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宮城球場(楽天モバイルパーク宮城)改訂版第2版~進化し続けるみちのく野球遺産~

注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大の情報を元にしています

【概要】

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宮城球場(楽天モバイルパーク宮城)は、1950年開場、宮城県仙台市にある東北楽天ゴールデンイーグルスのホームスタジアム。

 

前回の記事で次は楽天モバイルスタジアムになるのではないかと書いていたが、その読みは大体当たった

しばらく楽天モバイルに力を入れそうなので、名前は変わらなそうだが…。

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今回の記事では、70年以上の歴史を持つ宮城球場の数奇な運命を改めて紐解いていきたい。

 

元々この場所には大日本帝国陸軍練兵場があったが、第二次大戦をもって空き地となっていた。

その後プロ野球が2リーグ制へと移行した1950年、宮城県を代表する球場として宮城球場が誕生した。

 

つまり、宮城球場とパシフィックリーグの歴史はほぼ同じなのである。

パリーグ、そして日本を揺るがした球界再編ののち、新規参入球団の楽天が球場開場後何十年も経ってから本拠地にするのだから運命とは不思議なものだ。

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宮城球場の竣工時には、パリーグの毎日オリオンズと南海ホークス、そして毎日オリオンズと大映スターズのダブルヘッダーが組まれた。

しかし大観衆が詰めかけ将棋倒し事故が発生。3名の死者、12名の重傷者が出る大事故となってしまった。

 

ところが、ダブルヘッダーは予定通り開催されたそうだ。

今なら大ニュースになって試合も中止になっていただろうが、戦後の勢いというか混乱というか、時代の違いを感じる出来事である。

 

そんな宮城球場に転機が訪れたのは1973年

ロッテオリオンズが宮城球場を本拠地としたのだ。

 

この頃のロッテはジプシーロッテとも揶揄され、各地を転々とする日々が続いていた。

主催試合の半分は本拠地の宮城球場で行われたものの、もう半分は後楽園、神宮、川崎球場を転々とした。

ちなみにジプシーというのはヨーロッパ各地を転々とする民族のこと。

 

これは1972年に東京スタジアムが閉鎖されたことでロッテが本拠地を失ったことに端を発しており、宮城県内の企業の誘いに乗ることによって実現したものである。

 

しかし選手のほとんどは関東に家があり仙台ではホテル住まい、当時のパリーグは西日本中心、そして東北新幹線、山陽新幹線が未開業だったこともあり、移動は過酷を極めたという。

 

そんな厳しい状況ながら、1974年にロッテはリーグ優勝を果たした。

ところが当時の宮城球場では収容人数が足りず、日本シリーズを行うことはできなかった。

 

ちなみに楽天が2013年日本シリーズに進出したときも同様の問題があったが、その時は仮設スタンドを増設して乗り切った。

この球場には常に収容人数の問題が付きまとっているのである。

 

結果的に日本シリーズは後楽園球場で行われ、ロッテは中日を相手に4勝2敗で勝利、球団2度目の日本一に輝いた。

 

しかしこの時ロッテは仙台でパレードもイベントもやらなかったため批判が集中。日本一になったにもかかわらず仙台市民の支持は急激にしぼんでいった。

事実パリーグトップだった観客動員は、日本一の翌年2位に転落してしまった。

 

そんなロッテのジプシー生活が終わりを迎えたのは1978年のこと。

大洋ホエールズが新しく完成した横浜スタジアムに本拠地を移したことで、それまで使用していた川崎球場が空くことに。

 

そこにすっぽりロッテが収まることになったのだ。

このあたりの移転も色々ともめて問題になったのだが、それはまた別のおはなし。

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その後もロッテが年に数試合試合を行ったり、ベイスターズや巨人も主催試合を行っていたものの、施設の老朽化は避けられない状態となっていた。

 

そんな折起きた大事件が、2004年の球界再編

球界参入に手を挙げたライブドアと楽天は、どちらも宮城県を本拠地とする計画となっていたのだ。

 

結果的に楽天のプロ野球参入が決まり、「東北楽天ゴールデンイーグルス」が新たに誕生。

それに合わせて宮城球場も大規模な改修を行い、愛称が「フルキャストスタジアム宮城」となることも決定。

 

