私はブログを始めてからもう10ヶ月になります。
私の妻はそのことを知っていますが、内容は一切見せていません。
妻はいつも私に言います。
「好奇心旺盛で、いつもバカなことを私に聞いてくるような人が
ブログを書いたら、読者の方に迷惑よ、早くやめなさい」と言います。
「あなたは人間社会では、私以外には言いたいことも言えないで、
まるで今にも踏みつぶされそうな蟻みたいなのに気付かないの?」と言います。
私は「ブログの世界では象になったような気分で思いのままに書いているんだよ」と
言いました。
妻は呆れた顔をして、「あなたが象なら読者の方は恐竜ね、そのうちあなたを
飲み込んでしまうわ」と言います。
(読者の皆さまにはとても失礼な妻であることをお詫びします。)
私は「ブログとは共感を求めそして出会い、感動の世界へ私を導いてくれるんだよ」と言いました。
すると妻は「私とあなたの間には共感なんてないのにどうしてブログに共感を
求めるの」と言い返してきます。
私はため息をつきました。
ブログを書いたことのない妻にブログの魅力を知ってもらうことは、
陸を歩いたことのない魚に、ウォーキングの楽しさを説明するようなものでした。
ところで話は変わります。
そろそろボーナスの時期になりましたね。
私の会社も12月の中旬にはボーナスが支給されます。
仕事ができない私はそれなりの金額ですが、もらえるだけで満足しています。
ところで、私の家庭ではお金の管理は私がしています。
毎月の給料は食費と水道光熱費だけ妻に渡し、残りは私が管理しています。
ボーナスもほとんど私が管理しています。
なぜならば、ふたりのお金に対する考え方が違うからです。
私は貧しい家庭に育ちお金の大切さを知っていますが、妻は普通の家庭で育ち
そのありがたさを知りませんでした。
最初の頃は給料をすべて渡していたのですが、調理器具のいいのがあったとか
おしゃれなバッグがあったとか言って衝動買いをして、次の給料日までに
お金が足りなくなることがありました。
洋服を買う時も、妻はファッションを優先して季節を先取りしましたが、
私は実用を優先して季節はずれのサイズが合えばお買い得の処分品を買いました。
食品を買う時も、妻は出来立てのアツアツのお弁当を買いましたが、私は
朝から並んでいて冷たくなった割引商品を買いました。
お金に関しての考え方は、妻はまだ半分残っている、私はもう半分しかないと
いう考え方でした。
今ではもうそんな無駄使いはしませんが、その当時、私はその妻の金銭感覚に
不安を持ち、その頃から私がお金の管理をしています。
今では、私にならって妻も洋服の処分品やお弁当の割引品を買っています。
私は田舎に住んでいるので都会ほど生活費はかかりません。
私は将来のために少しずつ貯金をして、贅沢をしなければ何とか生活できる
ようにと考えてやり繰りをしています。
しかし妻は私がどれだけ貯金をしているのか知りません。
最近妻は、将来に対しての不安を持ち始めたようです。
渡された少ないお金から少しずつ貯金をしているようです。
だんだん食事が質素になってきているのでそれがわかります。
妻は以前、脳梗塞で倒れて以来、仕事に就くのは難しく、専業主婦をしています。
先日妻と買い物に行きました、妻の後を歩いていると、妻の着ているセーターの
首元と袖口がよれよれになっていて腰の部分がほつれて糸が垂れていました。
もう何年も前に買ったセーターでしょう、今時こんなボロを着ている人はいません。
私はそれを見て、私がもっとしっかりしていればと、涙が出そうになりました。
私が出世を嫌い、自由気ままな生活をし、のんびりブログを書けるのも
私とともに貧しい生活に我慢してついてきてくれた妻のおかげだと思います。
妻は私のブログのことは理解してくれませんでしたが、私は妻の今までの
苦労はよく理解しているつもりです。
感謝の意味を込めて、今度もらうボーナスで妻に新しいセーターを買って
あげようと思います。
かあちゃん許してね。