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2013年(平成25年)東京大学前期-数学(文科)[4]

問題:2013年(平成25年)東京大学前期-数学(文科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR

2013年(平成25年)東京大学前期-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
の(1)のみ.該当する部分を切り貼りしておく.

2022.03.10記
非常に考えにくい問題.何に着目するかによって難しさが変わる(2025.01.28 に(1)[別解]を追加した.こちらの方がわかり易い).

[解答]

\rm A が得点をするのは裏が偶数回出た後に表が出たとき,\rm B が得点をするのは裏が奇数回出た後に表が出たときである.

(a) \rm A が2対0で勝つとき:
n 回目が表であり,n-1 回までに裏が n-2 回,表が1回出てコインが \rm A にあるので,n=2m は偶数であり,裏が n-2=2m-2 回出るうちの偶数回目(0回目の含む)の裏が出た次に表が1回でるので、0,2,\ldots,2m-2 回目の m 通りあるから

n が偶数のとき \dfrac{m}{2^n}=\dfrac{n}{2^{n+1}}
n が奇数のとき 0

となる.

(b) \rm A が2対1で勝つとき:
n 回目が表であり,n-1 回までに裏が n-3 回,表が2回出てコインが \rm A にあるので,n=2k+1 は奇数であり,裏が n-3=2k-2 回出るうちの偶数回目(0回目の含む)の裏が出た次に表が1回でて(0,2,\ldots,2k-2回目の k通り)、奇数回目の裏が出た次に表が1回でる(1,3,\ldots,2k-3回目の k-1通り)ので,k(k-1) 通りあるから
n が偶数のとき 0
n が奇数のとき \dfrac{k(k-1)}{2^n}=\dfrac{(n-1)(n-3)}{2^{n+2}}
となる.

以上から,
n が偶数のとき \dfrac{m}{2^n}=\dfrac{n}{2^{n+1}}
n が奇数のとき \dfrac{k(k-1)}{2^n}=\dfrac{(n-1)(n-3)}{2^{n+2}}
となる.

2025.01.28記

[別解]
(1) \rm A がコインを持っているとき,

(i) [表] が出れば \rm A に1点追加して \rm A がコインを持っている
(ii) [裏裏] が出れば \rm A,B 共に点数が変わらず \rm A にコインが戻ってくる
(iii) [裏表裏] が出れば \rm B に1点追加して \rm A にコインが戻ってくる

となる.

(a) \rm A が2対0で勝つとき:
[表] が2個と [裏裏] が k 個(k\geqq 0)の合計 k+2 個を並べ変えて最後が [表] である場合を考えれば良く,その場合の数は [表] が1個と [裏裏] が k 個の並び変えの総数 k+1 通りである.ここで n=2k+2 だから n は偶数でなければならず,このときの確率は \dfrac{k+1}{2^n}=\dfrac{n}{2^{n+1}} である.

(b) \rm A が2対1で勝つとき:
[表] が2個と [裏表裏] が1個と [裏裏] が k 個(k\geqq 0)の合計 k+3 個を並べ変えて最後が [表] である場合を考えれば良く,その場合の数は [表] が1個と [裏表裏] が1個と [裏裏] が k 個の並び変えの総数 (k+2)(k+1) 通りである.ここで n=2k+5 だから n は奇数でなければならず,このときの確率は \dfrac{(k+2)(k+1)}{2^n}=\dfrac{(n-1)(n-3)}{2^{n+2}} である.

以上から,
n が偶数のとき \dfrac{m}{2^n}=\dfrac{n}{2^{n+1}}
n が奇数のとき \dfrac{k(k-1)}{2^n}=\dfrac{(n-1)(n-3)}{2^{n+2}}
となる.




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