その後は毎年のように増築と改修が進められ、もはやここには書ききれないほどの工事が行われている。

一つ言えることは、以前のロッテが使用していたころの宮城球場とはまるで別モノ、ということだ。

 

ちなみに90億円とも言われる改修費用は楽天が全額負担しており、その見返りとして固定資産税を免除されている。

 

そのため球場の使用料が非常に安いのが大きな特徴である。

まさに商売の基本である「三方よし」を体現した球場と言えよう。

【アクセス】

最寄まで★★★★☆

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最寄はJR仙石線宮城野原駅。仙台から宮城野原までは地下化されており景色は見えないが、イーグルスカラーに染まった出口が楽しい。

仙台駅から2駅の好立地だが、本数の少なさもあって特に帰りは乗客を捌ききれないこともしばしば。

 

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そのため、仙台駅からの徒歩シャトルバスの利用も選択肢に入る。

仙台駅からスタジアムまでは歩いて20分ちょっと、バスならたったの100円。

 

それゆえ、仙台から行き来する場合は無理にJRを利用する必要はない。

あるいは少し歩くが、仙台市地下鉄東西線の薬師堂駅まで歩くという手もある。

 

最寄から★★★★☆

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宮城野原駅からは歩いて10分ほど。

今回は仙台から歩いて行くことに。大通りをまっすぐ行くだけ、イーグルロードと名付けられた道は案内板までイーグルスカラーに染まっていて楽しい。

 

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仙台駅から離れるとだんだん高い建物が少なくなってくる。

テンションはやや右肩下がりだが、同時に球場に近づくワクワク感が高まってくる。

 

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このゲートをくぐったら、いざ東北が世界に誇るボールパークへ。

 

楽天イーグルスを存分に楽しんだ東北旅の記録はこちら。

sportskansen.hatenablog.jp

 

【観戦環境】★★★★★

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三塁側の上の方の席を選んだが、十分すぎる見やすさ。最高の休日

 

ただこっちの方が西日がきつく暑い。

イーグルスは利便性などの理由から三塁側を使っているが、ファンにとっては若干過酷な戦いを強いられる。

 

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しっかしまあ、なんて芝目がキレイな球場なんだ…。ほれぼれしてしまう。

特に夕方から夜にかけてはバツグンに美しい。日本で一番と言ってもいい。

 

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こちらが球場全景。プロ野球の中では収容人数が少ない方だが、迫力は十分。

確かに他のプロ野球球場と比べるとコンパクトな方ではある。

 

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もう少しホームに近いところから。めちゃくちゃ近くて見やすい。

奮発してこのあたりから観戦するのも楽しそうだ。

 

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一方少し遠いところから。

さすがにホームまで少し距離はあるが、それでも十分見える。

 

なお少し見えにくいが、ここに車いすスペースがある。

防球ネットが覆いかぶさるように設置されていて、いざというときも安心。確かに車いすだととっさの時も動きにくいだろうし、素晴らしい配慮だ。

 

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座席の多くはクッションがついており、ドリンクホルダーもついていて快適性は最高級品

ちょっとは屋根も欲しい気がするが、しかしこの開放感も捨てがたい。

 

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VIPルームはもちろん、席種は本当に多種多様。このあたりはボックスシートか。

 

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筆者が選んだテーブルシートは、その名の通りテーブルがついている。

これは画期的!ご飯も食べやすいし、試合も程よく見やすくて最高。

 

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その前にはカウンターがついている席があったり、一番前にはコンパクトなボックス席があったり、いろんな需要を満たしてくれる。

 

他にもバーがあったり、仙台と言えばのニッカウヰスキーが飲めたり、バーベキューテラス(試合中はダメらしいが…)まである。

もはや野球場というかキャンプ場である。

 

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この球場は外野エリアも見どころたくさん。いろいろ気になるものがある。

 

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まずはビジョン。大きなメインのビジョンが一枚、その横にサブのビジョンが一枚。

フィールド内にうっすらセブンイレブンの広告があるのが斬新。

 

ちなみに後ろに見える大きな建物はJR東日本のアパートらしい。ちょっと就職してくるか…。

 

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ビジョンはかなり細かいデータまで提供してくれる。

近頃地方球場ばっかり行っていたから、改めてプロ野球の球場に来るとビジョンの情報量の多さに驚かされる。

 

ただ周りに広告がいっぱいあるので、実はビジョンのサイズ自体はそれほど大きくはない。

これが錯覚というやつか…。

 

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暗くなってくると色合いが変わってきて、また違った雰囲気を楽しめる。発色の方法が変わってる感じ?

