放物線 を原点中心に
倍拡大すると
,
から
,つまり
となるので
と
は相似で相似比は
となる.よってこれらを平行移動して得られる2つの放物線
と
は相似である.
相似の中心は頂点を に分かつ点(
が同符号の場合は外分,異符号のときは内分)
である.但し
の場合,
かつ
(2つの放物線が一致)のときは頂点が相似の中心となるが,それ以外の場合相似の中心は無限遠点となり平行移動となる.
2つの放物線 と
が点
で接することと,接線の方程式を
とおいて1次関数の引き算を行うという線形変換を行った結果である2つの放物線
と
が点
で接することは同値である.この2つの放物線の相似の中心は
であり,線形変換で相似の中心は相似の中心に移るので,2つの放物線の相似の中心は高々1つであることから,
よって
(i) 2つの頂点が一致するとき,接点は頂点かつ対称の中心である.
(ii) 2つの頂点が異なる場合はその2頂点を結ぶ直線とそれぞれの放物線の頂点以外の交点は一致し,それが接点かつ対称の中心である.
が成り立つ.