注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
【概要】

PEACE STADIUM Connected by SoftBankは、2024年開場、長崎県長崎市にあるV・ファーレン長崎のホームスタジアム。
以前のホームスタジアムはこちら。
PEACE STADIUMは三菱重工の工場跡地にジャパネットが作り上げた、長崎スタジアムシティの中核となる施設である。
まずは長崎スタジアムシティの全体像について紹介していきたい。
長崎スタジアムシティは「シティ」の名からわかる通り、スタジアムを中心とした一つの街になっている。
具体的にはスタジアム、アリーナ、ホテル、ショッピングモール、オフィス棟から構成されており、エンタメからビジネスまで様々な用途で活用できる施設となっている。
では、なぜジャパネットはわざわざこんな大きな施設を作ったのだろうか?
それはもちろん、通販事業に並ぶ第二のビジネスの柱としてスポーツ・地域創生事業を育てたいというのが大きな目的である。
しかしその根底には、ジャパネットの地元であり人口減少が進む長崎を盛り上げたい!という強い気持ちがある。
ジャパネットが長年培ってきた良いものを見つけ、磨き、伝えるというノウハウを、長崎の良いものを見つけ、磨き、伝えるという形で置き換え、全国から長崎へ人を呼び込んでいくというビジョンである。
そこから派生して「スポーツを通じてワクワク感を届けられる場所を作りたい」ということになり、2017年にV・ファーレン長崎をグループ会社化、2020年に長崎ヴェルカを創設する運びとなった。
すなわち長崎スタジアムシティプロジェクトは単にスポーツ施設を作ったというだけの話ではなく、
「長崎の魅力・価値を地域一体となって磨き上げ、長崎に住む方、長崎を訪れる方に感動と誇りあふれる「今」を届ける」
をコンセプトとした、壮大なプロジェクトなのである。
引用元:
ビジネスとしては通販事業に比べるとリスクも大きいようだが、ジャパネットにはこのプロジェクトを成功させることで全国の地域創生にも活かしていきたいという壮大な野望もある。
非上場企業ならではの、単なる利益を追い求めるだけではない攻めの姿勢が如実に表れている。
同じようなコンセプトの施設としてはエスコンフィールドHOKKAIDOもあり、民間の力で作り出す「利益とワクワクを生み出すスポーツ施設」は今後全国に波及していくものと思われる。
というかなって欲しい。
そんな長崎スタジアムシティの中核であるPEACE STADIUMは、2024年10月13日福山雅治のこけら落としライブ、そして10月14日V・ファーレン長崎対大分トリニータの試合で華々しいデビューを飾った。
それだけ想いのこもったPEACE STADIUM、そして長崎スタジアムシティがどれだけワクワクできる場所なのか、この身をもって体感してみることにした。
その前に長崎を堪能した旅の記録はこちら。
そしてスタジアムシティホテルに宿泊した記録はこちら!
【アクセス】
最寄まで★★★★☆

最寄はJR長崎駅。その名の通り長崎県の中心駅。
JR西端駅の一つで、北海道から長く続く線路はここで終わりを迎える(なおJR最西端は佐世保駅)。
2022年西九州新幹線が無事開業したが、博多までの延伸はまだまだ先で効果は限定的。
博多までつながれば西日本各地からの利便性も格段に向上するが、現状ルートすら決まっておらず見通しは不透明である。

また長崎電鉄を使用する場合はスタジアムシティノース、またはスタジアムシティサウス停留場が最寄。
それぞれの違いはあまりないが、スタジアムシティノースの方が歩道橋が無くて少し楽かも(写真はサウス)。
なおそれぞれの停留所は銭座町、宝町という名称だったが、命名権により現在の名称となっている。
ジャパネットパワーすげえ。

そんなわけで停留所にはウェルカムメッセージの書かれたボードが設置されている。

ただし停留場はだいぶ狭いうえ車両も狭いので、輸送力には不安も残る。
ただでさえ長崎電鉄はインバウンドで混みあっているのに、それに加えてスタジアムやアリーナのお客さんも捌けるのだろうか…?

