注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
【概要】

仙台市体育館(カメイアリーナ仙台)は、1984年竣工、宮城県仙台市にある体育館。
スポーツではバレーボールやバスケットボールの国際大会が数々行われてきた他、成人式が行われるなど長年仙台を代表するアリーナとして稼働してきた。
また2005年からは、Bリーグに所属する仙台89ERSのホームアリーナとして使われている。
しかし2012年にゼビオアリーナ仙台が開業したことで、仙台89ERSの主戦場はそちらに移っている。
現在ではカメイアリーナで4~6試合、ゼビオアリーナで24~26試合といった割り振りになっている。
ただし2024-25シーズンは、ゼビオアリーナ仙台に常設のアイススケートリンクを設置する影響で全試合をカメイアリーナで開催することになった。
これは羽生結弦が仙台市出身であることが無関係ではないだろう。
【アクセス】
最寄まで★★★★☆

最寄は仙台市地下鉄南北線の富沢駅。南北線の南端で仙台駅からは12分ほど。
カメイアリーナ仙台前の副駅名が付けられている。
ちなみに南北線の北端の泉中央駅は、ベガルタ仙台のホームユアテックスタジアム最寄り駅。
最寄から★★★★☆

富沢駅からは徒歩5分少々。
駅から伸びる道を道なりに歩いて行くルートと線路沿いに歩いて行くルートがあるが、所用時間はそれほど変わらない。
途中一カ所横断歩道があるのが少しネック。

カメイアリーナまで案内はあまり充実していないが、それほど複雑な道のりでもない。

こちらがアリーナ入り口。ロータリーになっており送り迎え位であれば車を停めることができる。

正面入り口は仙台89ERS試合時には入ることができない。
横にゲートが設けられているのでそちらに回ろう。
【観戦環境】★★★★☆

それなりに古い体育館ではあるが、見た感じ大きな問題はなさそう。
一時的に使うアリーナと考えれば十分だ。

リボンビジョンも設置されているし、演出面でも十分な迫力を感じられる。

座席は跳ね上げ式で、ドリンクホルダーこそないものの古さを考えれば十分立派。
お尻が痛くなるベンチシートに比べればよっぽどよい。

正面に向かって右側と、

正面に向かって左側。
こちらの方に大型スクリーンがあるほか、下ではグッズを販売している。

右側の方はフォトブースやちょっとしたグルメブースになっている。

アリーナ全体像。キャパシティはゆうに5000人を超え、大きさだけならBプレミアのライセンスも満たせるほど(VIPエリアはないが)。
仙台を代表する大規模アリーナだ。

1階からコートを見たところ。選手は近いがプレー全体は見えにくそう。
基本的にBリーグの1階席は臨場感や写真撮影を楽しむ席であり、試合を観戦する席ではないと個人的には理解している。


本アリーナで意外と困ったのが、内部の構造が複雑怪奇であること。
自分がどこを歩いているのか頭に思い浮かべて移動しておかないと簡単に迷う。
これは意外な盲点だった。アリーナ内で迷わないようお気をつけて。

分からなくなって困ったら一度外に出よう。
入り口ゲートが二つあり、ボランティアの方に聞けば場所も教えてくれるはずだ。
【雰囲気】★★★★☆


光と音を存分に使った演出は見事の一言。
観客が持つライトは遠隔操作で一斉に光り輝き、会場の一体感も十分に得られる。

事あるごとに選手の名前を大きな声で呼ぶ演出もある。名前を覚えてもらってファンを増やそうという試みか。
ただ奥ゆかしい仙台市民の性質ゆえか、声も拍手も少し大人しめな感じはあった。

マスコットのティナはアリーナ内を縦横無尽に歩いていた。
相手チームのフリースロー時は、頭を手で上下に揺らす独特のブーイングをかました。外れないか心配になったぞ

そんなマスコットよりもっと自由だったのがMCのマラチさん。
私の目の前の階段にどっかと座ったかと思いきや、そのまま試合のMCを始めたのだ!
そのままマイクを持ってアリーナ内を歩きながら滞りなく試合のMCを進める業は、まさに職人芸だ。
時々観客にマイクを向けてディフェンスやオフェンスコールを求めるのも、皆が楽しい思い出を作れる演出だ。
会場を一体にして盛り上げた個人的なMVPはマラチさんだ。
なかなか真似できるものではない。

