1. まえがき
前回の天の川撮影から1か月経ち、また月の巡りが新月期となりました。
今回訪れた場所は高知県のUFOラインを訪れました。この場所は以前天体撮影記 第204夜でお送りした瓶ヶ森テントに向かう途中にあります。
車のドライブやバイクのツーリングなどをしている方だとよく知られている場所で、その道中からの景色は日本でも上位に入るところかと思います。


天気図参考は気象庁|の天気図より
5月に入り移動性の高気圧の圏内に入って来ました。5月でこの天気図になると五月晴れが広がることが多いです。しかし、この時期は五月晴れでも黄砂の影響を受けてしまうこともあります。
今回は多少ながら黄砂の影響を受けてしまい、若干ぼんやりとした写真になってしまいました。
2. 高知県 UFOラインから星空と天の川と時々流れ星

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 4000]
UFOラインから沈むオリオン座、光害は方角的に松山市方面だと思われます。

[焦点距離:16mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 6400]
UFOラインの標高は一番高いところで1700mほどあります。特に今回の撮影地はほぼ最も高いところからの撮影のため、澄んだ空で星空を観測できます。
ただ、今回は黄砂の影響を若干受けていたので少しぼんやりした写真となっています。

[焦点距離:16mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
GW始まりの前の金曜夜なので同業者がいるかと思われましたが自分一人だけでした。

[焦点距離:16mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
天の川と5月によく見られる大気光も写真に写っています。
UFOラインには前景となる場所は特になく基本的には天の川撮影がメインとなってしまいます。

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
UFOラインの道と天の川の構図になります。月明かりがあればもう少しはっきりと見えますが右側が尾根伝いを走るUFOラインの道になります。

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
今回この場所を訪れた理由としてはこの構図が撮りたかったのが一番です。ただ、時期的にはもう少し後の7,8月ぐらいに訪れて天の川が更に西側に沈んだ状態で撮影した方が良かったかもしれません。

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
GPVだと快晴予報でしたが、若干雲が出ていたのが残念です。
また、こうして見ると結構街明かりの影響も受けているんですよね。

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
薄明時の天の川とUFOラインの道
4月末だと天の川とUFOラインの道の構図がギリギリ撮影できました。
それにしてももうかれこれ10年以上星景写真を撮っていますが、夜明けの衛星の軌跡が本当に多くなったと感じられます。

[焦点距離:14mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:13s/ ISO: 8000]
そういえばタイムラプス撮影で動かしていたカメラに火球が写っていました。14mmの画角なので結構明るい火球です。
この時期に活動しているのはこと座流星群ですが、流星経路的に違うのでおそらく単発の火球だと思われます。構図的にも端っことかではないいい感じのところに写ってくれたので思わぬプレゼントでした。
3. UFOライン周辺の空の暗さ

UFOラインの空の暗さとしてはSQMだと21.79となり十分な空の暗さがあります。ただ、以外と西は松山市内、南は高知市の光害の影響を受けるので数値以上に明るいと感じるところもあります。
それでも天の川は肉眼でもはっきりと見ることができます。
4. あとがき
4月の天の川撮影は高知県のUFOラインからの天の川をお送り致しました。
中々車で行くのも大変な場所でガスって撮影出来なかったとかなると精神的なダメージがでかく以前から天気が良ければ撮影に訪れたいと考えていたので今回無事に撮影出来て良かったです。
夜だけではなく昼間にバイクで走った事もありますが、本当に気持ちのいい場所です。
次回の天体撮影記は6年ほど前に訪れた四国カルストから天の川撮影狙いで訪れて来ましたのでそちらをご紹介したいかと思います。
5. 勝手に撮影地評価
撮影地の環境:☆
空の暗さ:☆☆☆☆☆
撮影地はUFOラインのすぐ近くになります。夜間訪れるには道が狭くかなり危険なところです。
空は開けているので、流星群観測も出来ますが、トイレや自動販売機等一切ないので長居が難しいところです。
6. 使用機材