JRを利用する場合は浦上駅も併せて活用したい。
長崎駅から行く場合とあまり距離は変わらない。輸送力も問題なし。
最寄から★★★★☆

長崎駅からは徒歩10分ほど。
坂の街ゆえ活用できる土地が狭い長崎において、これだけ利便性が良くこれだけ広い土地がぽっかりタイミングよく空いたことは奇跡としか言いようがない。
そして何より、ジャパネットを選んでくれてありがとう。三菱重工と長崎県と長崎市。
人々の夢と希望と偶然が重なって出来上がった、それが長崎スタジアムシティである。

線路の高架をくぐると、一見してスタジアムとは分からない大きな建物が登場する。
ここが長崎の未来を担う場所。

なお帰りの長崎電鉄は、混みあっていたが乗れないというほどではなかった。
本数が多いのと車などほかの手段を使う人も多いのとで、意外と何とかなっているのかも(それでもスタジアムが満員だったらダメかも)。
【観戦環境】★★★★★

とにかく見やすい、その一言に尽きる。
なにせピッチまでの距離は約5メートルで、日本最短を謳っているほど。
ただ最近のスタジアムの特徴であるが、どうしても階段の手すりが目に入ってくる構造は避けられないらしい。
手すりが細いから試合に集中してしまえばほとんど気にならないが、写真を撮りに訪れている人はやっぱり気になるだろう。
ちなみに北九州スタジアムでも同様の手すりがある。
他のスタジアムでも同じ構造が見られるということは、安全性と視界の両方を確保できる妥協点なんだろうけど…。

とはいえ、それ以外にケチをつけるところはおおよそ見当たらない。
こちら側がメインスタンドで反対側がバックスタンドであるが、スタンドの大きさはホテルがある影響でバックスタンドの方が立派に見える。
そして長崎という土地柄を考慮して改めてスタジアムを俯瞰すると、なんだかスタジアム全体が超巨大豪華客船のようにも見えてくるのである。
日本に2つとない、きっと世界にもないまったくもってオリジナリティあふれるスタジアムだ。

とても日本とは思えない光景が目の前に広がっている。
ジャパネットは本当にすごいものを作ってしまった。

試合が始まる前(開場が試合開始2時間半前なのでおそらくそれより前)であれば、チケットが無くてもスタジアム内を自由に見て回ることができる。
ということで試合前からうろちょろして見ることに。ここはホテル側のコーナーから見たところ。
この光景を楽しむだけでも立派な長崎観光だ。

良いスタジアムだなぁ…(ほれぼれ)

こちらはバックスタンド、通称「PEACE STAND」。
座席にはPEACEの文字、そして長崎の海と空を表現した青のグラデーションが描かれている。

スタンドの下層は一般席になっているほか、上層はホテルの部屋と一体となった座席やサウナを含む温浴施設となっている。
全サッカーファンが夢見た環境がここにはある。

最前列までは覆えていないが、屋根も十分な大きさがある。
日光を透過するため半透明になっているのが特徴的。

こちらはアウェイ側の応援スタンド、通称「WELCOME STAND」。
その名の通りWELCOMEの文字が刻まれている。

その反対側にあるのがホームV・ファーレン長崎の応援スタンド、通称「V-VAREN STAND」。
もちろんV-VARENの文字が刻まれている。

両ゴール裏スタンドの差異はほとんどない。
どちらも十分な迫力があり、ゴール裏の熱気を生み出す。

こちらがメインスタンド、通称「SoftBank STAND」。
スポンサー企業の名前が一番目立つのは資本主義ですゆえ。
なお中央下の空いたところから選手が入場するが、そのすぐわきのスペースは選手のベンチと「プレイヤーズスイート」と呼ばれるVIPエリアになっている。
大体VIPエリアというと上の方にあるイメージだが、これだけ選手やピッチに近いVIPエリアも珍しい。
このすぐ裏にはビュッフェやガラス越しに選手入場の様子が見られるスペースもあるそうだ。
VIPに対しても全くの新しい観戦体験を提供している。

