年末、エメラルドミーティングをやり、バトレボオフに参加し、エメラルドオフに参加してきた。本当に楽しかった。主催のすのーさん&ピーナツさん、そして遊んでくれた皆、ありがとう。
この記事では前半に各ルールの使用構築をまとめた。それと、GBA実機当時の昔話を書いた頃から気付いたら五年も経過してしまったので、続編を書いた。ちょっと気持ち悪い感じの文章になったが、せっかくなので置いておく。
GBA後期シングル


<エメミ・バオフ>エメミ大会3勝1敗(準優勝)、フレ戦1勝2敗
カビゴン@残飯 のし・鈍い・シャドボ・カウンター 意地HAB
ジュカイン@粉 リーフ・がむ・いば・みが 臆病HBCS
プテラ@チイラ 雪崩・地震・いば・みが 陽気ASベース
ギャラドス@オボン めざ飛・地震・電磁波・吠える 意地HAB
ゲンガー@ラム サイコ・冷パン・鬼火・あやぴか/呪い 臆病CS
メタグロス@鉢巻 コメパン・地震・雪崩・大爆発 意地HAD
<エメオフ>大会2勝1敗(ベスト8)、フレ戦1勝1敗
カビゴン@残飯 のし・鈍い・カウンタ・眠る 慎重HB基調
ジュカイン@粉 リーフ・いば・みが・がむ 臆病HBCS
プテラ@鉢巻 雪崩・地震・燕・寝言 陽気AS基調
メタグロス@オボン コメパン・地震・リフ・爆破 陽気AS
ゲンガー@ラム サイコ・鬼火・挑発・道連れ 臆病HBS
ラティアス@スプーン サイコ・10万・冷凍・電磁波 臆病CS
個人的に印象深かった型であるチイラプテラやスプーンラティを使ってみた。エメオフのパーティはバオフにてビーンさんと話して大変感銘を受けた内容を踏まえて一晩で大急ぎで組んでみたので、ちょっと粗がある。詳しい解説や考えたことは別途書いてみたい。
コンテスト


※たくましさ部門※
※ドーブル、コンディション上げ、道連れコンボ禁止※
<エメミ>
ベトベトン@黄バン 溶ける・泥棒・きあパン・置き土産
泥棒での捲りと置き土産での逃げ切りを軸にした構成。
ピーナツ記事に同じ型があったらしくべトンミラー発生して負けた。
<エメオフ:フレ戦>
ハガネール@黄バン 硬くなる・捨て身・いちゃもん・大爆発
泥棒メタを突破するため高火力コンボ&いちゃもんで逃げ切る作戦。1番手でいちゃもんを撃つと泥棒の期待値を大幅に下げることができる。結局べトンに負けた。
<エメオフ:本戦>
ネンドール@黄バン 原始・硬くなる・捨て身・大爆発
慣れないGCコンで痛恨の操作ミスをし、3ターン目に大爆発を押してしまった。折角の機会なのに変な展開にしてしまい、他の方々には大変申し訳ない。
「ネンドールは アピールしていない!」
ポケモンリーグ2005





<エメミ>アスグロスケンタサンダー☆ヌケニン
オーレコロシアム国際親善試合での使用構築をチューニングした、最近のお気に入り構成。ダースさんのライコウファイヤーカビにコメパン外してボコられた。爆破を選べたシーンで選べなかったのが少し心残り。
4thGS


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<エメミ>サルボーマンディアオーガ
ディアルガの電磁波は雷に変更したが、電磁波でいいかも。
ミラーを制して優勝。やるな笑笑
4thGS突発大会での連続優勝記録を4回*1に伸ばし、前人未到の黒閃5回連続発生に王手をかける。
<バオフ>ギラアグノムディアグロス
ギラアグノムでうまぶろうと思ったらグラサンヌケニンとグラワタにボコボコにされ、勝ち試合もスカーフキッスのエアスラを避けただけの1勝2敗で予選落ち。嘘だよな。
グラワタを握って最終的に優勝したしろさんとの予選試合(負けた)は割と名勝負だったと思う。BV保存しとけばよかった。味方巻き込み地震で綺麗にやられた。
