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2023年(令和5年)山梨大学医学部後期-数学

2025.04.06記

[1] 次の問題文の空欄 \fbox{ ア } から \fbox{ ケ } にあてはまるものを解答欄に記入せよ.

(1) 一辺の長さが 1 の正八角形がある.その頂点を反時計回りに \mbox{A}\mbox{B}\mbox{C}\mbox{D}\mbox{E}\mbox{F}\mbox{G}\mbox{H} とする.このとき,\mbox{AC}^2 = \fbox{ ア } であり,\mbox{AD}^2 = \fbox{ イ } である.ただし,答えが分数のときは,分母を有理化せよ.

(2) n自然数とする.中が見えない壺に,n 個の赤玉と n 個の白玉が入っている.この壺の中から n 個の玉を同時に取り出すとき,取り出した白玉が k 個以下となる確率を P_{n,k} と書く.このとき,P_{4,0} = \fbox{ ウ } であり,P_{5,1} = \fbox{ エ } であり,P_{6,2} = \fbox{ オ } である.ただし,すべて既約分数で解答せよ.

(3) 200 個から 100 個取る組合せの総数{}_{200}\mbox{C}_{100}素因数分解したとき,2 桁の素因数の中で最大のものは \fbox{ カ } である.

(4) 空間内に 4\mbox{A}(1,2,3)\mbox{B}(3,1,4)\mbox{C}(2,7,1)\mbox{D}(5,7,7) がある.直線 \mbox{AB} 上を点 \mbox{P} が動き,直線 \mbox{CD} 上を点 \mbox{Q} が動く.直線 \mbox{AB} と直線 \mbox{PQ} が垂直であり,かつ直線 \mbox{CD} と直線 \mbox{PQ} が垂直であるとき,点 \mbox{P} の座標は \fbox{ キ } であり,点 \mbox{Q} の座標は \fbox{ ク } である.ただし,答えに分数があらわれるときは,既約分数にせよ.

(5) 実数の組 (x,y)|x+2y|\leqq 1 を満たすとき,(x-2)^2+(y-1)^2 の最小値は \fbox{ ケ } である.

[2] 次の問題文の空欄 \fbox{ コ } から \fbox{ ソ } にあてはまるものを解答欄に記入せよ.

(1) 関数 f(x)=x^3-5x^2+6x-6+\dfrac{6}{x}-\dfrac{5}{x^2}+\dfrac{1}{x^3}x\geqq 1)は,x=\fbox{ コ } のとき,最小値 \fbox{ サ } をとる.

(2) 複素数平面上で,|z+1+i|+|z-1-i|=6 を満たす点 z の全体を C とする.このとき,C によって囲まれる部分の面積は \fbox{ シ } である.

(3) x8 次式 f(x) は整数 k0\leqq k \leqq 8)に対して,f(k)=\dfrac{k^2}{k+1} を満たす.このとき,f(9) の値を既約分数で求めると,f(9) = \fbox{ ス } である.

(4) xy 平面において,2 つの曲線 y = \sin x \left( \dfrac{\pi}{4} \leqq x \leqq \dfrac{5\pi}{4} \right)y = \cos x \left( \dfrac{\pi}{4} \leqq x \leqq \dfrac{5\pi}{4} \right) で囲まれた部分の面積は \fbox{ セ } である.また,この部分を x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積は \fbox{ ソ } である.

[3] 1 から 10 までの整数が 1 つずつ重複せずに書かれた 10枚のカードがある.この中から同時に4枚のカードを取り出すとき,取り出したカードに書かれている数の和が 20 以下となる確率を求めよ.

[4] 整数の組 (x,y,z) が次の 2 つの式をともに満たすとき,(x,y,z)(\ast) を満たす整数の組であるという.

(\ast) x^2+y^2+z^2-3xyz=00\lt x\lt y\lt z

例えば,(1,2,5)(\ast) を満たす整数の組である.

(1) (2,5,a)(\ast) を満たす整数の組となるような整数 a を求めよ.

(2) 次の条件(i),(ii)をともに満たす数列 \{a_n\} が存在することを示せ.

(i) a_1=1a_2=2 である.

(ii) 任意の自然数 n に対して,(a_n,a_{n+1},a_{n+2})(\ast) を満たす整数の組である.

(3) (2)の数列 \{a_n\} はただ 1 つである.この数列 \{a_n\} について,a_n が偶数となる n をすべて求めよ.

[5] 0 以上の整数 n に対し,関数 f_n(x)

f_0(x) = 1f_1(x) = xf_{n+2}(x)=2xf_{n+1}(x)-f_{n}(x)n=0,1,2,\cdots

により定める.

(1) 0 以上の整数 n と任意の実数 \theta に対し,等式 f_n(\cos \theta) = \cos n\theta が成り立つことを示せ.

(2) 自然数 p,q,x に対し,I_{p,q}=\displaystyle\int_{-\frac{1}{2}}^{\frac{1}{2}} f'_{3p}(x) f'_{3q}(x)\sqrt{1-x^2}\, dx を求めよ.ただし,f'_n(x)f_n(x)導関数である.

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