
※写真はブログ記事用に2024年の紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3)を使用しています。)
1. C/2026 A1 (MAPS)
前回の記事から近いのでまた同じ記事ですか!と突っ込まれそうですが、1月13日頃に新しく発見された新彗星C/2026 A1 (MAPS)が4月初旬にマイナス等級となる予測が出ています。
こちらの彗星はクロイツ群*1のサングレーザー*2のため期待は持てます。
しかしながらクロイツ群のサングレーザーは太陽に近過ぎる軌道のため、崩壊を起こしやすく明るい予測であっても崩壊して見れないことも良くありますので期待半分程度に留めておきましょう。
C/2026 A1 (MAPS)は日本からの観測・撮影はやや不向きの彗星です。
Vixenの彗星アプリでは下のようになっています。


最も明るくなるのは太陽の近日点付近ですが、太陽に隠れて観測・撮影が難しくその後は4月10日から夕方の低い黄昏空に昇って来ますが、日が沈みきっても撮影できる高度が5°程度しかないため非常に難しいでしょう。また、マイナス等級はあくまでも近日点付近でそれ以降は一気に暗くなるので肉眼観測や撮影においては厳しい条件の彗星です。
仮に撮影出来たとしても天体撮影記 205夜のような薄明に輝く彗星となりそうです。
こちらもまた、情報が入り次第更新していきます。
2026年2月12日時点
現在近日点の予想が-7.4等級になっています。ここまでのマイナス等級の予想が出るのは初めて見ました。また、一部では-40等級というわけのわからない予想がされていますが、これは太陽の-27等級ほどで、満月が-12等級ほどなのでありえないでしょう。
気になるのが2月12日時点で観測結果が15等級ほどでしたが8等級の観測も出ており、バーストした可能性があります。そうなると意外と近日点に近づくまでに眼視等級になるかもしれません。サングレーザーは太陽に近づき過ぎて崩壊するのが多いので個人的には太陽に近づく3月下旬頃からの観測をお勧めします。
もし、生き残ったらそれは素晴らしい世紀の大彗星になるでしょう。
個人的な本命はC/2025 R3の方ですね。こちらも安定して明るくなって来ています。
4月付近がとても楽しみになって来ました。
2. C/2026 A1 (MAPS)の観測時期・時間帯について
月出の時間までには彗星が沈むので月明かりのない状況で観測・撮影ができそうです。
撮影するとなると4/10以降になるかと思います。

近日点過ぎた後ももしかすると明るい彗星になる可能性もありえるので見守っていきましょう。
3. 過去の彗星の記事