日記:次の世界を作るのは
第十回くどオフ以降、年末のオフ会の流れの中でぼんやりと思っていたことがあって、何人かにはその断片を話したのだが、文章に吐き出しておきたくなったので、記述しておく。
ここから先は、完全に自分の内心だけが記してあり、対戦考察等は一切含まれない。
興味ない人、嫌な予感がした人は戻る推奨。
~~戻るための行間~~
~~戻るための行間~~
~~戻るための行間~~
~~戻るための行間~~
この話は2020年に遡る。
ロスジェネオフ・エメラルドオフ・バトレボオフでレンタルしたパーティ/GBA実機当時の話 - stoicのポケモンGBAメモ帳(二)
ポケモンエメラルド15周年を盛大に祝った半年後の2020年春、唐突に新型コロナ禍が始まった。コミケも色々なオフも中止・延期。それでも素晴らしい執筆陣に恵まれ、同人誌『ポケモンエメラルドシングルバトル考察本』は完成にこぎつけた。この本は多くの執筆者の協力を得たものだが、一方で僕が当時知っていたGBAシングル対戦についての知見を全て詰め込んだ本でもあった。*2
~~
今思うとこの時、一種の燃え尽き症候群にかかったかもしれない。自分にとって一番やりたい遊びはその後、もっぱら4thGSになった。新型コロナ禍が緩やかに収束していき、隙を突いて第九回くどオフなどが開催され、GBA対戦界隈は活発さを取り戻していったが、仕事にかまけていたこともあり、いまひとつ腰が上がらなかった。
~~
2024年の春、poeさんが「関東エメラルドフェスタ」を開催した。poeさんはまごうことなきGBA最強プレイヤーの一人で、いつもクールな顔をしているが、意外と(?)マイナールールで遊ぶのも好きで、コロナ禍直前に流行の兆しを見せていたポケモンフェスタ2003ルールでのオフを開催した。たまたま仕事との折り合いがついたこともあり、久しぶりにGBAオフ会に顔を出してみた。そのエメフェスで「予選総当たり→本戦トナメ」形式のGBAオフ大会で、自分としては初めて、予選落ちを喫した。*3
予選に参加し、三決、決勝戦を観戦し、皆の構築や立ち回りから伺える思考の深さに驚いた。予選落ちしたのにこの満足感は何だろうと、奇妙な感じを受けた。
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続く第十回くどオフでも予選落ちに終わった。優勝/準優勝常連のひしめく激戦区ブロックを引いたことや、自分のパーティ選択が甘かったこともあるが、それはたぶん些細なことで、どうも何かが変わった感じがした。
~~
言語化するとたぶんこういうことだ。
今まで心のどこかで、自分は多くのGBAプレイヤーよりポケモンGBA対戦が強く、現代GBA対戦環境を俯瞰できている立場だと勝手に思っていた。
なんと烏滸がましいことか。
しかし実際に、少なくとも自分が初めて対戦オフ会に参戦した2018年から2022年頃までのGBA対戦環境では、自分にとってほぼ想定内の事象ばかりが起きていた。
細かいところで「おっ」という事象はあったが、それも自分の脳内で簡単に言語化することができた。*4
コロナ禍に入ってオフ会に顔を出せなくなってもそれは変わらなかった感じがしていた。
しかし、久しぶりに実戦してみると、どうも違っていた。第十回くどオフに出て身を以て実感したが、2024年の関西エメラルドオフ、トクサネオフあたりから、いやもしかするともう少し前から、自分の知らないGBA環境が走り始めているようだ。
まがったスプーンラティオスのカビゴン突破ポテンシャル。CSスプーンラティアスやチイラのみプテラ。僕の脳内に無かった概念が次々と登場していた。
そして、それらを踏まえた思い思いのアイデアで組まれた構築を繊細かつ大胆に使いこなす、明らかに強くなっているプレイヤーたち。
