2026.03.03.13:44:12記
と定める。
また,関数 を次のように定める.整数
に対し,
のとき
のとき
とする.
(1) において
を示せ。
(2) とする.座標平面上の
のグラフと
のグラフの
の範囲における共有点の個数を求めよ.
2026.03.03.15:02:40記
のグラフは鋸波で
,
,
の折れ線の山を繰り返す周期関数となります.そして
は
で単調増加ですから,(1) は結局
で
を示せば十分です.
(2) は「,
,
の折れ線の山と
の共有点の個数」と「
,
,
の折れ線の山と
の共有点の個数」を合計することを考えます.
(1)
よって において
が成立すれば良い.
において
であるから,この等号が成立しなければ良く,
で
であるから
において等号は成立せず,よって
が成立する.
(2) のとき,
の頂点の
座標である
は
を満たす.
で
は単調減少,
は単調増加で
であるから,
で
と
はただ一つの共有点を必ず持つ.そして
,
はともに
について線対称であるから,
でもただ一つの共有点を必ず持つ.
よって, における共有点の個数を考えれば良いが,この範囲で
は下に凸の放物線,
は上に凸の
で折れ曲がる折れ線であるから,共有点の数は多くても
個である.
,
であるから,
・共有点が 個となるのは
のとき
・共有点が 個となるのは
のとき
・共有点が 個となるのは
のとき
となる.ここで は
のとき
,
のとき
であるから,
となる
が
に必ず存在する.…(★)
となるのは
の範囲で
であるが,(★)と
から
が範囲外であることから
において
となる
は
,
において
となる
は
,
において
となる
は
となる.よって
のとき共有点は
個,
のとき共有点は
個,
のとき共有点は
個
となる.
が
で単調減少であることを思い出すと,
は
で単調減少であることがわかるので,やや理系の範囲となりますが,これを利用するともう少し議論が簡単になります.