(2) 以下の条件を満たす自然数 をすべて求めよ.
条件: を満たすすべての整数
について二項係数
は奇数である.
2019.01.12記
二項係数は2で何回割れるか - 球面倶楽部 零八式 mark II
を利用する。
(1)
(2) を満たすすべての整数
について2進数表示における
の計算で繰り上がりが生じないためには、
の2進数表示の全ての桁が1であることが必要十分。 よって、
上記答案をそのまま書いても零点である。
2024.02.11記
(1)
(2) 条件を満たす自然数 に対して,
を満たすすべての整数
について
は全て偶数である.
逆に (
)が;全て偶数のとき,
が奇数であることに着目すると,
を満たすすべての整数
について
は全て奇数である.
よって(1)より,任意の自然数 に対して
を満たすすべての整数
について二項係数
は奇数である,つまりパスカルの三角形の
段目は全て奇数となる.
ある に対してパスカルの三角形の
段目は全て奇数となった次にパスカルの三角形のある段が全て奇数となるのは
段目であることを示せば,求める必要十分条件は
がある自然数
を用いて
と表せることとなる.(1) より任意の自然数
に対してパスカルの三角形の
段目の左から
番目は奇数で,
〜
番目は偶数で,
番目は奇数である.
関係式 を繰り返し用いると
パスカルの三角形の 段目の左から
番目は奇数で,
〜
番目は偶数で,
番目は奇数,
パスカルの三角形の 段目の左から
番目は奇数で,
〜
番目は偶数で,
番目は奇数,
…,
パスカルの三角形の 段目の左から
番目は奇数で,
番目は偶数で,
番目は奇数
となる.
つまり,ある に対してパスカルの三角形の
段目は全て奇数となったとき
〜
段目までは全てが奇数とはならないことが言えた.そして
段目は全て奇数となるので,ある
に対してパスカルの三角形の
段目は全て奇数となった次にパスカルの三角形のある段が全て奇数となるのは
段目であることが示せた.よって求める必要十分条件は
がある自然数
を用いて
と表せることとなる.