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豊橋市総合体育館(改訂版第2版)~不死鳥よ永遠なれ~

注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大の情報を元にしています

【概要】

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豊橋市総合体育館は、1989年竣工、愛知県豊橋市にある三遠ネオフェニックスのホームアリーナ。

 

前回訪れた際の記事はこちら。

sportskansen.hatenablog.jp

 

Bリーグが開幕してからの三遠ネオフェニックスは、酸いも甘いも経験してきた。

 

開幕初年度は33勝27敗で勝率5割を超えたものの徐々に成績は下降線。

2019-20シーズンにはわずか5勝、勝率も1割台と大苦戦。そんな低空飛行が3年も続いた。

 

しかし千葉ジェッツをBリーグチャンピオンに導いた大野氏がヘッドコーチに就任すると、今度は成績が急上昇

わずか2年で46勝14敗の成績を残し、クラブ初の地区優勝を成し遂げた。

 

一方でBプレミア参入へ必須条件となる新アリーナは、豊橋市長選で建設反対派の候補が当選したことで一旦暗礁に乗り上げてしまった。

しかしその後住民投票が行われ、賛成派が多数となったことでようやく話も動き出し始めている。

 

自治体に依存する形でのアリーナ建設は、常にこういった民意に左右されるリスクが付きまとっている…。

【アクセス】

最寄まで★★★★★

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最寄はJR・名鉄の豊橋駅。豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅もあるが、遠征民は使用しないだろう。

豊橋駅は東三河地区における交通の要衝であり、東海道新幹線も停車する。

 

豊橋市はかつて愛知県第二の人口を誇ったが、現在では県内第5位に転落している。

県内はおろか全国的に見ても人口減少が激しく、将来的にも非常に厳しい状況が予測されている。

 

そんな豊橋も訪れた旅の記録はこちら。

sportskansen.hatenablog.jp

 

最寄から★★☆☆☆

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豊橋駅からはバスで20分ほど。アクセス良好なアリーナが多いBリーグにおいてはかなり不便な部類。

 

ただありがたいことに無料シャトルバスが運行されており、乗り場へは豊橋駅を降りてペデストリアンデッキをまっすぐ行って右へ。

 

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豊橋信用金庫前あたりが乗り場。特に何の掲示も無いので少し不安になる。

もちろんフェニックスの公式サイトには案内があるが、ネットが使えない人は絶望するかも。

 

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本当に何もない場所にさっとただバスが来て乗る感じで、びっくりするほど初めての人に不親切ではある。

それでも成り立っているなら特に問題はないが…。

 

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豊橋市街地から離れ田園風景の先に豊橋市総合体育館がある。

なおシャトルバスは行きに4便で帰りに2便しかないが、やはり車社会ゆえバス利用は少ないのだろうか?

 

帰りは少し渋滞して30分以上かかる可能性もあるため、時間に余裕を見ておくことをオススメ。

路線バスで行き来することもできるので、無料バスの時間が合わない場合はそちらも要検討。

 

【観戦環境】★★★★☆

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当たり前だが、見やすさ自体は前回と特に大きな変化はない。

ただ会場のカラーとして赤だけでなくを基調とするように変更され、よりオシャレなイメージは強まった。

 

そして一番の変化と言えば、中央に吊り下げられていた四面ビジョンがなくなったこと。

これは設備的な問題か、あるいはあえて撤去したのか。真相が気になるところ。

 

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アリーナスポーツなので見やすさは問題なし。

カラーが黒と赤になったおかげで、より強さが際立っている印象を受ける。アルバルク東京と似た感じ。

sportskansen.hatenablog.jp

 

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アリーナを手前から見たところ。

Bリーグで使用するには少し狭いのが難点だが、以前訪れた時よりも座席がびっしり配置されるようになった。

 

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2階の座席は公園のベンチシート式なのは相変わらず。

せめてここをいい座席に変えられれば…(それより新アリーナが優先か)。

 

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こちらがベンチと反対側のスタンド。

2階スタンドが低くて遠いため、1階席もそれに合わせて低く遠くなってしまい見えづらそう。

 

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ゴールの後ろもかなりのっぺりしている。

興行を行う前提では作られていないのだろう。

 

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一方、こちらは入り口から見て奥側。

前回はスペースを持て余している感じがあったが、今回は空いたスペースにヤシの木を生やすなどしてデッドスペースを埋めている。

 

おかげでアリーナ全体に漂っていた「日常感」はかなり緩和された。

アリーナを隙間なく活用しているだけでも雰囲気はかなり変わる。

 

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四面ビジョンがなくなった代わりに、こちらに大きなスクリーンが設置された。

きっとフェニックス的にはスクリーンの方がやりたいことを実現しやすかったのだろう。

 

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試合中は細かな情報まで映し出される。

ただ解像度が低めなので少し見にくいかも。

 

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その代わり?リングの横に解像度の高いビジョンが設置されるようになった。

小さいながらはっきり表示され見やすい。

 

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入り口から1階席に行く場合はこちらへ。

やはりコートは少し遠いか。

 

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一方こちらは2階の入り口。色合いから非常に古さを感じる。

 

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アリーナの入り口は2階から。雪だるまなどいろいろある。

 

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1階のコンコースはこちら。

選手のカッコいい幕があったり、いろいろと活用されている。

 