夜の方が鮮やかでワクワク感がある。

 

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そんな宮城球場だが、どうやら照明塔は昔の姿をとどめているようだ。

照明塔がスタンドの中段あたりにあるのが不自然だが、きっと昔はスタンドがここまでしかなかったのだろう。

 

増築を繰り返したことで照明塔が取り残され、スタンドの波にのまれたということだ。

まさに宮城球場ならではの光景で大変興味深い。

 

ただ照明の後ろからだと試合は若干見にくいかもしれない。

 

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一塁側にはイーグルスタワーなる建物が。主に大人数のパーティー需要を満たす観客席のようだ。

その上にはしっかり広告用のビジョンも設置。そのあたりは抜かりない。

 

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続いてコンコースを散策。こちらはバックネット裏に近いところ。

グルメやグッズの売店も目白押し。球場内を歩くだけで楽しすぎる。

 

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全体的にイーグルスのクリムゾンレッドに染まっていて統一感がある。

しかし一部色が違う部分があるが…?

 

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実はここ、旧スタンドと新スタンドの境目なのだそうだ。

つまり旧スタンドは写真の左側だけだったということになる。あまりにも狭い…。

 

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しかし旧スタンドだったはずの階段はクリムゾンレッドに染まっていて当時の面影はほとんどない。

いや、雰囲気は若干残っているか…?

 

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こちらはもう少し外野側のスタンドのコンコース。

もちろんグルメのお店がたくさんあって楽しい。

 

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ふと外を見ると、当時の面影をもっとも感じられるスポットが。

打ちっぱなしのコンクリートも古さを感じる。

 

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ここに残るは「宮城球場」の文字。ついでに照明塔もそびえる。

新旧入り混じるこの球場最大の萌えスポット。マニアにはたまんねえ…。

 

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またコンコース内にはユニフォームが飾られていたり、

 

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ポスターが飾られていたりして、さながら劇場のような雰囲気もある。

とにかくエンタメ要素を全部詰め込んだような球場だ。

 

プロ野球はシーズンの時期的にクリスマスイベントができないから、こうやって真夏に無理やりやってるんだろうなあ。

 

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コンコース内にもグッズショップがある。

こちらはちょっとオシャレな雰囲気で、サイン入りグッズなど他のお店より少し玄人向けの商品を多く取り扱っているようだ。

 

同じ球場内でもちょっとテイストの違うお店が様々にあるのが、また探求心をくすぐられる。

掘れば掘るほど面白さがにじみ出てくる球場だ。

 

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一方、こちらはゲームセンター。普通によく見るゲーセンと同じだ。

よくあるガチャポンもいいが、こういうシンプルなゲーセンもまた童心をくすぐられる。

 

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その外側にもいろいろ美味しそうなお店が並んでいるが…

 

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こちらに見えるテントはグッズショップとして活用されている。

前来た時はお化け屋敷かなんかをやっていた気がするが、イベントによって使い分けができるようだ。

 

確かにシンプルなテントなのでいくらでも使いようがありそう。

プラネタリウムとかできないかな?

