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2025年(令和7年)東京大学-数学(文科)[2]

2025.03.02記

[2] 平面上で \mbox{AB}=\mbox{AC}=1 である二等辺三角形 \mbox{ABC} を考える.正の実数 r に対し,\mbox{A,B,C} それぞれを中心とする半径 r の円3つを合わせた領域を D_r とする.ただし,この問いでは,三角形と円は周とその内部からなるものとする.辺 \mbox{AB,AC,BC} がすべて D_r に含まれるような最小の rs,三角形 \mbox{ABC}D_r に含まれるような最小の rt と表す.

(1) \angle\mbox{BAC}=\dfrac{\pi}{3} のとき,st を求めよ.
(2) \angle\mbox{BAC}=\dfrac{2\pi}{3} のとき,st を求めよ.
(3) 0\lt \theta\lt \pi を満たす \theta に対して,\angle\mbox{BAC}=\theta のとき,
st\theta を用いて表せ.

2025.03.02記
外心が \triangle\rm ABC の内部にあるかどうかが問題となる.外接円の半径は最大辺の半分以上であるから

外心が三角形の内部にあるとき,s\lt t
外心が三角形の周または外部にあるとき,s=t

となることがわかる.

[解答]
(1) 三角形 \mbox{ABC} は一辺1の正三角形だから s は一辺の長さの半分で s=\dfrac{1}{2}t は外接円の半径で t=\dfrac{1}{\sqrt{3}} となる.

(2) \mbox{BC} 上に \rm D\rm AD=BD となるようにとるとき,s=\mbox{BD}=\dfrac{1}{\sqrt{3}}(一辺1の正三角形の頂点と重心の距離に等しい)となり,このとき三角形 \mbox{ABC}D_r に含まれるので t=\dfrac{1}{\sqrt{3}} となる.

(3) (i) 0\lt \theta\leqq\dfrac{\pi}{3} のとき, s=\dfrac{\mbox{AB}}{2}=\dfrac{1}{2}t は三角形 \rm ABC の外接円の半径 t=\dfrac{1}{2\cos\dfrac{\theta}{2}} となる.

(ii) \dfrac{\pi}{3}\leqq\theta\leqq\dfrac{\pi}{2} のとき,外心が \triangle\rm ABC の周または内部にあるので s=\dfrac{\mbox{BC}}{2}=\sin\dfrac{\theta}{2}t は三角形 \rm ABC の外接円の半径 t=\dfrac{1}{2\cos\dfrac{\theta}{2}} となる.

(iii) \dfrac{\pi}{2}\leqq\theta\lt\pi のとき,外心が \triangle\rm ABC の外部にあるので s=t=\dfrac{\mbox{BC}}{2}=\sin\dfrac{\theta}{2} となる.




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