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「ゴミ」を省略するところになんだかこだわりを感じる。

 

【雰囲気】★★★★★

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今回改めて訪れ、一番変化を感じたのが試合演出面。

これまでも非常に盛り上がる試合演出であったが、現在はスタイリッシュさ、そして芸術性が際立つようになった。

 

日本全国にチームは数あれど、これほどまでに「カッコいい」と思わせる演出はなかなかない。

「THE FIRST SLAM DUNK」のような感じ、と言えば何となく雰囲気が伝わるだろうか。

 

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そんな中マスコットのダンカーは健在。

演出面はガラッと変わったが、残っている部分もあると安心感もひとしお。

 

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選手入場時には豊橋発、今や国民的なお菓子となったブラックサンダーの旗が振られる。

名前にちなんで雷鳴がとどろくような演出も行われる。

 

どうせならチーム名もサンダーにしちゃえばいいのにと思ったが、Bリーグにはすでに2つあるからな。

sportskansen.hatenablog.jp

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選手登場は一人ずつ大きなスクリーンに映し出され、一度壇上に上がるスタイルに変更。

おかげで選手一人一人の顔と名前がより印象に残りやすくなった。

 

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印象的だったのが、試合前に行われた各チームの戦術を解説するイベント。

どの位置からのシュートが決まっているかなどを映し出し、かなりマニアックな内容となっている。

 

それだけフェニックスのファンはバスケに詳しい、ということの表れかもしれない。

もしかして巨大スクリーンを使っているのは、バスケの解説がやりたかったからだったりして。

 

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そんなこんなで試合はフェニックスが勝利

バスの時間があったので早めに退散したが、そのおかげで相手チームの退場シーンを上から見ることができた。

 

【グルメ】★★★★★

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以前訪れた時もグルメはかなり充実していたイメージがあったが、今回はさらにパワーアップ

場外に多くのキッチンカーが並ぶ。

 

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まずは目についたチーズバーガーをゲット。こんなん絶対おいしいですやん…。

期待に違わぬ肉々しさとレタスのフレッシュさでお腹も心も満たされる。

 

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今回のMVPはこちら、フェニックス楽市で購入した田原ポークの焼き肉弁当

地元で採れた食材がふんだんに使われており、焼き肉弁当と言いながら野菜もふんだんに入っている「逆名称詐欺」商品だ。

 

炭火で焼かれたお肉や野菜はどれも最高で、農畜産物のイメージが薄い愛知県にもこれだけの食材があるといういい宣伝になっている。

また焼いてくれるおっちゃんがサービス精神旺盛でお客さんの人気者になっており、それがまたいいエッセンスを加えている。

 

フェニックスを支える様々な人たちの魅力が詰まった、スタグル史上最高レベルのお弁当だ。

 

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アリーナ内にも少しではあるがお店が出ている。

おやつになるようなグルメが多いようだ。

 

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米粉を使ったドーナツを購入。選手の顔は分からないが、太田選手…かなあ?

美味しいのだけどちょっとパサつくので水分が必須なのと、ちょっとボロボロ落ちるので席で食べる時は注意。

 

まあでも、お弁当が最強すぎたので大満足の★5

 

【街との一体感】★★★★☆

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豊橋駅を降りると、さっそくオーエスジーの看板がお出迎え。

フェニックスはオーエスジーバスケ部が母体という経緯もあり、今も一蓮托生の関係にある。

 

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駅を降りるとフェニックスの大きな垂れ幕が下がっている。

 

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街中で一カ所だけフェニックス自販機を発見。

すごく年季が入っているのか、あるいはこういうデザインなのかは分からない。

 

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街中でよく見るのはブーストショップののぼり

実際どういったキャンペーンをやっているかは分からないが、お店側にとっても何らかのメリットがあるのだろう。

 

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豊橋のアーケードにはフェニックスのカッコいいポスターがずらっと貼ってある。

このアーケードとポスター、試合前の演出映像にも登場した(逆に言えば豊橋にはシンボルがないということ…)。

 

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こちらの焼肉屋さんには大きなポップが設置してあった。

フェニックスのスポンサーにもなっているらしく、かなり力を入れているようだ。

 

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フェニックスとは微妙な関係にある豊橋市であるが、豊橋市役所には一応フェニックスののぼりが立っていた。

市長は果たしてフェニックスの応援に来てくれるだろうか…。

 

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街中でたまたまフェニックスのラッピングバスを発見。

一応豊橋市での存在感はそれなりに感じることができた。

 

一方、新アリーナ中止を表明する市長が当選したことで新アリーナ建設が座礁に乗り上げてしまった豊橋市。

いささか街の熱量も下がってしまった…ように思うのは気のせいだろうか。

 

【満足度】★★★★★

アリーナ関連では微妙なニュースも流れるフェニックスではあるが、それ以外では全体的にパワーアップしているのは間違いない。

バスケの成績面、演出面、グルメ面、どれをとっても確実な進歩が見られる。

 

果たして不死鳥の行きつく先は引き続き豊橋か、はたまた浜松へと飛び立つのか。

いずれにせよ、豊橋市にとって、浜松市にとって、フェニックスにとって最良の選択となることを期待したい。

 

不死鳥よ、永遠なれ。

 

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