2024年もあと少し。やり残したことはありませんか?
クリスマス、大掃除、大晦日とイベントも目白押しです。
さて、2024年はプロ野球90周年を迎える記念の年でした。
そんな90周年の締めに、各チームの通算勝率ランキングを作ることにしました。
90年の積み重ね、果たしてどんな順位になっているのでしょうか?

12位
横浜DeNAベイスターズ 勝率.450(4394勝5369敗323分)
今シーズン日本一に輝いたベイスターズですが、通算勝率は12球団最下位です。
なんといっても2000年代の暗黒時代に抱えた借金はあまりに大きく…。
ただそれを抜きにしたところで、基本的にはずっと弱かったのがベイスターズというチームです。
そんなチームでもこれまでに3回日本一になっているのですから、野球というスポーツは分からないものです。
親会社がDeNAに変わってからは少しずつですが借金を返すことができているので、1年1年を着実に戦っていきたいところ。
まずは借金1000を回避しなければ…。
11位
東京ヤクルトスワローズ 勝率.467(4552勝5190敗343分)
2021年日本一に輝いたスワローズですが、通算勝率は11位です。
実はスワローズ1950年の参入以来地味にずーっと弱く、初優勝まで28年もかかりました。
ただ1990年代には野村監督のもと黄金時代を築き上げ、更に直近の2021年と2022年にはセリーグ連覇も果たしました。
ここ20年ほど勝つときは優勝、負ける時は最下位といったかなり乱高下の激しい成績になっています。
10位
東北楽天ゴールデンイーグルス 勝率.468(1287勝1462敗82分)
2005年参入と現状最も歴史の浅いイーグルスが10位。
初年度は明らかに選手が足りず勝率3割にも届かない、凄惨たる状況でした。
しかし野村監督の手腕で地力をつけ、星野監督のもと2013年日本一に輝きました。
あの初年度を考えれば、まさに東北の奇跡ともいえる優勝劇でした。
ただその後は補強を重ねた割には目立った成績が残っておらず、むしろ借金は増えています。
勝率を取り戻すためには、どこかで黄金期を築く必要があるかもしれません。
9位
北海道日本ハムファイターズ 勝率.480(4902勝5307敗391分)
ダルビッシュ、大谷を輩出し、ここ20年で5度のパリーグ制覇、2度の日本一に輝いたファイターズ。
ただし球団史全体を見るとそれほど強くなく、特に東京ドーム時代は一度も優勝できませんでした。
また2016年以降もBクラスが多く、札幌ドームの使用料が高額だったこともあり補強もままならない状態でした。
それでも今シーズンは2位に食い込むなど、エスコンフィールドに移転した効果も出てきています。
ファイターズが再度球界の中心に躍り出る日もそう遠くないかもしれません。
8位
広島東洋カープ 勝率.484(4692勝5011敗382分)
2016年から2018年にかけてセリーグ3連覇を成し遂げた、唯一の市民球団カープ。
球団史全体で見ると、明確な暗黒期はないものの苦しい時期が多かったのも事実です。
特に2000年代はベイスターズが暗黒に沈んでいた一方、カープもそこそこの暗黒期。
5位カープ6位ベイスターズが定位置となっていました。
かといって決して弱小球団というわけではなく、優勝9回はセリーグ2位タイ。
市民球団というバックグラウンドを考えれば、むしろ強豪球団といってもいいでしょう。
7位
千葉ロッテマリーンズ 勝率.502(4874勝4844敗405分)
2010年史上最大の下克上を成し遂げたマリーンズが7位。
球団史全体では意外と勝率5割を超えるシーズンは少ないのですが、時折勝率6割を超えるようなシーズンがあって巻き返している感じです。
また2000年代からは2度の日本一にも輝いており、それ以降も優勝こそないものの安定した成績を残しています。
実はここ20年くらいのロッテは、黄金期とは言えませんが安定期に入っているのです。
ただ、シーズン勝率パリーグ1位は地味に1974年から遠ざかっています。
そろそろ突き抜けた成績が欲しいところですが…。
6位
中日ドラゴンズ 勝率.510(5579勝5353敗387分)
古豪ドラゴンズは6位。
しっかり通算勝率5割を超えている中で、落合監督が築き上げた黄金期の貯金が大きな影響を及ぼしています。
球団史全体を見ても3位以内には入っていることが多く、常に安定した成績を残してきたのがドラゴンズというチームです。
一方でここ10年ほどは5位6位で終わっていることが多く、ドラゴンズというチームを考えれば低迷期に入ってしまっています。
