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2026年(令和8年)山梨大学医学部後期-数学[1](4)

2026.03.14.17:30:19記

[1](4) 3 次方程式 2x^3+12x^2+30x+25=0 について,ある実数 a=\fbox{ キ } により x=y+a とおくと,2 次の項がない y3 次方程式 \fbox{ ク }=0 が得られる.ここで y=u+v とおき,u^3+v^3=\dfrac{3}{2} の条件の下で u,v の方程式を解くと,実数となる u+v について x=u+v+a=\fbox{ ケ } となる.

本問のテーマ
カルダノの方法による3次方程式の解法

2026.03.14.17:30:19記

[解答]
x=y-2 とおくと
2(y^3-6y^2+12y-8)+12(y^2-4y+4)+30(y-2)+25=2y^3+6y-3=0
となる.つまり
y^3+3y-\dfrac{3}{2}=0
となる.ここで y=u+v とおくと
u^3+v^3-\dfrac{3}{2}+3(uv+1)(u+v)=0
であり,u^3+v^3=\dfrac{3}{2} の条件の下では u+v\neq 0u+v=0 ならば u^3+v^3=0 である)から uv=-1 となる.

よって u^3+v^3=\dfrac{3}{2}u^3v^3=-1 から u^3,v^3t についての二次方程式 t^2-\dfrac{3}{2}-1=(t-2)(2t+1)=02 解となり実数となるのは \{u,v\}=\left\{\sqrt[3]{2},-\dfrac{1}{\sqrt[3]{2}}\right\} である.よってこのとき
x=\sqrt[3]{2}-\dfrac{1}{\sqrt[3]{2}}-2 である.

よって \fbox{ キ }=-2\fbox{ ク }=2y^3+6y-3\fbox{ ケ }=\sqrt[3]{2}-\dfrac{1}{\sqrt[3]{2}}-2 である.

2x^3+12x^2+30x+25=0 の残りの解は \omega=\dfrac{-1+\sqrt{3}i}{2} を用いて
x=\sqrt[3]{2}\omega-\dfrac{1}{\sqrt[3]{2}}\omega^2-2\sqrt[3]{2}\omega^2-\dfrac{1}{\sqrt[3]{2}}\omega-2
となります.これを計算すると
x=\dfrac{-2\sqrt[3]{2}+\sqrt[3]{4}-8\pm\sqrt{3}(2\sqrt[3]{2}+\sqrt[3]{4})i}{4}
となります.




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