選挙が終わって一週間、選挙前と比べて日経平均は500円近くも下がった。選挙前に株が上がらなければいけない理由が、何かあったんだろうなあ〜(笑)。
今朝の新聞を開いたら、JAがでっかくTPP反対の全面広告を出していた。お前ら、(ごく一部を除いて)自民党に投票したばっかりだろ〜が(笑)????
さて、なんども言うけど、今回の参院選での山本太郎の当選、緑の党の三宅洋平の健闘は希望だった。
その東京選挙区での山本太郎の当選、鈴木寛の落選についてはちょっとした論争?があるようだ。 原発に反対するような人の間でもそうらしい。要するに 鈴木寛は元官僚ということもあってネット選挙解禁や高校無償化などに大きく力を尽くした民主党の中でも珍しく(笑)仕事が出来る議員だった。で、それに引き換え山本太郎は(笑)、ということらしい。 だけど、その程度のことは初めからわかってるんだよ(笑)。
例えば、いつもは比較的共感できる東大教授の本田由紀やドイツ文学者の池田香代子は選挙前 TWITTER上で山本太郎を批判していたし、湯浅誠氏は鈴木寛の応援をしていた。「鈴木寛から依頼があって、山本太郎からは依頼がなかったから」と、比較的納得できる理由を言明している湯浅氏はともかく、本田由紀のような人がそういうことをするかなあ、という気がした。もう、頭がボケちゃったのか(笑)。選挙後も武田徹が『山本太郎は教育がない』と非難する意見もみかけた。ボクは一見もっともらしく見える、だけど内実がない、こういう意見が大嫌いなのだ! 山本太郎の当選は「終わりの始まり」か? | HuffPost Japan
これからも山本太郎に対するバッシングはどんどん出てくるんだろう。そればかりでなく今週はさっそく 三宅洋平や山本太郎の選挙参謀、サブちゃんこと斎藤まさしに対して実に根拠の薄い非難をする週刊誌の記事も出ていた。もちろん山本太郎にいろんなことを期待するのは間違いだ。彼に難しい理論を期待しても仕方がないし、原発立地の振興策を期待して仕方がない。だけど、大事なのは彼ははっきり原発に反対しているし、それに対する熱意も実行力もあることだ。 もし原発に反対するのなら、今は彼のことを支えなければ。彼に足りないことがあるのなら、僕たちがサポートすればいいのだ。
もちろん 今までもいい加減な発言が多い山本太郎は、下手すれば、事実と異なった発言をして原発に反対する側の足を引っ張りかねないとボクは思っていたし、今もそう思っている。取り返しがつかない間違いを犯したり、不誠実なことをしたら、彼は取替えなければいけない。
だけど 今回の選挙で大事だったのは反原発の立場の議員を増やすことだ。本田由紀や池田香代子は山本太郎をバッシングする暇があったら、最後の議席を鈴木寛と争った自民党の武見について論じるべきだった(笑)。だいたい鈴木寛は文部副大臣としてフクシマの子どもたちに年間20μシーベルトの被爆基準を押し付けた責任があるのははっきりしている。内閣参与だった東大の小佐古敏荘教授が『ヒューマニズムの観点から受け入れがたい』と涙の辞任をするような数値基準を、選挙期間中 鈴木寛は 『子どもたちのPTSDを心配したから』と抗弁している。こういう人でなしは今後もまた同じことをやる。おまけにこいつはオリンピック招致議連事務局長。それだけで十分落選に値する(笑)。
人間の判断と言うものは状況に応じてぶれてしまうものだけど、こういうときこそ自分の本当の知性が試される、とつくづく思う。もちろんボクも含めて、人間は誰でも間違いを犯すものだ。それはわかってる。 日々勉強だよ(笑)。
そういう騒ぎとは対照的に、今回の選挙でボクが本当に希望を持ったのは三宅洋平の存在だ。彼は『全員参加の政治』を訴えている。YouTubeで選挙期間中の彼の発言をいくつか見たが、彼は誰の非難もしない。安倍に対してさえ、こうコメントしている。
『国会に行ったら安倍首相に、「ご苦労さん、ありがとう」って言いたい。その上で、「俺たちの意見も少しは聞いてくれよ。少なくとも俺たちの人数分は」っていいたい。』
こういうスタンスでなければ原発をなくすことなんかできやしない。これなら支持政党に関わらず、ほとんどの人が納得できるだろう。どんなに酷い連中でも立場と言うものがあるのだから、それを無視して非難するだけでは徒に反発を買うだけで目標にはたどり着けるはずがない。まだ34歳の彼がどうやって、こういう話法を見につけたのかと思う。路上の知恵(Street Wise)という奴かもしれない。
彼のひげ面とか、短パン姿に拒否反応を示す人も居るかもしれない(笑)。少なくとも鈴木寛のような灘高⇒東大⇒通産省(怒)のエスタブリッシュメントじゃない(笑)。だけど、彼は皆の前でこういうことを堂々と言える人間だ。
『俺に原発だけでなく社会保障政策をやってくれと言ってくる人も居る。正直 俺はそっちはまだ、わかんないよ。だからこれから勉強するんだよ。皆で色々勉強していこうぜ。俺はバカだけど学習速度は速いぜ〜』
わからないことをわからない、と言える人間はバカじゃない。 少なくともフクシマ原発1号機の爆発を「爆発弁が作動した」(笑)とTV解説した東大教授の関村直人(原子力工学)や東工大教授の有冨正憲(原子炉工学研究所)より、三宅洋平のほうがはるかに賢い(笑)。三宅洋平なら仮に間違いを犯しても、それを認め、訂正し、間違いを取り戻す努力をするだろう。
ボクはこういう人間を信用する。大事なのは生半可な知識なんかじゃない。人間の本当の意味での知恵、精神の持ちようだ。簡単に言うとボクはロックンロールと呼んでますが(笑)。陶淵明も吉田兼好もチェ・ゲバラもネルソン・マンデーラ氏もロックンローラーなんだよ(笑)!
あんな選挙結果は残念だけど、彼のような人間が世に出るきっかけとなっただけでも、今回の参院選は実に意義があった。ボクらは次の選挙では民主党にも社民党にも頼る必要はない。立場や意見は若干違っても、全員参加で政治をしようとする人たちが増えて、集まっていくことで、世の中を変えていくことができる。三宅洋平の存在はそのための小さな希望、だけど大きな意味を持つだろう。
●三宅洋平 最初期の選挙フェス@新宿(7/5)。Blog友達のBlog Bluesさんに教えていただきました。緑の革命へ!三宅洋平「選挙フェス」@新宿 0705 : BLOG BLUES。始まって56分、傘を振り回してホームレスが乱入してくると(笑)、演壇を降り、彼と同じ目線に立って会話して、怒りを収めてしまうところは圧巻です。
ということで官邸前へ。★0726 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議! | 首都圏反原発連合
午後6時の気温は29度。でも夜風が気持ちいい。今日の参加者は先週より増えて、官邸前3000人くらい、国会前+ファミリーエリアで2000人弱くらい、合わせて5000人くらいだろうか。先週より遥かに熱気を感じる。選挙の結果がどうあろうと自分の意志は変わらない。みんなそう思っているんだろう。
●財務省前の自転車発電大会。ちょっと怪しかった。
●抗議風景。時系列で並んでいます。





