2026.03.14.21:58:30記
[1](5) 複素数
は
を満たす.複素数平面上で点
が原点を中心とする単位円の周上を動くとき,点
が描く図形で囲まれる部分の面積は
である.
本問のテーマ
メビウス変換(複素平面上の一次分数変換)の円々対応
アポロニウスの円
アポロニウスの円
2026.03.14.21:58:30記
は複素平面上の一次分数変換でメビウス変換と呼ばれます.メビウス変換で複素平面上の円は円に移ります(直線も半径無限大の円であると考えます).
[大人の解答]
のとき
,
のとき
,
のとき
となるので,メビウス変換の円々対応により,
は
,
の
点を通る円,つまり単位円の周上を動く.よって求める面積は
である.よって
である.
順当には, を
で表し,
を利用します.以下では
を分離して絶対値を取ることで割り算を避けています.
[解答]
と
により,
,つまり
が成立する.
よって点 は
からの距離と
からの距離が
であり,よって点
はこの2点を
に内分する点
と
に外分する点
を直径とする円周を描く(アポロニウスの円).よって点
が描く図形は直径が
の円であるから囲まれる部分の面積は
である.