてはまただいぶ運用が変わってくるが、カウンター、鈍い、自爆、地割れなど、搦め手を余裕をもって選べるというのが強みで、当然ながらメイン技やサブ技の火力は乏しい。「なんか全然相手に負担かけらんないな」なんてことがあったら、A振りカビゴンへの差し替えを考えても良いのかもしれない。
カビゴンもレイジさんも、なんでもできてしまうからこそ、使い方を考えるのが大切。
急にワールドトリガーで例える。
ワールドトリガー - Wikipedia
ワールドトリガーは大雑把にいうと、現実世界にいる主人公たちと、現実世界にやってくる異世界の人々が戦ったり、友達になったりする物語である。主人公を含む登場人物はほとんどが異世界の侵略者から街を守るための準軍事組織『ボーダー」に所属していて、その中にレイジさん(木崎レイジ)というマッチョなお兄さんがいる。

出典:ワールドトリガー公式X
ボーダーに所属する登場人物は多くが「狙撃手」「銃手/射手」「攻撃手」などのポジションに属しており、それぞれ狙撃銃、ふつうの銃、剣、など、専用の武器を使って戦う。銃と剣を両方駆使する「万能手」(オールラウンダー)もいる。
レイジさんはボーダーの中で唯一、狙撃手も銃手も攻撃手も達人レベルな、「完璧万能手」(パーフェクトオールラウンダー)である。扱える全ての武器のポイント(訓練や実戦の活躍に応じて得られる。個人ごとに異なる。)を合計するとレイジさんがトップ、すなわち総合力ではレイジさんが一番高い。なんでもできるし、適切な武器を使えば、どのポジションでも非常に高水準で仕事できる。ただし、だからといって、例えば狙撃銃を構えたレイジさんに前衛をやらせるのは基本的に無理があるし、剣を手に取ったレイジさんを後方支援に回してもしょうがない。また、それぞれの専門分野にはレイジさんの能力を上回っている奴もいるので、運用次第ではレイジさん自身を別の人と差し替えることが最適なケースもある。
GBAカビゴンは、レイジさんと同じくらいに総合力はずば抜けているし、取れる戦術の幅も非常に広い。
カビゴンもレイジさんも、なんでもできる、なんでもできてしまう。
だからこそ、
このカビゴンは構築の方向性に合っているのか?
場合によっては
カビゴンじゃないキャラにしたほうが求める仕事を精度よくできるのでは?
といった部分をよくよく考えることが構築の強さを大きく左右する。
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プテラの使い方や対策を考えるのもいいし、サンダーの雷か10万で悩むのもいいだろう。
しかし、このゲームの最強はあくまでカビゴンである。
カビゴンをどう使うか?/使わないのか?を考えるのが大切である。