以下の内容はhttps://star-watch0705.hatenablog.com/entry/20250512/1747042676より取得しました。


読書は肥料的なものか。

 

週のお題は「ゴールデンウィーク振り返り」ということですが、残念ながら今年はどこにも行けず、家で障子の張り替えなどをしてました。まぁ、夏が来る前にやらなきゃなと思っていたことができて有意義だったかもしれない。合間合間でしっかり読書もできたし、そういうGWもアリということで。

 

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

Amazon

 

読んでいた本がこれ。塩野七生の『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』です。何度も読んでる本ですが、このタイミングで再読しようかと思ったのです。こないだまでヴァチカンでコンクラーベ教皇選挙)をやってましたが、そういう意味でも実にタイムリー。そのコンクラーベで、チェーザレ・ボルジアのお父さんのアレッサンドロ6世が、法王に選出されたところからこの本の話が始まるわけですからね。500年以上前の世界の話だけど、状況がリンクしている。


父親が法王に選ばれ、子のチェーザレ大司教となり、枢機卿の一員となります。キャリアとしてまさに順風満帆なわけなんですが、結局そうはならなかったのがチェーザレという人の性か。31歳で彼が夭折するまで、当時の複雑な国際情勢を舞台に、アニメの主人公みたいなことをやってのけたことが書かれているのです。おもろいんで皆さんも一度読んだ方がいいですよ。塩野七生の本では読みやすい部類ですから、彼女に興味のある人はここから読み進めていくのもいいでしょう。


唐突に話が変わりますが、春先に自宅の庭を家庭菜園にしようと企み、調べたら土の性質が酸性に傾いていたので、苦土石灰に加え、有機肥料も少々撒いて二週間ほど放置。馴染んだあたりで畝を作って野菜の種を撒いておいたのです。けっこう暖かい日も多かったんで、すぐ芽も出るだろうとタカを括ってました。ところが四月に入っても一向に出てこないままうんともすんともいわない。オワタと思った。

 

 

 

四月に入ってから急に寒くなったこともあるのかもしれませんが、石灰のまき加減がまずくて土壌がアルカリ性に傾いてしまったのかなぁとか色々考えてました。隣のお宅でも家庭菜園をやってますが、ちらっと眺めたら、すでに立派な小松菜的なやつがわしゃわしゃ生えており、家の主人が雑草でも軽く引き抜くようにして持っていくわけです。激烈な敗北感を感じました。我が家はいつまで240円で小松菜を買い続けなければならないんだと、不甲斐なくスーパーで小松菜を買い鶏肉と炒めて酒を飲むなどしました。


が、ゴールデンウィークに差しかかるあたりでいきなり暑くなり、状況が一変。庭の畝に一気に芽が生え並び、それまでの遅れを取り戻すようにどんどん葉が伸びたのです。これを書いている今はもうだいぶフサフサ。ルッコラ、アスパラ菜、葉大根三つ葉は収穫可能です。夕方、サンダルで庭に出て、使う分だけハサミでチョキチョキして料理に散らしたりしてます。庭に作物があるだけで優雅な気分。大葉とワームウッドも成長中で楽しみです。


そんな庭の作物の成長と並行して本を読んでいて、ふと、読書も肥料のようなものかなと思い至りました。人も生きていればいろんな面で芽は出てくる。もちろん、読書は人が才能を発現する一つの要因とはなるのだろうけど、同時に他の様々な要因も関わるわけで、結果的には全てが溶け込んで調和したときに芽が出る。だからこそ、それが読書による成果であると、優先的な確定などできないんじゃないか。作物を育てる環境条件として肥料を撒くのと同様、読書もまた当人の環境を整える条件の一つとしてある、というだけの話でしかないのでは。もちろん、例えば小説家としてデビューするなどすれば、その人の読書習慣は、何も知らない他人からは成功の最優先条件として捉えられるだろうけど。と、そんなことを考えていたらGWは終わりました♨️

 

youtu.be

ちなみにワームウッド(ニガヨモギ)ってなかなかヤバい植物でしてね🪴

 




以上の内容はhttps://star-watch0705.hatenablog.com/entry/20250512/1747042676より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14