そんなメインスタンドにも十分な大きさの屋根が備わっている。
座席は跳ね上げ式でドリンクホルダーも完備。少しイスが硬いのでお尻が痛い人はクッションの用意を。


ビジョンは少し形状の違うものが対角線上に2枚ある。
ここから見ると屋根の鉄骨が被るのが若干気になる。

照明はいろんな方向を向いてよく分からない感じになっている。
きっと研究の結果これが最適な設置の仕方だと判明したのだろう。最近の科学は行き過ぎててよく分からない。

続いてこちらはバックスタンド2階のコンコース。
試合前なら自由に入ることができ、ピッチが見えるガラス張りのエリアもある。
ここに試合をやっていないとはいえタダで入れるんだから、まったくもって常識破りのスタジアムである。

その一つ上の3階コンコースはスタンドと地続きになっていて、ピッチを間近に感じながら散歩することができる。
こどもの日の前だったからか、子供が作ったであろうこいのぼりが無数に設置されていた。

この左が商業施設であり、すなわちスタジアムとは直結で雨にも濡れない構造となっている。
パナソニックスタジアムも商業施設とこれくらいの一体感が欲しかった…。

試合時にはこんな感じでゲートが設置される。
これが設置されるのが試合開始時間の2時間半前なので、それ以前であれば自由に入れる。
ゲートはQRコードをかざして開く仕組みで、従来のように手動でQRコードを読み取ってもらったりチケットをもぎってもらったりする手間もない。
徹底的に効率化が図られている。
ところで場内ではソフトバンクがキャンペーンをやっていたが、お姉さんが着ていたユニフォームはV・ファーレン長崎ではなく福岡ソフトバンクホークスであった。
なるほど、ソフトバンクがスタジアムの命名権を取得したのはホークスの販路を長崎にも広げるためだったのか…。

コンコースにはテーブルといすが置いてあり、試合がない時間であれば自由に使用できる。
お弁当を持ってくればそれだけでピクニック気分(もちろんその場で買っても良し)。

天気が良ければ日差しも入ってくるし、天気が悪くても雨には濡れない。

一方一番上のコンコースは簡素な造り。どこのスタジアムも大体こうなる。

続いて外を散歩。こちらはスタジアムシティサウスで、右側がスタジアム、左側がショッピングモール。
とてもスタジアムとは思えないにぎやかな場所である。

上から見るとこんな感じ。スタジアムから屋根がにょきっと生えているのがまたニクい。

スタジアム全体を見るには駅から反対方向に行く必要がある。
ホテルやモールと一体化しすぎて、スタジアムの写真を撮るのにちょっと苦労した。

こちらはスタジアムシティノース。
サウスに比べて一般客が少ないためか、屋根は小さい。

ノースにはオフィスビルと長崎ヴェルカのホームハピネスアリーナがある。
V・ファーレン長崎と長崎ヴェルカのグッズショップもある。

ここからもスタジアムに入れるようだ。

ジャパネットのショップもある。
この施設に感動した人は、お礼にこのお店で家電を買っていこう。

こちらはジップラインの受付ブース。

このようにスタジアムの上空を移動できる。
たださすがに試合中はダメみたい。万が一何か落としたら大変だからね。
それと身長制限が2メートルまでなので、バスケ選手はダメそう。
体重制限が110キロまでなのでお相撲さんもダメ。