借金も膨れ上がってきており、このままいけば通算借金生活に入る日もそう遠くありません。
そしてチームの歴史を通しても日本一に輝いたのは2回しかなく、これはベイスターズよりも少ない数字。
つくづく野球というのは分からないスポーツだなと痛感させられます。
5位
オリックスバファローズ 勝率.512(5593勝5337敗396分)
2021年から3連覇、2022年日本一に輝いたバファローズが5位。
ただ球団史を見ると、この通算勝率が残っているのは前身の阪急ブレーブスの影響が大きいことが分かります。
なんせブレーブスはパリーグ優勝10回、日本一3回と当時のパリーグを代表する強豪だったのです(日本一が少ないのは多分に巨人の影響を受けています)。
親会社がオリックスになっても強かったことは間違いなく、1995年からは仰木監督のもとパリーグ連覇、日本一にも輝いています。
ただイチローが抜けたあたりから一気に成績は低迷。
あれだけあった貯金も使い果たすのではないかと思えるほどでした。
パリーグ3連覇を成し遂げたものの2024年は低空飛行。
更に中嶋監督の退任もあり、今後も予断を許さない状況です。
4位
阪神タイガース 勝率.517(5683勝5300敗350分)
関西の雄、タイガースが4位。
同じく関西で黄金期もあったバファローズより勝率が高く、長らく強豪球団の一角であることが分かります。
1987年から1990年代にかけて暗黒期がありましたがそれ以前には最下位が2度しかなく、それ以降も1度だけ。
実はかなり安定した実力を持っている球団なのです。
ただ、それでも2023年日本一に輝いたのがやっと2度目。
安定した強さがありながら何故か日本一とは縁遠い、そんな不思議な球団です。
3位
埼玉西武ライオンズ 勝率.526(5123勝4619敗394分)
2024年は最下位に沈んでしまったライオンズですが、トータルで見ればまだまだ3位です。
その要因はなんといってもバブル期に築き上げた黄金期。
パリーグを2連覇、1年挟んで4連覇、1年挟んで5連覇と、歴代最強球団の候補にも挙げられるほど。
そして全体で見てもリーグ優勝23回、日本一13回はともにパリーグトップ。
西武堤帝国の勢いを象徴するような、無類の強さを誇るチームでした。
しかしバブルもとうの昔に終わり、2018年2019年と2連覇するも一気に選手を引き抜かれ弱体化。
今後はいかに選手を引き留められるかが西武復活のカギになりそうです。
2位
福岡ソフトバンクホークス 勝率.531(5707勝5049敗405分)
現代プロ野球最強球団、ホークスが2位。
2017年から2020年にかけて4年連続日本一に輝くなど、圧倒的な強さを誇っています。
そんなホークスですが、黎明期の1950年から1967年には1位か2位にしかなっていなかったり、当初から安定した強さを誇っていました。
ただ南海ホークスから福岡ダイエーホークスに移り変わる1978年から1997年にかけて20年Bクラスに沈むなど、かなり苦労する時期もありました。
これはなんと12球団最長記録になっています。
しかし王監督が立て直し1998年にAクラスに入ってからは、Bクラスに終わったのは3度だけ。
全体で見ると浮き沈みの激しい球団ではありますが、現在はパリーグ最多を誇る通算貯金をさらに上積みしています。
果たしてここからどこまで勝率を上げていくのでしょうか…?
1位
読売ジャイアンツ 勝率.580(6343勝4599敗365分)
球界の盟主、ジャイアンツが堂々の1位。
通算勝率.580は、単年で見ても十分優勝できる高さです(現に優勝した2024年シーズンの勝率を上回っています)。
その中でも特に顕著なのが、1965年から1973年まで9連覇したいわゆるV9。
その前にもセリーグ5連覇していますし、現在に至るまで5年連続で優勝を逃したことがなく、まさにプロ野球史を象徴する球団です。
ただ2012年を最後に日本一からは遠ざかっており、12年連続で日本一を逃しているのは球団最長となっています。
特に2019年、2020年の日本シリーズでは2年連続でホークスに4連敗を喫しており、短期決戦での勝負弱さが現在の課題でしょうか。
それでもシーズンでの強さは変わりなく、今後も貯金を積み重ねていくことは間違いなさそうです。
情報ソース
まとめ
プロ野球90周年勝率ランキング、いかがでしたでしょうか。
思っていた通りだった、予想していたのと違った、いろいろな感想があるかと思います。
しかし90年はまだまだ通過点。これからプロ野球は100年に向けて走り出していきます。
今後も順位の変遷を、定点観測していきたいと思います。
他のコラムはこちらからどうぞ↓