 

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その奥のキッチンカーが並ぶ奥に見えるのが…

 

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スマイルグリコパーク、この球場最大の目玉スポットだ。

球場に遊園地を併設しているのは日本初だし、未だに日本唯一

 

またアメリカにはコメリカパークという似た球場があるが、そっちの観覧車からだと球場内は見えないみたい。

世界でも唯一無二と言っていい遊園地。

 

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せっかくなので観覧車に乗ってみた。

こちらの観覧車は2015年に閉園した仙台ハイランドから譲り受けたもの。なんというタイミングのよさなのだろうか…。

 

そして試合のチケットを持っていると入園料はおろか、アトラクションも無料で乗り放題

一体どうなっているんだ…。

 

ゴンドラは小さいし1周6分の短い空の旅だが、世界でも味わえない6分間である。

ゴンドラ内では選手の雑談案内が聞けるほか、写真がペタペタ貼られている。

 

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こんな高さから球場を見るなんて、ドローンでも飛ばさないと無理だろう。

そしてこの球場のいびつな形状が一番よく分かる角度でもある。

 

スタンドの開場は試合開始の2時間前だがスマイルグリコパークやコンコースはもっと早く入ることができ、観覧車からは誰もいないスタンドを見ることができる。

待ち時間もほとんどないので、乗るなら早めがオススメ。試合中に乗ってみるのも楽しそうではあるが。

 

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反対側には仙台貨物ターミナル駅があり、実は鉄道マニアにも結構オススメの観覧車なのだ。

これはこれで結構見ごたえがあるぞ。

 

他にはメリーゴーランドやアスレチック、ぼよんぼよんなどがあるが、さすがに一人で行く勇気はなかった。

気持ちは小学生なんだけどなあ…。

 

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遊園地からも球場を見ることができる。

いかんせん遊園地なので、入園料を払えば観戦チケットが無くても入ることはできる(混雑時は入れないらしいが)。

 

中にはグルメもいっぱいあるし、特にファミリーだったらその価値は十分にあるだろう。

子供は遊ばせて、大人はのんびり野球観戦なんてこんな贅沢なことはない。

 

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改めて見てもこの球場の形状のいびつさには驚かされる。

以前はこの左側のスタンドの隙間にが渡っていて、高所スリルを味わえるアトラクションまであったほどだ。

 

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新旧スタンドの境目を外から見る。

おそらく昔はもっと狭い球場だったのだろう。かつての宮城球場の光景が知りたくなる。

 

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バックネット裏の目立つところには東北六県をモチーフにしたビールを販売しているイーグルスビール、そして楽天モバイルの常設店がある。

 

楽天モバイルユーザーはチケットやグルメがポイントバックしたり、かなり優遇されているようだ。

楽天モバイルの業績は楽天イーグルスの成績にも直結してくるので、楽天ファンはどんどん乗り換えよう。

 

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こちらはバックスクリーンの裏側。意外と現実的な見た目。

確かバックスクリーンの裏を通ると球場を一周できた気がするが、この時は忘れてしまっていた。今度また歩いてみよう。

 

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チケットチェックはライトとレフトの2ゲートだけで、割とわかりやすいシステム。

今やチケットチェックも無人でQRコードをかざすシステムに。さすがIT企業は先進的だ。

 

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球場の前にあるのがイーグルスのグッズショップ。ここはとにかくすごい

 

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何がすごいって、とにかくデカい!

日本中見渡してもこれより大きいグッズショップはなかなかないだろう。もはや倉庫である。

 

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その前にもグッズショップやイベントブースがあり、その奥には全日本大学女子駅伝のスタートゴール地点になっている仙台市陸上競技場がある。

宮城野原は仙台におけるスポーツのメッカでもある。

 

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球団創設20周年を記念し、各時代のユニフォームが展示されていた。

プロ野球にはつい最近参入したような気がするが、もう立派な大人の歴史を刻んできたんだなあ。

 

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ちなみに20周年を記念し、特別なデザインのユニフォームが配布された。

東北地方の形が織り込まれていて色合いもオシャレだし、個人的にはかなりお気に入り。

 

【雰囲気】★★★★★

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この日は交流戦優勝のセレモニーが行われた。

交流戦と言えど優勝は優勝、タイトルの肩書はうれしいもんである。

 

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ビジョンを全面使った選手紹介は迫力満点

やっぱりプロ野球の球場は一味違うね。

 

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東北地方ってこうして見るとエビみたいに見える。

形状だけで言えば青森以外あんまり特徴はないが…。

 

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試合中は随時応援歌の歌詞も表示される。

初めて来た人でもめちゃくちゃわかりやすいし、さすがみちのく自慢のエンタメ球場。

 

