[2] この問題では,割合や確率に関係したことがらについて考える.
A
A, B, C, D の4人が図1のように丸テーブルを囲んで座っており,それぞれ砂金を
,
,
,
ずつ持っているとする.ただし
は正の定数である.今,4人の各々が,自分の砂金のうち,
の割合を右隣の人に,
の割合を左隣の人に分け与え,残りの
の割合を自分のところに残す操作を同時に行うとする.(図1のように A の右隣は B, A の左隣は D である.)ここで,
は,
,
,
をみたす定数である.この操作を何回も繰り返し,最初から数えて
回目
の操作を終えた時点で A, B, C, D が持っている砂金の量を,それぞれ
,
,
,
とする.ただし,
,
,
,
とおく.なお,砂金は自由な割合に何回でも分割できるものとする.
図1(略)
(A-1) ,
,
,
を,
,
,
,
を用いて表せ.
(A-2) とおく.
は,
によらないことを示せ.
(A-3) とおく.
を,
を用いて表せ.
(A-4) ,
,
,
をどのように選んでも
が
のとき必ず収束するための
,
に関する必要十分条件を求めよ.また,そのときの
の極限値を,
,
,
,
を用いて表せ.
(A-5) とおく.このとき,ある定数
を用いて
と表すことができる.定数
を求めよ.
(A-6) ,
,
,
をどのように選んでも
が
のとき必ず収束することを示せ.また,そのときの
の極限値を,
,
,
,
を用いて表せ.
(A-7) ,
,
,
をどのように選んでも
,
,
,
の各々が
のとき必ず収束するための
,
に関する必要十分条件を求めよ.また,そのときの
の極限値を,
,
,
,
を用いて表せ.
2021.02.15記
[解答]