それと温浴施設もある。
目いっぱいスタジアムシティを楽しんだら汗を流して帰ろう。

お金を払わなくても、長崎の素晴らしい景色と足湯が楽しめる。
温浴施設からは別に景色は見えないので、ここでも十分。

子供が遊べるスペースもある。
九州に展開する学習塾の英進館がスポンサーについており、スタジアムシティは企業が名前を売る場としても活用されている。
ちなみにトイレはダスキンがスポンサーとなって責任をもって清掃しており、清潔そのもの。

ここからはスタジアムの屋根を見ることができる。
こんなところにV・ファーレン長崎のロゴがある。

その裏手には稲佐山と浦上川がある。稲佐山からの夜景は世界新三大夜景にもなっている。
なお稲佐山の頂上へ上る長崎ロープウェイはスタジアムと一体で運営されており、将来的にはスタジアムシティへの延伸も見込まれている。
実現すればスタジアムシティへの流入もさらに増えるだろう。
なお試合の翌日にもスタジアムを訪れていろいろ見てきたのでご参考に。









ピッチちけー…。






なお、試合もないのにマスコットのヴィヴィくんがいた。
たぶん天気が良かったので遊びに来たのだろう。…ごめん撮影だろうね。

【雰囲気】★★★★★

試合前、スーツを着た選手がスタジアム内に入ってきた。
バスをどこに停めているのか分からないが、ピッチがロッカールームまでの導線になっているようだ。これは面白い。

試合前には火が吹き上がり、ピッチ上にプロジェクションマッピングでいろいろ浮かび上がるド派手な演出。
ここまでやるJリーグスタジアムは他に見たことがない。間違いなく長崎が日本の最先端を行っている。
ちなみにスポンサーであるMSCクルーズの人(外国人さん)が登場し、この場で日本人女性にプロポーズするというサプライズも行われた。
何を見せられているんだ、という気分にはなったが、日本に骨をうずめる覚悟なんだろうし現代のグラバーだな、と思うことにした。

そして選手入場。
選手が通る道が明るく照らし出され、これから始まる戦いに向けた高揚を演出。素晴らしい。

ちょっと見えにくいが、リボンビジョンには応援に合わせてチャントの歌詞を表示する。
個人的に感動したのは、この運営とサポーターの距離感。
Jリーグでよくあるスタメン発表の時にサポーターを「12番目の選手」として紹介するのは個人的にちょっと媚びすぎと感じているのだが、ここではそういった演出はなかった。
一方でサポーターを放っておくわけではなく、スタジアムの雰囲気作りとしての応援には運営もしっかりフォローを行う。
このバランス感覚が実に見事で、チームに対してポジティブに貢献してもらう、これぞまさに「12人目の選手」としての正しい扱い方であろう。

そんなわけでチャンス時には「入れろ」の実にシンプルなメッセージ。
これは諫早時代から受け継がれている文化。

ホテルの方を見ると、明かりが点いているのは2割から3割といったところ。
もしかしたらスタジアムの座席で試合を見たり、あるいはどこかに遊びに行ったりしているのかもしれないが、まだまだ寂しいか。
なおこの日は初の金曜ナイター開催であったそうだ。お客さんは1万人にちょっと満たないくらい。
J2としては上出来だが、まだまだお客さんは入れられるはず。
立地も良いし、平日開催でどうやってお客さんを増やすかが今後の課題になりそう。

それでもゴール裏はほぼ満席。
チームカラーに染まった見事な応援がスタジアムを熱くする。
V・ファーレン長崎発祥、今では甲子園の定番応援曲になったV-ROADも健在だ。
長崎駅で流れてきた時はちょっと感動した。

試合は3-4の打ち合いとなったが、長崎が惜しくも敗れた。
はたから見ている分にはとても面白かった。

いつまでも平和であれ、長崎。
【グルメ】★★★★★

まずは2階コンコースのフードホールへ。
スタジアムに当たり前のようにフードコートがあるの最高すぎ。

システムがちょっと特殊で、注文はこの端末もしくはスマホのアプリから行う。
そのためほとんどのお店は直接行っても注文できないのだ(一部例外あり)。
お店のメニューを見ながら決めたい人にはちょっと不便だが、一方で注文や支払いに時間をとられない、待ち時間を有効活用できるなどのメリットも大きい。
人によって感想は違いそうだが、個人的には神みたいなシステムだと感じた。
めっちゃいい時代だわ。