東京選挙区で当選したばかりの共産党の吉良よし子、それに皆勤賞参加の笠井議員がスピーチに立つ。『衆参のねじれは解決したかもしれないが、安倍首相と民意とのねじれはまったく解決していない』とスピーチする。見事なレトリックではある(笑)。
机の前で文句垂れてるだけの奴が言うように、官邸前抗議がどこかの党派に利用された、なんてボクは全く思わない。ただ事実として共産党の党勢拡大には多少結びついたとは思う。特に人数が少なかったころ、共産党の国会議員や共産党系の人たちの参加は正直 心強かった。だから抗議に参加していた人は今回 結構な人が共産党に投票しただろう。それは他に投票するような政党が思い浮かばなかっただけではなく、この1年間、共産党系の人たちもまた、春夏秋冬、ほぼ毎週抗議に参加してきたからだ。そういうのは利用された、とは言わない。共闘だ。吉良ちゃんにしろ、笠井議員にしろ、あれだけ抗議に参加して本気でスピーチしていれば誰だって味方しようと思うだろう。ごくたまに来て、物欲しげに投票してくれとか言っていた生活の党の連中とは違う。吉良ちゃんも笠井議員もきちんと代償を払ったのだ。
だけど共産党と言う組織の正体は良くわかっている(笑)。対与党と言う面では信頼できるが、建設的な成果を挙げるという面では有害無益な政党だ。執念深いボクは昨年秋 野党が提出した原発廃止法に共産党が賛成しなかったのは忘れない。それでもボクは今日、お礼がてら、吉良ちゃん、笠井議員と握手しました(笑)。だってボクはミーハーだもん(笑)。
あ、握手と言えば、今日はボクより前で頑張っておられたhatahei666さんともお会いして、握手しました。暑い中 お疲れ様でした。
●抗議風景2
●吉良ちゃんのこの笑顔を見ると、やっぱり味方したくなる。共産党には味方しないけど(笑)。

●吉良ちゃんと笠井議員は官邸前、国会前、ファミリーエリア、それぞれを丁寧に回っていた。選挙が終わったら知らんぷりの政党とはえらい違いだ。だけど、どうして共産党という組織はあんなに独善的なんだろう。

●共産党の3議員。左から笠井議員、田村議員、吉良ちゃん。吉良ちゃんの声はかすれているが、『原発やめろ』と目いっぱいコールしていた。本気なのはわかる。

●今日の子供

いろいろ悪口は言いましたが(笑)、緑の党はもちろん、共産でも民主でも社民でも生活の党でも自民でも所属は何でもいいから、今は 立場を同じくできる部分をなんとか見つけて、より多くの人と手を結ぶべきなんだ。歴史を振り返っても『人民戦線』は必ずしもうまくいかないやり方だが、それは肝心なところで各々の組織・党派が独善的になってしまったからだ。そういう意味でも既存の組織にこだわらず、いろいろな人と連帯しようとする三浦洋平のような存在は貴重だし、希望だと思うのだ。