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サンドウィッチマンはもはやイーグルスのマスコットキャラクター的存在。

売れない頃はイーグルスのユニフォームでM-1グランプリの予選に出ていたというが、今やすっかり立場が逆転。

 

サンドウィッチマンの呼び掛けですぐさまイーグルスゆかりの芸能人が集まるほど、その信頼感は絶大なものだ。


www.youtube.com

 

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どの時間帯がお好みでしょうか?私はいつでも大好きです。

 

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夜が近づくと、いよいよ観覧車の主張が激しくなってくる。

宮城球場のカオス感を楽しむには、やはりが良い。

 

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5回裏にはタオルを回したり、ボートレース協賛のイベントがあったり、イベントも目白押し。

 

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暗くなってくると天然芝がますます鮮やかに映える。

個人的にはナイターでこそ宮城球場の魅力が存分に引き出されると感じる。

 

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ジェット風船も復活。みちのくの空にクリムゾンレッドの風船が舞う。

 

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照明塔は古いものだが、照明はつい最近LEDに切り替わったらしい。

おかげでチカチカ光る演出や球場を真っ暗にする演出も可能に。最近はどこも照明の演出が派手になった。

 

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ホームランも出たものの残念ながらイーグルスは敗北。結構こういうイベントの日って負けるイメージがある…。

 

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とはいえ以前来た時にサヨナラ勝ちとかしてしまったので、そうそう勝ち試合ばかり見られるわけでもない。

また近いうちに来るだろう。

 

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帰りまでカオスな宮城球場なのだった。

 

【グルメ】★★★★★

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以前訪れた時は完全キャッシュレス化の過渡期で正直グルメのパワーダウンは否めなかった。

 

それから時が経ちキャッシュレスも十分定着した結果、以前にも増してパワーアップを成し遂げていた!

今回は小さいサイズのグルメを中心にとにかく種類を食べる作戦。

 

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まずは球場外に出ていたキッチンカーで、十和田バラ焼きを購入。青森県十和田市のソウルフードだそうだ。

 

本来バラはバラ肉のことであり、ホルモンが使われているこちらは厳密には違う様な気もするが、おいしいのでよしとしよう。

 

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仙台に本社を置く阿部蒲鉾店の名物「ひょうたん揚げ」を球場のコンコースで購入することができる。

蒸しかまぼこをアメリカンドッグ風に揚げた、仙台食べ歩きに欠かせないおやつグルメ。

 

ちなみに、仙台駅近くのお店で買った方がちょっと安いのはヒミツ。

球場っていうのはそういうもんだ。

 

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名前からしてどう考えても美味しそうな「ちーずんだ」。つまりチーズとずんだ。

これめちゃくちゃ美味しかったなあ。ちょっと他の商品に埋もれていたので、もっと派手に宣伝していただきたい。

 

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こちらは山形から出店しているやきいも処 DoCoさんのコロッケ

看板商品である大学芋風のコロッケで、甘くておいしい。

 

ただ「ドコ?大学芋!?」とか、どうやって注文したらいいのか分からない商品名がハードル高め。

恥ずかしさで無難にコロッケかだだちゃ豆しか注文できない。

 

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場内にはいくつものからあげ屋さんが出ているが、やっぱり気になるのは球団名を冠した「イーグルスからあげ」

 

味付けに仙台味噌を使った独特の味付けで、地域性も、球団ならでは感も、そして味も量もばっちり。

からあげで何を買うか迷ったらイーグルスからあげで間違いない

 

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宮城と言えばやっぱり米!

コンコースにはそんな宮城の米を使ったおにぎり屋さんがある。

 

鮭も筋子も美味しいのだが、やっぱりがうまい。

東北に来たらどうしたって米は外せない。球場内でうまい米が抑えられるのは最高だ。

 

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そんな宮城の米を使ったイーグルスチップスも購入。

半分パッケージ代な気もするが、お土産としては十分な価値があるだろう。

 

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もちろんずんだ餅も売っている。

仙台お馴染みのずんだシェイクもあるので、併せて是非とも抑えておこう(やっぱり仙台駅の方が安いが…)。

 

