2025.02.26記
(1) 曲線 上の複素数
に対し,
の実部は
であることを示せ.
(2) を曲線
上の相異なる複素数とするとき,
がとりうる範囲を複素数平面上に図示せよ.
(3) を(2)で求めた範囲に属さない複素数とするとき,
の実部がとりうる値の最大値と最小値を求めよ.
2025.02.26記
(1) 曲線
であるから
(2) とおくと,
により複素平面の放物線を表す.
を含めれば,この放物線を原点中心に2倍拡大した
の内部を動き得るので,
が与える境界を除いた
が求める範囲.
(3) に対して,
の実部
を
とおく.
(i) となるのは
のときで例えば
のときに満たす.
(ii) のとき
円 , が
を満たす解を持てば良い.
円上の点は から
と表すことができるので(
のときは
で符号を調節する)
,
つまり
をみたす が存在するような
の範囲を求めれば良く,
および
(
)
における の値が
から
(
より満たさない),
から
,
(
)から 「
かつ
」
のいずれかを満たせば良いので,(i)とあわせて
となる.
(2) は直感的すぎるので後でちゃんと書き直そう
(2) 原点
本問の場合 なる2点に対して
で定まる点
に関して考えているので,
の周または内部全体を動くかどうかはすぐにはわからない.
ここで を認めれば,
が
上の全ての点になりうることがわかるので,
に接するように放物線を平行移動するように動かすと,本問の場合,
であっても,
は
の周または内部全体を動くことがわかる.ここで
の凸性から,
となるのは
のときに限ることから,(2)の答が
となることがわかる.
折角なので別解を.
(1)
(2) (
)とおくと
である.
,
(
)
とおくと
となる.,
としたとき,
から が求める領域.
(3) の極表示は
だから
に対して
が成立する.
ここで の実部は
であるから
(i) のとき
(等号は
)
(ii) のとき
(iii) のとき
(等号は
)
となるので の実部の最大値は
,最小値は
となる.
の反転による像はカージオイドとなり,
の反転による像はこのカージオイドの周および内部となるので,このカージオイドの
座標の範囲を求めれば
であることがわかる.
2025.02.27記
[解答]と同じことだが,直線 の反転による像は
と
を直径とする円(から
を除いたもの)だから,この円と(2) の放物線からはみ出るような
の範囲を求めれば良い,とすると
「円と放物線が接するとき」
とう有名問題に帰着できる.やることは[解答]とほぼ同じだが,,,.
あとでこの答案も載せるようにする.