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文学フリマ41にお邪魔して

こんばんは。

 

お疲れ様です。

 

私は今日文学フリマ41に行きました。友人の作品を買う為です。ところで、今回の文学フリマは2万人近くの人出があって、過去最高で、NHKのニュースでも取り上げられたらしいです。

 

早速帰りの電車やカフェや家の風呂で代々木果実混合(よよぎフルーツミックス)の冊子『Yoyogi crisis』を読み、今さっき読了しました。ここに感想を挙げます。

 

『二人旅〜金沢編〜』黒井和作

紬(つむぎ)と笠音(かさね)の珍道中的な旅行記で確か前は北海道だった気がするが、金沢編は雨や猛暑などのアクシデントに見舞われ、異色だが、二人の掛け合いは相変わらずで和む。アラサー前後の女性の微妙な心理や女性同士の友情の貴さ、旅行というものの人生における重要さを軽妙なタッチで描いている。彼女達はいつまでもこんな気楽なままではいられないとわかりつつも、今を楽しみたいとか未来に漠然と広がる不安を友情の力で乗り越えたいと思っているのかもしれない。黒井氏の描く世界は明るいと同時にそこはかとない疲れや現代に対する風刺が利いていて、そこも読みどころの一つなのかもしれない。随所にユーモアも散りばめられていて、文章を読みやすくしている。彼女達や黒井氏が今後どこへ向かうのか、見届けていきたい。

 

『青い鳥』平修作

今はもう実質代々木果実混合(よよぎフルーツミックス)のエースの平修氏の作品である。最初から衝撃的で西村賢太私小説かと思った。それぐらい文章がうまくなっていたので、自分が知らないところで読書などの研鑽を積んでいるのだなと思った。内容はある種の平氏お得意のいじめられっ子を救済してくれる聖女みたいな話なのだが、内容は中々にハードで凄烈な暴力シーンもあり、読ませる。それらは平氏自身の経験などに基づいているという。主人公には人から愛される何かがあって、救ってくれる人が現れたりするけれど、ただ幸せは青い鳥みたいにいつもすり抜けて飛んでいってしまうというような話だった。いつもはここで終わってしまう。ただ今回は違った。最後にそこから決意して、這い上がろうとしている主人公(平氏)がいた。主人公と同じように平氏の人生はこれからだと思う。青い鳥は帰ってくる。そう信じている人の元には。

 

『嘘つきのドラマツルギー』朱乃紅作

朱乃紅氏自身をモデルとしたような主人公谷川俊也が高校二年生の秋に体験した不思議な出来事。甘く魅惑的な美少女に誘惑され、危ない橋を渡りかける。この美少女が詐欺師だが、悪魔的な魅力を持ち、物語に説得力を与えている。朱乃紅氏は人物描写が上手いなと思ったし、似たような経験があるのかなとも思った。簡単に言ってしまえば、彼は美人局(つつもたせ)に騙されて金を取られそうになったのだが、彼はそこから自力で逃げ、少し大人になり、何かが到来する予感を感じて終わるという話だ。彼は騙されたのだが、その出来事が自分が大人になりつつあると感じる契機になり、今持っている人間関係やオタク文化などの有り難みを再認識する。最後に仲直りをするオタク仲間三人は黒井和氏、平修氏、朱乃紅氏に見えた。




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