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2018年(平成30年)東京大学-数学(理科)[6]

2020.09.30記

本問のテーマ
シュタインメッツの立体(直交2円柱の交わり)

2024.09.22記

[解答]
(1) y=tV_1 と共有点をもつ範囲は -r\leqq t\leqq r であり,切り口は
(x-a)^2+z^2=\sqrt{r^2-t^2}
0\leqq a\leqq 1 で動くときの通過範囲である.また,y=tV_3 と共有点をもつ範囲は 1-r\leqq t\leqq 1+r であり,切り口は
(x-1)^2+(z-c)^2=\sqrt{r^2-(1-t)^2}0\leqq c\leqq 1 で動くときの通過範囲である.

よって,平面 y=tV_1,V_3 添うほう と共有点をもつ範囲は -r\leqq t\leqq r かつ \dfrac{1}{2}\lt r\lt 1 により,1-r\leqq t\leqq r である.

共通部分については,
(x-a)^2+z^2=\sqrt{r^2-t^2}0\leqq a\leqq 1 で動くときの通過範囲と円 (x-1)^2+(z-c)^2=\sqrt{r^2-(1-t)^2}0\leqq c\leqq 1 で動くときの通過範囲を図示すれば良いが,円の半径の大小関係は t=\dfrac{1}{2} で入れかわるので 1-r\leqq t\leqq\dfrac{1}{2}\dfrac{1}{2}\leqq t\leqq r で場合分けが生ずる(図示略).

(2) y=t における共通部分において (1,t,0) から一番遠い点は (\sqrt{r^2-t^2},t,\sqrt{r^2-(1-t)^2}) であるから,
(r^2-t^2)+\{r^2-(1-t)^2\}\leqq r^2
つまり
r^2\leqq 2t^2-2t+1
1-r\leqq t\leqq r で成立することが必要十分条件である.

ここで 2t^2-2t+1t=\dfrac{1}{2} で最小値 \dfrac{1}{2} をとり,\dfrac{1}{2}\lt r\lt 1 より t=\dfrac{1}{2}1-r\leqq t\leqq r に含まれるので,求める必要十分条件r^2\leqq \dfrac{1}{2} である.よって求める必要十分条件\dfrac{1}{2}\lt r\lt 1 を考慮して
\dfrac{1}{2}\lt r\leqq \dfrac{\sqrt{2}}{2}
となる.

(3) V_i の体積を v_{i}V_iV_j の共通部分の体積を v_{ij}V_1V_2V_3 の共通部分の体積を v_{123} とおくと,(2)により v_{13}=v_{123} である.よって
V=v_1+v_2+v_3-v_{12}-v_{13}-v_{23}+v_{123}=v_1+v_2+v_3-v_{12}-v_{23}
である.図形の対称性から v_2=v_3=v_1=Sv_{23}=v_{21}=T であるから
V=3S-2T
となる.

(4) S は円柱と球の体積に分けて\pi r^2+\dfrac{4}{3}\pi r^3 となる.
T は2円柱の共通部分の \dfrac{1}{4} と球の体積の \dfrac{3}{4} を合わせたものだから \dfrac{1}{4}\cdot\dfrac{16}{3}r^3+\dfrac{3}{4}\cdot\dfrac{4}{3}\pi r^3=\dfrac{4}{3}r^3+\pi r^3 となる.

よって
V=3S-2T=3\pi r^2+ \left(2\pi-\dfrac{8}{3}\right)r^3
となる.




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