2025.02.26記
[2] (1)
のとき,不等式
を示せ.
(2) 次の極限を求めよ.
本問のテーマ
一般化
平均(2025.07.17)
2025.02.25記
[解答]
(1)
は上に凸なので
における接線
よりも下にあるので
となる.
(1)
(2) (1)により のとき
であり,Jensen の不等式により
だから
,
つまり
,
が成立する.両辺を1から2まで積分して
となり, で
が
の
における微分係数に収束することに注意すると,右辺は
に収束するので,はさみうちの原理により求める極限値は
となる.
の Jensen は AM-GM だった、、、.
2025.07.17記
本問を極限と積分が交換すると仮定して(ルベーグの優収束定理から言える)答を求める方法は早くから X で流れていたのだが,放置していたので,そろそろ言及しておこう.
を一般化
平均という.相加平均は
,相乗平均は
,調和平均は
であり,本問では
の場合である.
さて, として
と
の一般化
平均は
となる.本問の場合
,
であり,このとき
であるから
となるので
となる.ここで (
)が成立する.
よって極限と積分が交換すると仮定すると(ルベーグの優収束定理から言える)
が言える.
なお,
も参考になるだろう.
この話と
備忘録:LogSumExp(RealSoftMax) - 球面倶楽部 零八式 mark II
を繋げようかと思ったが,右側の評価が微妙なのでとりあえず放置.