2000年(平成12年)慶應義塾大学理工学部-数学[B2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR や 2019年(平成31年)東京大学-数学(理科)[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR を思い出す.慶應の問題から相反方程式に着目すれば は共役複素数かつ逆数であることがわかるので
となる.
(1) 実数係数の4次方程式の虚数解が
ここで
が成立するので, が4次方程式の解であるならば,
も4次方程式の解となるので虚数解に対してその逆数も虚数解となる.つまり
である.
よって となり,
となる.
(2) が4次方程式の解であるならば,
も4次方程式の解となるので実数解に対してその逆数も実数解となる.つまり
が成立する.よって
,
,
,
(,
)が複素数平面上で同一円周上にあるような
の条件を考えれば良い.
ここで解と係数の関係から …①,
…②である.
(i) のとき
,
,
が三角形をなせば良く, であるから
であれば良い.よって
(a) のとき:
解と係数の関係から ,
(
)
(b) のとき:
解と係数の関係から ,
(
)
となる.
(ii) のとき
方羃の定理により ,つまり
(
,
)
となることが必要十分条件となる.
解と係数の関係から ,
となる.ここで
,
とおくと
,
,
が成立するので
平面で
の
(,
)を満たす部分と
が共有点を持つ範囲を求めることにより,
を満たすすべての
をとり得る.つまり
(
)となる.
以上から
・半直線 ,
,
・線分 ,
,
・線分 ,
,
・半直線 ,
を合わせたものである(折れ線の折れる部分は全て除かれていることに注意).
折れ線の折れる部分について, はもとの方程式が
となり4点が一致し,
はもとの方程式が
となり2点ずつが一致する.いずれも
が実数に近づいた極限となっている.
複素数平面上の異なる4点 が同一円周上である条件は例えば
が実数となることを用いると
が実数となり,
を引いた
が実数であることから
が純虚数となる.よって
とおくと
の実部が
となることから
が成立する.