まずは入り口入ってすぐのところにある長崎ちゃんぽん老李へ。やっぱり長崎に来たらちゃんぽんから始めないと。
長崎市内ほか東京にも出店している有名チェーンだ。
それなりに値は張るが結構本格的な中華の味わいで、具も海鮮などたっぷり入っている。
本場のちゃんぽんはやっぱり一味違うな。

続いて磯祿へ。
愛してる長崎を、と言われたら、この想い(食欲)止まらない。

なんといっても長崎名物のアジフライは外せない。
アジフライにありがちな臭みはなく、ふっくらおいしいアジフライ。全て(のお金)を捧げよう。

続いて3階のコンコースへ。
なんといってもピッチが見えるのがいいし、いい感じの飲み屋街みたいな雰囲気を醸し出している。

長崎のどこにでもある、岩崎本舗の角煮まんじゅう。
美味しいなーとは思うんだけど、値段の割にちょっと小ぶりだなっていつも思ってる。まあ食べちゃうんだけどね。

長崎と言えばやっぱり佐世保バーガーも外せない。
ここには「Stamina本舗 Kaya(伽倻)」が出店している。
このお店の特徴はカリッと焼かれたバンズ、とても個性的だ。
それにジューシーなパティ、そして甘辛なソースが最高の相性。
お値段も手ごろだし、スタジアムシティで一番オススメできるかも。

後日、3階のコンコースで一番目立つ長崎食堂三代目じげもんとんに訪問。
実は東京発祥のお店だが、今回長崎へ「帰省」してきた形となっている。
今回はちゃんぽんを注文したが、店の雰囲気の通り居酒屋メニューが充実しており長崎ならではの料理やお酒が楽しめる。
ちゃんぽんはなかなかリーズナブルで、リンガーハットにも似たかなりオーソドックスな一杯。
試合後の一杯(酒もちゃんぽんも)はここで決まり!

続いて2階へ戻ってきた。
なんといっても「THE STADIUM BREWS NAGASAKI」は外せない。
なんとここでビールの醸造を行っているのだ。

名物は長崎の柑橘「ゆうこう」を使ったクラフトビール、その名もヴィ・ビール。
フルーティーで飲みやすい一杯を飲み干して、長崎の夜に乾杯しよう!

甘いものも食べたいなあと思ったところ、諫早の和菓子メーカー「つづみ団子」のお店を発見。
ということでみたらし団子(100円)を購入。この値段でもちもちのおいしい団子が食べられるなんてハッピー。

またスタジアムシティには長崎のお土産屋さん「DRAGON SEA」も併設されている。
ということで、メディアでも取り上げられているカステラアイスの抹茶を購入。
手軽に長崎名物のカステラを楽しむにはちょうどいいねえ。
ちょっと時間を置いてカステラやアイスが柔らかくなってから食べるのがコツらしい。
雪見だいふくみたいだ。

また2025年4月には、本格的なお寿司がいただける「美々すし」がオープン。
V・ファーレンだからね。
なかなか評判も上々のようだ。今度来たら入ってみよう。

このスタジアムで珍しいのはスーパーが併設されていること。
フードウェイは九州を中心に展開しているスーパーで、長崎では初出店となる。

なんとびっくり、ここで買った飲食物は持ち込みができるのだ。
つまり、これも実質スタグルというわけ。

スーパーと侮るなかれ、九州のおいしいものが集まった素晴らしいお店なのだ。
お寿司にアジフライ、クラフトビールに九州しょうゆのじゃがりこなど、コスパよく十分に九州を感じることができる。
こりゃフードコートとお客さんの取り合いになるね。こっちとしては贅沢な悩み。
【街との一体感】★★★★☆