仙台は一時追い上げも見せ、大人しめだった観客も最終盤は大きな盛り上がりを見せた。
東北の人たちは少し奥ゆかしいところもあるが、いざというときに見せる底力は誰にも負けない。

試合には敗れたが、随所に独特な面白さのある試合観戦であった。

帰りはすっかり暗くなり、カメイアリーナ仙台の文字が夜空にまばゆく浮かんでいた。
【グルメ】★★★★☆

グルメは外にキッチンカーが並んでおり、


アリーナ内にも各所に飲食エリアがある。
アリーナ自体が複雑な構造をしているためか飲食エリアもいろんなところにあり、そのおかげでバリエーションは豊富だ。

暗くて良く見えないけど、まずは仙台と言えばやっぱり牛タン。
こちらは外のキッチンカーで焼いてくれる牛タン串だ。
時間もお値段もそこそこするがなかなかに噛み応えがあり、見た目よりは満足感がある。
何より仙台で食べるという事実がその価値をより一層高めてくれる。

続いて楽天生命パーク宮城にも出店しているお米ぎゃらりぃのおはぎ串。
仙台名物のずんだあんも入ったお買い得の一品。おにぎりも普通においしそうだった。

こちらも仙台名物のひょうたん揚げ。かまぼこに衣をつけて揚げた仙台のおやつだ。
安定のおいしさがありお腹も膨れる。

こちらも楽天生命パーク宮城でも購入できる、その名も「ちーずんだ」。
文字通りチーズとずんだ、さらにジャガイモを練りこんで揚げたもので、独特の風味と食感がたまらない。
ここ最近新しい仙台名物として推しているようだが、とてもおいしいのでぜひ流行って欲しいところ。

こちらは生食パン専門店ラ・パンのチーズパン。
チーズの風味が豊かで、3種のチーズが入っているおかげで一口食べるたびに違った味わいが楽しめる一品。
ちなみに仙台店のオーナーは元楽天の長谷部さんらしい。
一時期こんな感じ👇だったのに立派になりましたねえ。
…とまあこんな感じで、仙台名物は一通り楽しめる感じ。
他にも選手グルメがとにかく充実していて、各店舗一品以上は選手とのコラボ商品がありリピーターも存分に楽しむことができる。
他にも東北の秋を楽しんだ旅の記録はこちら。
【街との一体感】★★★★☆

こちらは仙台市役所に設置されたスポーツコーナー。
数あるチームの中でも仙台89ERSの横に書かれた「Bプレミア」の文字がひときわ光っている。

仙台駅近くのアーケードには89ERSの大きな黄援幕がある。
おそらくこれが一番宣伝効果が大きいだろう。

仙台の繁華街には、だいぶ薄汚れているが自販機があった。
さすがに掃除してあげたい。

街中にもポスターがちらほら。

通りすがりのビルにユニフォームが飾ってあった。
どうやらスポンサーを務めるバイタルネットの本社だったらしい。

仙台のプロスポーツチームはそれなりに仲が良い。
いがみ合っているよりはよっぽどよい。

また仙台市地下鉄にはどの駅にもポスターが貼ってある。
89ERSのおかげで毎週1万人くらいは乗客が増えている…はずだ。


最寄の富沢駅とその手前の長町南駅の改札にはずらっとステッカーが貼ってあった。
貴重な広告スペースをご提供いただきありがとうございます。

もちろん最寄の富沢駅には試合情報などが貼ってある。
エレベーターの黄色も89ERSを意識している…?
【満足度】★★★★☆
無事Bプレミアへの参入も決まり前途洋々の仙台89ERS。
本来のホームであるゼビオアリーナの改修も控え、ますます期待も高まるところだ。
とはいえ、現状バスケの成績面ではあまり目立った成績を上げられていないのも事実。
そろそろここらで一度ジャンプアップし、Bプレミアにふさわしいクラブとして仙台から全国へ名を上げたい。
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