自分は、彼らの先に居る役目であり、居るべきなのだと、勝手に思い込んでいた。様々な巡り合わせから、いつの間にかその役割は終わった。いや、こんなのは文字にするのも恥ずかしいような自意識過剰で、そんな役割は最初から無かったに違いない。
しかし、自分の全てを『ポケモンエメラルドシングルバトル考察本』に書いたこと、その後の4年という長い燃え尽き時間の経過を踏まえると、この解釈は妙に腑に落ちるのである。
~~
思い返せばGBA対戦において、自分一人でできたことなど何一つなかった。
一緒に対戦してくれた。ブログを読んでくれた。twitterをやらないか♂と誘ってくれた。オフ会に出ないかと誘ってくれた。エメラルドをくれた。個体をくれた。乱数調整を教えてくれた。同人誌を書かないかと声をかけてくれた。一緒に同人誌を作ってくれた。対戦・配信を見てくれた。オフ会をやらないかと誘ってくれた。スタッフとしてサポートしてくれた。
数えきれないほどの人々との縁があり、色々なことがあり、その結果として、いちGBAプレイヤーとしての今の自分がいる。
~~
一方で彼らは、様々なバイタリティを発揮しどんどん様々な行動をしている。
オフ会に出る。大会に出る。Youtubeチャンネルをやる。オンライン対戦をやる。新しくオフ会を開催する。などなど。
いや、そんな大きなことでなくとも、観戦をする。見学してみる。好きなゲームを持ち込んでみる。人と話す。などなど。
色々な人々の、それぞれのベクトルは少しずつ違う、思い思いの行動の積み重ねが今の盛り上がりに繋がっていると思う。
これらが全て僕のおかげ、ということは絶対に無い。色々とマイナスな行動もとっていることだし。
僕のせいでポケモンGBAをやらなくなった人も現実にいるし、見えてないだけでその数はすごく多いのかもしれない。
ただ、かといって「何も貢献できてこなかった」などというのも明らかに違う気がする。
みんなの何気ない行動のおかげで、僕自身が様々な一歩を踏み出せてきたわけだから、裏を返すと、ポケモンGBAで遊ぶことを通して、きっと僕自身も、誰かに小さなバトンをいつのまにか繋げているのだと思う。
~~
そういえば、FRLGのシナリオ終盤で訪れる「6のしま」にある「てんのあな」最深部には、誰かが点字でこんなことを記している。
ひかり かがやく
ふたつの いし
ひとつわ あかく
ひとつわ あおく
ふたつの ちからで
かこが つながり
ふたりの ちからで
ひかり かがやく
そして
あたらしい せかいが
みえてくる
つぎの せかいを
つくるのわ あなただ
もー はじまっている
僕がポケモンGBAで一番好きな文のひとつだ。
今の自分には、とにかくなんでもいいから、どんな結果でもいいから、行動してみることの大切さ、誰かとの縁が繋がっていくことの素晴らしさを説いた文のように思える。
次の 世界を 作るのは あなただ
もう 始まっている
*1:エメフェス・8thエメミ・9thエメミ・10thエメミ
*2:同人誌については一つ心残りがあり、出版後に見つけた記述ミスをまとめた正誤表を未だにまとめられていない。編集用のdiscordにログはあるので、この機会に、近日中に公開したい。
*3:第一回3rdオフで予選総当たり→上位2名で決勝戦、の形式で決勝に行けなかったことはある
*4:くどオフ環境である時期ラティオスがラティアスより多かった、とか
*5:引退インタビューみたいな話になってしまったが、そんなつもりは全くない。バトレボオフの二次会でビーンさんやしゃわさんに「五年後十年後もこんな感じで遊んでるのだろうか」と聞いたら「絶対やってるでしょ!」と即答された。確かに、そんな気がする。