長崎駅の改札からはヴィヴィくんがのぞき見している。

そしてウェルカムボードがある。とても目立つ。

長崎の名産品を紹介するマスコットの2人。

行くぞ!最高の舞台へ。本当によろしくお願いします…


駅の周辺にもフラッグがある。

ここはV・ファーレン長崎だけ。

駅ビルでもコラボキャンペーンを行っていた。
スタジアムシティの飲食店とはうまく棲み分けをしていきたいところ。

イナヅマ電気工事さんはV・ファーレン長崎を応援中。

こちらはスタジアムに設置されている応援自販機。


スタジアムシティのノースとサウスにそれぞれデザインの違うマンホールが設置されている。
QRコードもついている。

ゼンリンがコラボグッズを販売しているらしい。
長崎の魅力を伝える、という意味で強力なパートナーになるだろう。

スタジアムからすぐのところにあるショッピングモールでも企画が行われていた。
この施設でショッピングを楽しんだお客さんをスタジアムに取り込めれば、相乗効果はより高まっていくだろう。

書店ではムック本が置かれていた。
スタジアムシティには長崎全体からかかる期待も大きい。

同じ施設にあるサブウェイもプッシュ。

長崎駅前の通りにはのぼりがたくさん。

市内のアーケードにも小さいけどフラッグがある。

長崎市役所も見てみたが、無料給水所にマスコットが書いてあるくらいだった。
もっと前面に押し出してほしい。

こちらの銀行には横断幕があった。
財界としても長崎の経済が活性化するなら万々歳である。

長崎電鉄の車両には、小さいながらV・ファーレン長崎のフラッグがなびいている。
もちろん電鉄としてもお客さんが増えるに越したことはない。

ラッピングバスも走っている。
サッカーには夢がある!…そうであってほしい。




その他街の至る所にポスターやのぼりがある。
V・ファーレン長崎だけだったり、長崎ヴェルカもあったり、微妙に対応が異なっている。

こちらのスーパーでは澤田選手がずいぶんニコニコしていた。

こちらは稲佐山のロープウェイ降り場。
このロープウェイがスタジアムまで届いたら、いよいよ本格的な観光地化が進むことだろう。

帰り飛行機に乗る前ふとテレビを見やると、V・ファーレン長崎の試合結果が流れていた。
長崎の官民が一体となって期待を寄せている存在であることが分かる。
よく考えてみれば、V・ファーレン長崎が諫早から長崎に移転してまだたった1年しか経っていないのだ。
まだまだ航海は始まったばかり、長崎に浸透するその日まで根気よく広報活動を続けていく必要があるだろう。
【満足度】★★★★★
本当に何から何まで素晴らしい施設であり、ただのスタジアムではなくまさしく「シティ」を作り上げたと言える。
そして細かな違いはあれど、目指す姿はエスコンフィールドHOKKAIDOと全く同じと言って過言ではない。
北のエスコン南のピースタ、あるいはプロ野球のエスコンJリーグのピースタ。いずれにせよ、夢のスタジアムが日本に2つほぼ同時に誕生したのである。
ただエスコンフィールドが大成功を収めているのに対し、ピーススタジアムはまだ十分とは言えないようだ。
両方訪れた身としてはどちらも施設としては素晴らしく優劣は感じなかったので、理由があるとすれば施設以外のところにあるのだろう。
いずれにせよこの試みは是非とも大成功して欲しいし、してもらわないと日本のスポーツ界にとっても大きな損失となってしまうのだ。
長崎を訪れる際は是非とも足を運び、その素晴らしさを肌で感じ、そして広めていってほしい。
いつかこの場所に、平和な繁栄の日々が訪れることを願って。
索引を作りました!
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