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2026年(令和8年)東京大学-数学(理科)

2026.03.02.19:08:49記

[1](1) 関数 f(\theta)=\sin\theta-\theta+\dfrac{\theta^3}{6} の区間 -1\leqq \theta\leqq 1 における最大値 M および最小値 m を求めよ.

(2) (1)で定めた M に対し,次の不等式を示せ.
\dfrac{7}{8}\pi\leqq\displaystyle\int_0^{2\pi}\sin(\cos x-x)\,dx\leqq\dfrac{7}{8}\pi+4M

[2] n を正の整数とする.座標平面上の 3n 個の点がなす集合

\{(x,y)\, |\,  x,y \mbox{ は } 1\leqq x\leqq 3,1\leqq y\leqq n \mbox{ を満たす整数}\}

から相異なる 3 点を選ぶ.ただし,どの 3 点も等確率で選ばれるものとする.選んだ 3 点が三角形の 3 頂点となる確率を p_n とする.

(1) p_5 を求めよ。

(2) m2 以上の整数とする.p_{2m} を求めよ.

[3] 座標空間内の原点を中心とする半径 5 の球面を S とする.S 上の相異なる 3\rm P,Q,R が次の条件を満たすように動く.

条件:\mbox{P},\mbox{Q}xy 平面上にあり,三角形 \mbox{PQR} の重心は \mbox{G}(2,0,1) である.

以下の問いに答えよ.

(1) 線分 \mbox{PQ} の中点 \mbox{M} の軌跡を xy 平面上に図示せよ.

(2) 線分 \mbox{PQ} が通過する範囲を xy 平面上に図示せよ.

[4] k を実数とし,座標平面上の曲線 Cy=x^3-kx で定める.C 上の2点 \mbox{P}\mbox{Q} に対する以下の条件 (\ast) を考える.

条件 (\ast) 原点 \mbox{O},点 \mbox{P},点 \mbox{Q} は相異なり, C\mbox{O}\mbox{P}\mbox{Q} における接線のうち,どの 2 本も交わり,そのなす角はすべて \dfrac{\pi}{3} となる.

ただし,2 直線のなす角は 0 以上 \dfrac{\pi}{2} 以下の範囲で考えるものとする.

(1) 条件 (\ast) を満たす \mbox{P}\mbox{Q} が存在するような k の範囲を求めよ.

(2) k が(1)で定まる範囲にあるとする.\mbox{P}\mbox{Q} が条件 (\ast) を満たすように動くとき,C\mbox{O}\mbox{P}\mbox{Q} における接線によって囲まれる三角形の面積 S の最大値を M,最小値を m とおく.ただし,3 本の接線が 1 点で交わるときは S=0 とする.M=4m となる k の値を求めよ.

[5] 複素数平面上の原点を中心とする半径 1 の円を C とする.複素数 \alphaC 上の点 \mbox{P}(z) に対し,w = (z - \alpha)^3 とおく.\mbox{P}C 上を動くときの点 \mbox{Q}(w) の軌跡を D とする.

(1) \alpha = -3 とし,w の偏角を \theta とおく.\mbox{P}C 上を動くとき,\sin\theta がとりうる値の範囲を求めよ.

(2) \alpha が次の条件を満たすように動く.

条件: D は実軸の正の部分および負の部分の両方と共有点を持つ.

複素数平面上の点 \mbox{R}(\alpha) が動きうる範囲の面積を求めよ.

[6] n を正の整数とする.n の正の約数のうち,3 で割って 1 余るものの個数を f(n)3 で割って 2 余るものの個数を g(n) とする.

(1) f(2800)g(2800) を求めよ.

(2) f(n)\geqq g(n) を示せ.

(3) g(n)=15 であるとき,f(n) がとりうる値を求めよ.

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