ちなみに6回が終わると500円で食べられるスイーツがいろんなお店で発売される。

ちょうど小腹が空いてくるころを狙っためちゃくちゃいい企画である。油断してると2つ3つ買ってしまうかも…。

 

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なお宮城球場は基本的に飲食物の持ち込みが禁止のため、飲料は場内で購入することになる。

 

そんなときの主力商品は、場内の自販機で販売されている220円の

ランダムで選手がプリントされているのだが、今回は阿部選手…水には合わないな。

 

そんな感じで、キャッシュレスもすっかり浸透し東北中のおいしいグルメが集結するようになった。

過去を超え、間違いなく今がグルメのピークを迎えている。このままぜひとも右肩上がりで成長して欲しいところ。

 

ただ一つ文句を言いたいのは、毎回楽天ポイントカードの有無を聞かれることかな…。

ポイントがたまるのはありがたいのだが、ポイントカードと支払いで明らかに二度手間、ましてや人多い球場だけに後ろも並んでいることが多い。

 

キャッシュレスは便利だが、決して効率的とは限らないことをここで主張しておきたい。

そのうえでポイント貯めるかどうかいちいち聞いていたら、時間も倍かかってしまう…。

 

【街との一体感】★★★★★

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仙台駅のコンビニではイーグルス応援割をやっていた。

仙台駅ではお土産屋の店員さんもみんなイーグルスのユニフォームを着ているし、統一感がハンパない。

 

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巨大広告をこんなぜいたくに使っちゃって…。

エスコンフィールド北海道ができて少し存在感は薄れたが、宮城球場もまだまだ世界最先端のボールパークだ。

 

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仙台のプロスポーツ4チームが並ぶ。比較的関係は良好…かな?

 

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全く同じ壁紙が仙台駅の改札内と改札外に設置してあった。

最初は見間違いかと思った。

 

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仙台駅近くのアーケードにはイーグルスの選手のフラッグがずらっと並ぶ。

 

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仙台名物牛タンの利久もイーグルスキャンペーン実施中。

 

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仙台駅の駅ビルでは交流戦優勝セール。

商業施設の場合とにかく理由をつけてセールをしたいだけの可能性は否めないが…(優勝してもないのに感動をありがとうセールとかよくやってるよね)。

 

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仙台駅にひっそりとたたずむイーグルスのグッズショップ

以前はもうちょっと大きい店舗が近くにあったが、ここに集約されたようだ。タイガースやカープじゃあるまいし、グッズ販売の生き残りもなかなか難しいわな…。

 

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佐々直という笹かまぼこのお店もイーグルスを応援。

笹かまぼこメーカーはいっぱいあり競争も激しそうなので、こういうところで差別化を狙っているのだろうか。

 

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こちらは仙台駅と宮城野原駅の間にある榴ケ岡駅

もちろんここからもスタジアムまで歩いて行くことができるが、スタジアムまでの装飾も充実している。

 

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正直わざわざ榴ヶ岡駅を利用してスタジアムに行くメリットは思いつかないが、それでもこういうのがあるのはうれしい。

 

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スタジアムまでの案内マンホールもある。

 

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榴ヶ岡駅を出たところにはイーグルスのヘルメットをかぶった自販機が設置されている。

それなりに時の流れを感じるたたずまいだ。

 

そう、イーグルスは創設から20年も経ったのだ…。

もうすっかり仙台に定着した感はあるが、とはいえ文化としてしみこむにはあと50年ほど、ひと世代まるまる一周するくらいはかかるだろう。

 

それは、他のプロ野球球団が地域に根差すのに要した時間と同じである。

これから長い長い時をかけて、イーグルスは東北の文化へと昇華していくのだ…。

 

【満足度】★★★★★

宮城球場を訪れるのは5年ぶりくらいだったが、そこからまたいろいろと進化を遂げており大変楽しかった。

特にグルメの改善には目を見張るものがあった。東北なんておいしいものしかないんだから、それを集めたら最高になるのは当たり前なのだが。

 

球場ができてからゆうに70年を超える歴史があるが、イーグルスはまだまだ成人を迎えたばかり。

これから成熟し花開くその時まで、陰ながら見守っていきたい。

 

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