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2000年(平成12年)東京大学後期-数学[3]

2024.02.12記

[3] 背番号1から5までを順に付けた5人が,何も置かれていないテーブルに向かっている.最初5人は各自3枚のコインを持っている.それを背番号順に必ず 1 枚または 2 枚テーブルの上に置いてゆく.ただし,手もとに 2 枚以上のコインがあるときに 1 枚だけコインを置く確率を p とし,p は人によらず一定とする.

背番号 5 の人が置き終わったところ(一巡目が終わったところ)で,再び背番号 1 の人から順に手もとに残ったコインをテーブルに置いてゆく.

(1) 一巡目が終わったとき,テーブルの上に 7 枚のコインが置かれている確率 Q を求めよ.また,その Q を最大にする p の値と,そのときの Q の値を求めよ.

(2) 一巡目を終えるとき,背番号 5 の人が,テーブル上に 7 枚目のコインを置く確率 R を求めよ.また,その R を最大にする p の値を求めよ.

(3) 二巡目が終わったときのテーブルの上のコインの数の期待値を求めよ.

本問のテーマ
和の期待値は期待値の和
2025.08.06記
[解答]
(1) 5人中3人が1枚,2人が2枚置くので Q={}_5\mbox{C}_3 p^3(1-p)^2=10(p^5-2p^4+3^3 となり,これは AM-GM 不等式により p=\dfrac{3}{5} で最大値 10\cdot\dfrac{3^3\cdot 2^2}{5^5}=\dfrac{216}{625} をとる.

(2) 背番号4までで5枚目あるか6枚あるかで場合分けして
R={}_4\mbox{C}_3 p^3(1-p)^2+{}_4\mbox{C}_2 p^2(1-p)^2=p^2(1-p)^2(4p+6) となる.
\dfrac{dR}{dp}=-4p(1-p)(5p^2+3p+3) により p=\dfrac{-3+\sqrt{69}}{10} のときに最大となる.

(3) 各人が二巡目を終えた時点で2枚のコインを出す確率は p^2 であるから,各人の置いたコインの枚数の期待値は 2p^2+3(1-p^2)=3-p^2 となり,求める期待値はその5倍の 15-5p^2 となる.




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